岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月30日 女性のエンパワーメントにむけての国際連携。ワトト・ジャパンの林桃子さんと1年ぶりの再会

2010-10-30 | おにき日記





 女性のエンパワーメントにむけての国際連携を考えるシンポジウム「改めて問う『国際社会と連携するNGO活動』とは」があり、参加をしました。主催は、㈶大学女性協会です。
 写真中央は、シンポジウムのパネラーとして参加をした林桃子さん(ワトト・ジャパン)です。昨年、ワトト・コンサートでお世話になりました。お隣は、岡山でのコンサート公演代表の高田武子さんです。

 基調講演は前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎さん。アジア初の事務局長を10年間務め、2009年11月に退任。実は、私の妹・たまみも参加をしたのですが、ご講演が終わると、二人思わず顔を見合わせて、「すごい人だねぇ」と。多くの取り組みの一つとして、ユネスコとNGOとの公的関係を広げて来られました。今では、NGOの協力を得ないでやっていることがとても少ないと。外務省時代には、ODAメニューにNGO事業補助金を作られた方です。

 基調講演を受けて、3つのNGOからの発言。3人3様の組合せがなんともヒットでした。NGOというと海外支援を思い浮かべますが、日本BPW連合会からは、「持ちつ持たれつ」と日本の女性指導者育成事業(ボストンでの研修など若者対象。とても大切です)。ユニフェムからは、アジア女性の抱える、貧困・暴力・エイズ問題解決への地道な支援事業。支援を通して、「自分たちの言葉で語る力を持つようになる」というのが印象的。女性のエンパワーメントに向け、長年、着実に活動をしてこられたNGOと出会えたのは嬉しかったです。
 そして、ワトト・ジャパンの林さんは、ウガンダの女性や子どもたちの状況(エイズ・少年兵)と活動紹介。話は具体的で心に迫ってきました。国際社会が抱える現在の課題が浮き彫りに。若い林さんからの、ワトトと日本の子どもの交流の大切さ(生き方、教育のあり方)の提案もよかったです。

 これからのNGO活動への提案が幾つか出されていました。私のライフワークの一つとして心にとどめているのが、女性のエンパワーメント(とりわけ、心と体の健康)に向けた国際連携です。最近、なかなか具体的な動きにリンクできませんから、今回のシンポジウムはとても刺激的でした(^^)。
 岡山市も友好都市との交流を行っていますが、具体的なテーマ設定やNGOとの連携など、さらに工夫が必要ですね。市民社会の重要な担い手であるNPO、NGO支援・連携についても、深めていく必要があります。

   *        *        *

 妹とお茶をしようと寄った品川駅近くのカフェで、丹波産猪と胡桃のソースのパスタがありました。「猪?」ということで、方針変更して、食べてみました。キッタラというギターの弦を張った道具で作る、断面が四角い生パスタにソースに和えてありました。ミートソースの猪版は、けっこういいお値段。いろんな試みがありますね。



 


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