Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

毎日メインシステムを聴いている

2019年04月30日 | ピュアオーディオ


昨日は朝から雨でウォーキングに出かけられない。午前中は音楽部屋のサブシステム3セットを軽く鳴らして、午後からメインシステムを聴いた。毎日メインシステムは2時間ほど聴く様にしている。どんな曲を聴いているのか?今までは断片的にしか書いた事が無かったですが、

昨日の楽曲メニューはDAT(120分)・・・FM放送の録音
1)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(サバリッシュ/ウィーン交響楽団)
2)ブラームス:バイオリンとチェロの為の二重協奏曲(Vnムター Cメネセス カラヤン/ベルリンフィル)
3)シューマン:交響曲第4番ニ短調(テンシュテット/ベルリンフィル)
4)ワーグナー:タンホイザー序曲(ベーム/ウィーンフィル)
5)ボーン・ウィリアムズ:富める人とナザロ(ネーメ・ヤルヴィ/イエーテボリ響)
6)ヴェルディ:仮面舞踏会序曲

ここで一休憩。コーヒーとお菓子をつまんで・・・。

次にMDで(FM放送の録音)
7)ボッケリーニ:ギター五重奏曲(イエペス/メロス四重奏団)
8)モーツァルト:デュポールのメヌエットによる変奏曲K573(Pブレンデル)
9)ベートーベン:弦楽四重奏曲変ホ長調(アルバンベルク四重奏団)
10)モーツァルト:フィガロの結婚から(㎳マリアンヌ・クレバッサ ミンコフスキー/ザルツブルグ管)

またここで休憩。今度はCDラインの番ですが、さすがに4時間近く聴いてくるともう集中力が有りません。CDラインはバロック音楽をBGM代わりにかけて、その間ストレッチ体操と筋トレにしました。

昨日は寒かった(最高気温が20℃に届かず)。リクライニングチェアに座って、毛布を掛けて聴いていました。今回はメインシステムだけで聴いた楽曲ですが、午前中はサブシステムでS&Gベスト盤・カーペンターズベスト盤・ギター演奏(アルベニス・ファリャ/アルハンブラ・スペイン舞曲(ペペ・ロメロ)・ギター協奏曲(ミロシュ・カラダグリッチ/アランフェス協奏曲)等を既に聴いています。

一日5時間以上音楽をかけていますので、上記の様な楽曲が毎日です。特に好きなモーツァルト・シューベルト・シューマン・ブラームス・ブルックナー・マーラーの曲を聴く回数が多いです。

自宅システムのサウンドが変わり始めた

2019年04月29日 | ピュアオーディオ


4月17日にエクスクルーシブ M4パワーアンプが修理を終えて帰って来た。(パワーSWのO/H)その後毎日4時間ほど鳴らし込んでいる。一昨日まで4日間ほど、アンプのSWを入れてから1時間ほど経つとRchから音が出たり、出なかったりを繰り返していた。(アンプが温まると出る不具合?)

それが昨日から治った様だ。それと共にサウンドも大分良くなって来た。以前は「線の細い音」でとても褒められたものではなかったが、大分「太い音」に変わって来て、ピアノの左手のサウンドに実在感が出て来た。高域も特に線が細かったがそれも解消されて来た。

今までも「こんなサウンドが本来のサウンドではない」と思っていたので、「鳴らし込み」で変わって来ると経験上確信していた。それが如実に良い方向に変わって来てくれている様だ。まだまだ良くなってくると思っている。

電源・電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線(ユニット配線)と全ての接続をNo1グレードのケーブルで揃えている。行く着く先は「オリンパスクラス」のサウンドになる筈だと思っている。多分1年ほど「鳴らし込み」をしないとそこまでは行かないだろうと、最初から考えていた事なのでまだ途中経過である。

