「池上彰そうだったのか」(11月30日・午後6時56分からのアサヒ系テレビ・
北海道・HTBテレビ)が放映された。その中で、21世紀末の避暑地は沖縄の「那覇」
であるとの発言にビックリした。これは2018年8月に環境庁が発表した「2100
年 未来の天気予報」を基にした判断のようである。その資料によれば、那覇39度、
東京44度、札幌41度となっている。しかし、真夏日は、沖縄は年に180日、札幌
は30日となっている。真夏日の日数を度外視して、単に一日の温度たけで避暑地と判
断するのは間違っているのではなかろうか。池上氏とは思えない稚拙な判断といえよう。
日本の中で避暑地としてあえて地名を上げるならば、北海道の大雪山の中腹に位置す
る美瑛町や富良野市などであろう。また位置的に最北端の地ならば利尻島や礼文島であ
ろう。両島には飛行場もあるからである。
一方、もともと環境庁の気温の予測に異論を唱える人もいたのである。いずれにしても、
人類の延命に関わる数値や判断はもっと慎重にしてほしい。なぜなら、人類の延命方法
などにかかわる重大な間違いは許されないからである。
テレビという公器で公表する以上、もっと慎重にしていただきたい。
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