岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

5月25日 視察/「岡山市中央卸売市場ローエナジー管理棟」と「バイオディーゼル岡山」 & チューリップの会総会

2012-05-25 | 議会


 今朝は、資源ゴミの当番。「なんだこりゃー」。生ゴミ、不燃物、ペットボトル、可燃物がごちゃごちゃになって、ぷ~んと臭う袋が幾つかある。臭わないまでも資源ゴミ以外のゴミもたくさん出されている。かと思えば、梅酒をつくり、大きな容器に梅だけが残ったまんまで置いてあったり。年度始めだからなのか、今までになくひどいなぁ。
 以前にも確認したのですが、毎年、不動産業を通じても啓発を行ない、何カ所かは現在も、職員が夜に立っての指導をしているということ。とにかく啓発を重ねるしかないのか…。

   *        *        *

 今日は豊かな循環型社会構築調査特別委員会で、「岡山市中央卸売市場ローエナジー管理棟」の取り組みと、廃食油を回収してバイオディーゼル燃料(BDF)を製造・販売する「バイオディーゼル岡山」の現地視察にいきました。現地視察はいいですね。岡山市内で行きたいところはまだまだあります。

 エコ市場をめざしている中央卸売市場は、①管理棟の屋上に設置した太陽光発電設備(市内で最大規模40kw、写真)、②管理棟事務室等のLED蛍光灯化、③電気自動車急速充電器設置(24時間無料)、④電気自動車2台。これらによって、管理電力量の約25%を削減したということです。①~③は環境省「地域グリーンニューディール基金」100%補助事業です。
 これからは、災害時にむけての非常用蓄電池の設置や、LED蛍光灯化を市場内業者にも広げていきたいとのこと。卸売市場はそもそも廃棄物系バイオマスがあるところなので、例えば川崎市や京都市のように、それを利用する方向も検討してほしいなぁと思います。 

 写真は、「バイオディーゼル岡山」のバイオディーゼル燃料製造プラント前でです(1200kl/年,国内有数の製造能力。3億円、国の補助金1/2)。5月に入って、1日、11日とヘルメット姿の写真が続いたので夫が笑っておりましたが…。
 この会社は、岡山市のパートナー企業としてBDF事業を実施しています。岡山市が資源化物として回収(資源化物ステーション3700カ所)、小中学校給食、県内のスーパー・コンビニ・食品製造会社などの廃食油でBDFを製造し、燃料を販売しています(岡山市のごみ収集車/90台余、一般廃棄物収集運搬委託業者/33台、民間事業者/運送・ごみ収集・バスなど)。
 スタート時から3カ年の国の補助金も昨年度で終了し、今年度からはまさに自力。BDF製造能力100kl/月に対し稼働率は5割。素晴らしいプラントがあるわけですから、なんといっても回収・販売ともに拡大することが大きな課題。今朝の資源回収のとき、私たちのごみステーションには10個余の廃食油が出されていましたが、食用油はまずできるだけ使いきって、廃油状態になったら、流したり(厳禁)、紙などに吸わして燃えるゴミにだすのではなく、資源ゴミの日に出す取り組みが必要ですね。
 
   *        *        *

 今日は、チューリップの会(支援の必要な子どもの社会参加を考える会)の総会でした。この会は、一人ひとり、一つひとつのことを、大切にていねいに活動をされ、チューリップの会の輪のなかにご一緒させて、喜びや学びの多い会です。子どもたちが日々成長するなかで、それぞれが今も将来も健やかに暮らせるよう、みんなで智恵をよせあって、この一年も歩んでいきたいです。


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5月24日 “2012ワトト チルドレンズ クワイア/希望のコンサート”まで、あと一ヶ月となりました & 議会改革等推進会議 & アフガン料理