予測通りにサウンドが変わり始めている・・・期待出来そうだ。

音楽を聴くには体力(持久力と筋力)と血流対策が必要

2019年04月28日 | ピュアオーディオ
15年も音楽三昧をしてくると「体力」と「血流」への対策が必須だと感じる。1日2時間程のヒアリングなら「癒し」の効果が得られるだろうが、4時間以上/日も毎日聴いてくると「運動不足」で体力が落ちて来る。

「音楽を聴く」と云う行為は、真剣に音楽と向き合えば向き合うほど、身体を動かさないでじっと聴き込むはずだ。これは精神面では特に問題にはならないが、体力面や血流面では大きな問題となって来る。

リクライニングシートに座って4時間以上、毎日ヒアリングを続けていれば運動機能が下がると共に、体内の血流もおかしくなってくる。オーディオ評論家諸氏に「早死傾向」が有る事は良く知られている。SS誌の執筆家、岩崎氏や瀬川氏、浅沼氏等60歳前に亡くなっている。

オーディオ評論をまじめにやればやるほど、「聴く時間」が増える=「不健康な時間」が増える・・・と私は思う。だから私は25年前から1万歩/日の運動を欠かさない。それでも足りないくらいだと思っている。やはりスポーツをして身体に負荷を掛けてやらないとじり貧になって来ると感じる。

長くオーディオを楽しむためには、体力・筋力・循環力(血の)を維持してやらないと、早死にしてしまうと思う。何事も「ほどほど」が良いのかも知れない。あまりに根を詰めた様な行動は何処かに無理が出て来る。

まだまだ修理をしなければならない

2019年04月27日 | ピュアオーディオ


自宅のEMT#981が「読み込み」不良になって来ました。5月には修理に出す予定でしたので特に慌てる必要は有りませんが、自宅でCDが聴けなくなる事はチョッとストレスになりますね。おそらく「電源部のコンデンサー」が熱で消耗しているんだと思う。このCDPは電源部(ピックアップユニットの近く)でかなりの発熱をします。



自宅システムは最近音のバランスがおかしい?「音の出方」もおかしい?・・・「ふん詰まり」の症状みたいだと感じている。音自体は出ているが、「中低域の押し出し感」が無くなっている。いつも聴いている音楽をかけると「おかしい?」と感じるのだ。

M4パワーアンプ電源ラインを本来のラインから取り始めたので、「負荷」が大きくなっている(伝送容量が大きくなっている)と思う。まだその容量に対応できなくて「ふん詰まり」を起こしている。この様な経験は十分しているので「時間」だけが解決してくれる。久しぶりに「典型的」な「ふん詰まり」の症状を経験した・・・と思っている。更なる不具合につながらなければ良いが・・・。



いつも聴く音量が小さくて(アッテネーター切り替えレベル”0”ポジションだと1クリック)厳しい使い方だとは思う。C3には本来のボリュームとは別にアッテネーター切り替えレベルが①0db ②-15db ③-30db となっている。いつも聴く音量だと、①0dbだと1クリック(7時方向以下) ②-15dbだと9時の方向 ③-30dbだと10時の方向・・・このアッテネーターの切り替えレベルでも「音のバランス」が変わって来る。

Lo-D HS-01 システムのサウンド

2019年04月26日 | ピュアオーディオ


先週から鳴らし出したLo-D HS-01システム。5㎝フルレンジスピーカーです。周波数帯域 :150Hz~20kHzとなっていますが、中域専用の音の様な感じです。10KHz以上は出ていない様な・・・。



とにかく「威圧感」が有りません。現在はカーペンターズを録音したMD専用で鳴らしています。サブシステムのD208システムを聴いてからでも「威圧感」を全く感じません。口径が5㎝ですので箱のサイズ:幅68x高さ88x奥行58mm 重量 :0.55kgと片手に載るサイズの可愛いSPです。

このSPに「音質」を期待してはいけません。ただ鳴ってくれれば良いのです。そう云うものだと思います。現在はBELDEN9497 スピーカーケーブルを接続して鳴らしています。壁掛け用のフックが有れば壁に引っかけて使える様になっています。

「このSPで良いや」と思える日が来た時は「オーディオも終わり」の時の様に思います。

LE8Tシステム復元完了

2019年04月25日 | ピュアオーディオ


月曜日に修理を終えて発送されたLE8Tユニットが到着しました。早速エンクロージャーに組み付けてセットを完了。



ソースは先日FMエアーチェックしたドボルザーク「新世界」交響曲(カラヤン/ベルリンフィル1964年録音)(MD)です。たまたま今日のメインシステムの演目です。全曲を一気に聴きました。思いの外低音が伸びているので満足でした。

このLE8Tユニットはうまく出来ています。きちんとセッティングして高性能なケーブル類やアンプを使うと、その素性をそのまま出して来ます。シンプルな20㎝フルレンジなのですがバカに出来ないサウンドを出して来ます。アンプ類はケンソニックのC200+P300です。こちらも修理上がりで調子が良くなっています。

これでサブシステムの修理関係は終わりです。残るは自宅システムを完成をさせる事。現在、「鳴らし込み」の状態で決してC3+M4の組合せに満足している訳では有りません。アンプ類はまだまだ変遷が有るのか?疑問符が付きます?C3+M4の組合せではまだまだ・・・の状態。鳴らし込みで大きく変化してくれれば評価も変わります。現在は自作管球プリ+WE101Dppパワーアンプの「ドラマチック」な表現に対抗出来ていません。何かアッサリした音なのです。もう少し充実したサウンドが出ても良いと思っています。鳴らし込みをしながら待たざるを得ないのかな?・・・と思っています。

サブシステムをまず1セットに減らそう・・・

2019年04月24日 | ピュアオーディオ


「機器のお守り」でやや疲れ気味。サブシステムが3セット有り、数を減らしたいと思っている。1セットはつい最近増設したLo-d Hs-01システム、こちらはサトリアンプ専用のお守りSP。(こちらは場所を取らないので温存)減らす対象はD208とLE8T。どちらも処分しようかと考えている。そして新たなSP1セットにしたい。

そうなるとアンプ類が余ってしまうが、余ったアンプも処分してしまおうと思う。余計なアンプが有るからSPを買ってシステムを作ってしまう。アンプが無くなれば「諦め」も付く。取り敢えず、ディネッセンのアンプは息子宅に出そうと思う。そうすると彼の処は3台のアンプがTr化される。現在クレル:KST-100、LUXMAN:M-06αと管球アンプ1台の組合せ。本人の希望でTr型アンプへの換装が実現する。どの機種が低域・中域・高域になるかは分からないが彼に任せればよい。更に「低域用」のアンプを200W級に入れ替える予定している。

管球アンプの寿命は長い。下手なTr型アンプより長く持つ。音質も「音の厚み」や「滑らかさ」が有り使いやすい。ただ「低域」の再生だけは「Tr型」の方がキレが有り反応や質感が良い。管球式では低域が丸くなってしまう。その為、メインのオリンパスシステムでも低域はM・レビンソンのNo431L(200W/ch)を使っている。

次に購入するSPは決めている。やはり30㎝ウーハークラスは外せない。38cmクラスになると重量が出て来て一人では動かせない。また38cmクラスでは「スペース」の問題も出て来る。既にメインの2セットが38cmクラスなのでそこまでサブシステムに拘る必要もない。目的が有ってサブシステムを置いているのでその目的を果たせば良い。

LE8Tも修理完了

2019年04月23日 | ピュアオーディオ
先週修理に出したLE8T(ショート)も修理が完了した。修理代を払ったので今頃は運送途中で有ろう。今回は自分で壊してしまったのだから仕方がない事。修理費用だけが痛い。

一つ不具合が出ると「負の連鎖」が続くモノだ。今月は「修理」ばかりだった様に思う。この際思い切って悪い処や気になる処、騙して使って居る処を直してしまいたいと思っているが「修理代」もバカに出来ない。もう少し時間をかけてじっくりと「正常化」を図って行きたい。「不具合」を溜めない事だ。今まで不具合を溜め過ぎていた。