2012-05-24 | おにき日記





 “ワトト チルドレンズ クワイア/希望のコンサート”が3年ぶりに岡山にやってきます。
 〈ワトト〉とは、スワヒリ語で「こどもたち」という意味。 このコンサートは、 ウガンダの親を失った子どもたちが贈る将来と希望へのメッセージ…。前回のコンサートの感動は、今でも忘れられません。ぜひ、多くの方に舞台をみていただきたいです。
 昨日、1ヶ月前時点での会合があった(私は終わった直後に合流)のですが、チケットの売れ行きはこれからの模様。ぜひ、皆さん、ご協力ください(チラシ配布、チケット販売への協力etc)。

とき : 2012年06月27日 (水) 開場 18:00/開演 18:30
ところ : 岡山市民会館 大ホール
料金 :前売 大人1,500円 小 中 高校生 500円 (全席自由)
   ※小人は小学生以下 / 幼児膝上鑑賞は無料
主催 : こくさいこどもフォーラム岡山
連絡先 : TEL 086-244-7721/ FAX 086-244-7724
Website : https://www.facebook.com/events/178108568976155/

   *        *        *

 今日は議会改革等推進会議の一日でした。条文については一通り検討したことになります。
 とくに大きな論点はなかったのですが、これまで正副座長案が出されたものに対し、当局からのご意見が「議会への説明・資料提出」の項にありました。「必要に応じて」など表現に配慮をということでしたが、「努める」という条文案ですので、以下(概略)のような原案通りでとなりました。
 重要な計画・政策等を議会に提案するときには、次のことについて明らかにするよう努めるものとする。①計画等の背景及び検討経緯、②市民参画の実施の有無及びその内容、③総合計画及び法令との整合性、④将来にわたる収支見通し。また、予算・決算審議については、施策別又は事業別のわかりやすい説明資料を作成するよう努めるものとする。

 そして、夜には、初のアフガン料理です。アフガニスタンの方がいらっしゃる家庭でご馳走になりました。日本全体で1148人(2010年)がお住まいということで、岡山市では…。どの料理(ラムの柔らか煮込み、野菜の炒め煮、鶏の唐揚げ)にもたくさんのガラムマサラが使ってあって、さわやかでした。美味しい。
 face to face の出会いはいいですね(^^)。




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5月22日 〈子ども未来愛ネットワーク〉総会/つながることが乗り越えていける力にと

2012-05-22 | おにき日記





 今日は、〈子ども未来愛ネットワーク〉総会でした。報告は、紙を節約したようで、すべてパワーポイントでした。新しい形ですね。会員には予め、メール配信。報告内容はすっきりと分かりやすくまとめられ、かなり準備をされたことと思います。

 一時保養、移住者支援、野菜プロジェクトetc。6、9、12、3月と3ヶ月ごとに行なわれた「フクシマに想いをよせるイベント」開催は参加者の想いをいかす活動でしたね。代表の大塚愛さんの講演回数は4月の終わり段階で93回(参加者数5600人。移住されてきたご自身の生活を抱えながらのメッセージ発信。岡山を、私の周りの皆さんを、大きく動かしてくださいましたね。心からの感謝です)。交流会の開催14回。これらに加え、私にとっては、メーリングリストからの情報もありがたかったです。こうした本当の「情報」の得方・発信の仕方・向き合い方…、「情報」を得ることへの問題意識が大きく膨らんだ一年でもありました。

 総会後は交流会。ダイアローグカフェという形でと司会を私が頼まれました。ダイアローグカフェに参加をしたことがなかったのですが、参加者の皆さん同士が、語り合い、聴き合い、想いを共有し、それぞれがこれからの一歩を踏み出せる場になればいいのかなと思ってお引き受けしました。市場恵子さんが歌で交流へとつないでくださいました。

 カフェへの種まきの話をしてくださったのが、〈よりはぐプロジェクト〉の平尾さんと大見さんです(写真)。平尾さんはご縁のある福島県伊達市を訪れ、まちの状況、伊達市のお母さんたちとダイアローグカフェをされたことを、福島県から避難・移住をしてこられた大見さんは、ご自身と家族、そして身近な人たちに起きたこと、そのことを通して感じたこと丸ごと一年(と感じられるほどに大きかった)を、「子どもたちにはのびのびと子どもらしく生活してほしい」という想いのなかで語ってくださいました。お二人に感謝。
 カフェでは、共通の課題が幾つかも浮かびあがってきました(皆さんからの発言を書いたホワイトボード。字を書くのが苦手(>_<)。語り合って、元気がでた。〈諦め〉ずにつながっていくことが、乗り越えていく力になる。……。こうして正しい〈情報〉と〈力〉を得ながら、私自身(一人ひとり)の想いも大切にし、皆さんとともにと。

   *        *        *

 午前中は、ジェンダー統計リーフレット作業、夜は、ワイズメンズクラブで学童保育のあり方について学びをいただきました。課題はいっぱい。でも、全部がつながっている。丑年なのでかどうか、咀嚼に時間がかかる私ですが(>_<)、栄養・肥やしをいただく皆さんの存在はありがたいです。




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5月21日 日蝕 & 会派会合

2012-05-21 | おにき日記





 見られましたか、日蝕。私は前の日からワクワクしていました。岡山市での食分は0.93ということで、あと一息で金環日食。写真は、東京に暮らす、私の大学時代の先輩が撮っていらっしゃったもの。見事ですね。
 今から17年くらい前、インドでたまたま皆既日食を経験しました。風がふき、本当に薄暗く涼しくなって、場所がインド(ベナレス)ということもあってか幻想的な気持ちになったことを思い出します。
 近くで日蝕を見る親子の声が聞こえました。私も子どもの頃、日蝕・月蝕、必ず、見ていましたけど、そんな経験はたくさんしてほしい(^^)。

 月曜日は会派会合の日でした。6月議会の一問一答(試行)の方法が決まりました。各会派で5人に一人。したがって、市民ネットは一人。担当を決めました。議会のトップ(初日から2日目)に集中して行なわれます。
 議会基本条例も大詰めにはいってきています。実効力をともなうものをというご提案、もっともです。主には「通年議会」の討議をしました。定例議会に間に合わないので、予め決定して行ない後に報告・承認という専決事項がなくなり、議長が必要に応じて開くことができます。


 
 


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5月20日 岡山市原爆被爆者会総会 & NPO法人陣屋総会

2012-05-20 | おにき日記





 豆乳プリンにパン。友だちの手作りプレゼントです。いただいたときは、パンはまだあったか。心はもっとあったかでした(^^)。食べたいけど、我慢。明朝いただきます。

 今日は幾つかの総会に行きました。そのなかで…。

・岡山市原爆被爆者会総会
 議員になって初めて参加をしたときから、毎年参加をと思っているのが、この総会です。会員の平均年齢が80歳と高齢化していますが、2世の人などへの広がりも出て来ているそうです。2世健診というのもあるのですね。岡山市では昨年度、115人の方が受診されています。
 平末会長のご挨拶を感銘をうけつつ聞いていました。核廃絶にむけての取り組み、現行援護法改正に向けての取り組み、3.11の原発事故や原発労働で被災・被曝した方々の就職などへの差別が、自分たちが受けてきたようにあるのではないかと心配。一緒にがんばっていきたいと。

NPO法人陣屋
 あったか地域づくり事業(あたりまえの暮らしを支える地域生活支援をめざす)ということで「ぼちぼち文庫」・「まったり・息抜き事業(電話相談)」、高齢者・障がい者福祉サービス事業「ちゃぶだい」、研修・啓発事業etcをしていらっしゃいます。活動がはじまって丸一年。総会の場はあったかい雰囲気がいっぱいでした。
 今年度から移動支援事業などもスタートされます。地域と暮らしに根ざした、また介護事業ではフォローできないことにもしなやかに対応していらっしゃいます。自分の近くにこういう場があるといいなぁと。介護事業の体制がかわって、厳しくなっている事業所が多いですよと。
 二つの会とも、ボランティアなどご一緒に活動してくださる方を求めています。

 



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