毎日、サブシステム1→サブシステム2→サブシステム3→メインシステム→自宅システムの順番で鳴らしている。やはり一寸システム数が多い・・・と思う。これでは「お守」ばかりして音楽を楽しめないでいる。アンプも全く眠っているものが4台も有る。持ち過ぎだと思う。早く処分したいと思うが・・・「思い入れ」が有るとなかなか踏ん切りが付かない。「優柔不断」に陥っている。

メインシステムと自宅システムでは最低2時間は「音楽」を楽しむ様にしている。最近はショスタコービッチ:JAZZ組曲1・2番やマーラーシンフォニー1番等を良く聴く。一つのシステムでじっくり聴けるのは2時間が限度。それ以上は体力的に問題が出て来る。先の日曜日はヤルヴィさんがハンス・ロットの交響曲1番をNHK交響楽団で指揮していました。初めて聞く名前なので興味津々で4楽章すべて聞いていました。まだ知らない作曲家や曲が沢山有ります。一杯聴きたいとも思うが、好きな曲の方につい手が伸びてしまう。

ケンソニックC200+P300の組合せ

2019年04月22日 | ピュアオーディオ


ケンソニックのC200+P300は45年前のアンプです。購入したのは当時憧れていましたが、若干20歳の私には買えない代物でした。あれから45年、中古で廉価で手に入る様になりました。購入にあたって「古すぎてパーツが壊れて故障の連続」と云うのを危惧していました。



実際に購入して1年半にもなります。最初の1年は「眠っていたアンプ」特有の「半導体」が蘇る時に変な音が出ましたが、特にトラブル無く使えました。しかし、P300のSW ON後の「立ち上がり」時になかなかリレーが入ってくれません。そこで今回修理に出しました。修理を終えて帰って来たP300がアッテネーターのガリも無くなりほぼ正常になりました。これからは安心して使えると思います。

「オーディオ全盛時代」の幕開けの「フラッグシップモデル」ですので良い部品を使って有る様です。同時期のパイオニアのエクスクルーシブC3+M4も同じ様に「しっかりした部品」を使って有り、45年経った今でも壊れないですね。当時は「手作り」に近い作り方をされており、修理もパーツ1個1個が交換できる様に作られています。その意味では後の「リフロー半田」の様な「基板毎の交換」見たいな事は有りません。

今後はこのC200+P300がサブシステムのメインになると思います。プリアンプは殆どトラブル無く今までも使えています。丈夫なアンプですね。

ディネッセンの「アンタレス」パワーアンプ

2019年04月21日 | ピュアオーディオ


ディネッセンのパワーアンプ「アンタレス」は非常に珍しいアンプです。デバイスはFETです。今年このアンプは「処分」しようと予定していたのですが、「残留ノイズが有る」と正直に書いていたら買い手が付かなかったので、改めて聴き直して見たらかなり良いサウンドがしそうだと思い直し、今回「ノイズ取り」の修理に出しました。出ていた「残留ノイズ」は「グランドアース」が十分とれていない症状・・・に思えました。



今回「ゴッドハンド」にお願いして、グランド配線の引き回しを再点検していただきました。その結果、意味不明の「引き回し」が有ってノイズを拾って居たみたいだ・・・との事で、グランドアースを引き直していただきました。



修理が終わったアンプを繋いで「ノイズ確認」・・・D208ユニット(97db/m)に耳を当てて確認しましたが、可聴帯域のノイズはほぼ取れています。これなら「実用」に出来ます。早速鳴らして見ました。ダイナミックレンジが広がっています。当然「音数」や「スケール感」も増えています。組み合わせた管球プリアンプの良さが出ているのか・・・艶やかで細やかさがでて非常に良い感じです。しばらく鳴らし込んで後日ヒアリングの感想を述べたいと思います。