岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

11月14日 ワトトの子どもたちは、あちこちに交流の輪を作って、広島に出発

2009-11-14 | おにき日記


   

 ワトト・チルドレンズ・クワイアの子どもたちは9つの家族に分かれてホームステイ。我が家はなかったのですが、早朝予定のあるホームステイ先からバトンタッチ。10歳の子ども二人と22歳の医学生ボランティア。1時間弱ですが、仲良く過ごしました
 積木やぬいぐるみで、無邪気に遊ぶ子どもたち。小さな積木で、“教会”を作っていました。もう一人の子どもは床に“人”を作って、側に自分も横たわって声をかけていました。なんか、二人ともにとって大切なものを作ってくれたのかなぁと。出発時刻を告げていたので、少し前に自分たちで積木をお片付。きちんと躾けてありますね。こうして、あちこちで交流の輪も作ってくれました
 午前中のプログラムは、岡山YMCA主催で子どもたち同士の楽しい交流。YMCA主導のワークショップですから、ワトトの子どもたちもリラックスして楽しく過ごしていました。午後1時、岡山を離れ、明日の予定地の広島へ。ここでフィニッシュ。水曜日にウガンダに帰国します
   *        *        *
 ワトトの皆さんとの出会いもさることながら、今回のコンサート準備の過程で、たくさんの人とたくさんの心に出会いました。ステキな出会いをプレゼントしてくれたワトトたちに感謝します


 

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11月13日 ワトトたちの〈希望のコンサート〉に感動

2009-11-13 | おにき日記



 アフリカ・ウガンダから、子どもたち(ワトト)がやってきました。岡山中央中学校では素晴らしい交流になったとのこと。そして、会場の三木記念ホールは多くの人で、ワトトたちを迎えることができました。皆さんを前に、ワトトたちは、とても乗っていたそうです。そして、参加者は…、小さな子どもからおばあちゃんまで、大いに楽しんだようです。
 私はスタッフなので、ゆっくり楽しむわけにはいきませんでしたが、山のように返ってきた感想をみると、「元気と希望をもらった」、「感動した」……。エイズや内戦で両親を失った子どもたちの現実に、我が身を振り返った子どもも。アフリカンの音楽とリズムは、体に力がみなぎってきますね。音楽にのって、つながっていくことの素晴らしさを再認識しました。
 多くの皆さんに支えられ、実現したコンサートです。心から、ワトトたちに、岡山の皆さんに、感謝しています。



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11月12日 いよいよ明日がワトト・チルドレンズ・クワイア

2009-11-12 | おにき日記

 明日のワトト・チルドレンズ・クワイア・コンサートの準備で一日中、バタバタしていました。展示物やバザー用品を取りにいったり、最終的なチェックをしたり……
 私自身はなかなか思うように段取りが進んでおらず、若干不安ですが(^^)、公演代表の高田武子さんのリーダーシップのもと、いいコンサートになりそうで、とても楽しみです。写真は、昨日の最後の会合の様子です。盛り上がってきていますね。高校生、大学生もたくさん協力をしてくださいます。いろんな出会いをいただいて感謝!感謝! 元気がでます
 ワトト・クワイアの皆さんは、明日の11時に岡山中央中学校に入ります。その交流の様子を私たちは見ることができませんが、中央中学校の子どもたちにとっては、未来に向かって貴重な時間となりますね。コンサートとあわせてNHKが取材をし、16日か17日の午後6時台ニュースのなかで放映予定です。どうぞ、ご覧ください
 では、もう一踏ん張りです。体がたくさんほしい


 
 

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11月11日 京都市の不登校の子どもたちへの施策

2009-11-11 | おにき日記

   

 三日目は、京都市の「こども相談センターパトナ」へ。パトナとはパートナーを表現しているとのことです。写真はパトナ前と、「ふれあいの杜」の子どもたちが作った作品前で。
 ここでは、不登校をはじめとする、子どもたちの不安や悩み、保護者の心配や気がかりの相談に応じ、自立を促す効果的な支援を行うために、「教育支援」と「生活指導」を行っています。カウンセリング相談人数は延17055人(2008年度)、他にも電話相談、日曜不登校相談があります。40人のカウンセラー対応という支援の厚さを感じます。
 また、不登校の子どもたちの活動の場である「ふれあいの杜」(適応指導教室)を充実させて一体化させています。「ふれあいの杜」はここも含めて市内に5カ所。隣りには、不登校の子どもたちの学習支援のために生まれた市立「洛風中学校」があり、新しい学びや育ちの場を提供しています。市内にはもう一つ「洛友中学校(昼間部)」があり、夜間部(様々な事情で学齢期に義務教育を受けられたなった方の学びの場。平均年齢60歳以上)と合同授業を行うというユニークな事業を行っておられます。洛風・洛友中学校卒業生の多くは高校に進学を行っているということです。
 京都市の不登校児童は1000人弱とのことですが、相談の場・機会を積極的に持ち、こうしていろんな選択肢を準備されているのは学ぶべきことですね。
   *        *        *
 一緒に視察にいったある議員さんが、今回は鬼木さんが計画を立てたんかなと言われ、思わず笑ってしまいました。視察資料は事務所に置いています。どなたでもご覧ください。




 
 

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11月10日 多文化共生をめざして、磐田市へ

2009-11-10 | おにき日記



 視察二日目は、ジュビロ磐田で有名な磐田市へ。ここは多文化共生施策の先進地でもあります。
 昼食後30分時間があったので、まちを一人でウロウロ。緊急避難所の掲示板は、ポルトガル語、スペイン語、英語、ハングル標記。文化財の説明板はルビ振り表記。写真は磐田駅前で。磐田市にある「旧見付学校(日本最古の木造擬洋風校舎/国指定史跡)風の作りです。
 人口の5%、8704人が外国人で、そのうちの72.5%がブラジル人。ヤマハ、スズキetc…、大きな工場があり、日系ブラジル人が多く働いています。岡山の外国人人口構成とはかなり異なりますが、共通する課題も多いです。

 いいなぁと思ったのは、訪問調査による実態調査を行った上でプランを作成していること。多文化交流センターが市内に2カ所あり(行ってみたかったですね)、親子遊び、宿題サポート、日本語・ポルトガル講座、子育て・教育・生活情報の提供が行われること。日本人と外国人で多文化共生社会推進協議会がつくられ、計画の提言や具体的な推進に関する協議が行われていること。まち作りに向けて集住地域の自治会が積極的に取り組み、防災訓練や不就学児童への対応にもつながっていること。ポルトガル語版広報紙があることなどなど……たくさんあります。

 生活習慣の違いで、ゴミの出し方、夜の騒音には困っていたようですが、こうした総合的な取り組みのなかで解決していっているようです。写真は、外国人登録窓口。外国人の方が、磐田市にきて最初に訪れるところです。手続きの待ち時間の間に、磐田市での生活のオリエンテーションが行われ、以後、何か相談があるとこの窓口にこられるとのこと。岡山市もこんなシステムを採用したらどうでしょうか。ちなみに窓口業務は市、オリエンテーション・相談業務は国際交流協会への委託です。

 厳しい経済状況のなかで仕事を失ったブラジル人たちを多く抱え、格闘中という職員の皆さんの面持ちでしたが、外国人も地域住民という認識のなか、現実の課題に真摯に取り組まれている姿勢に、我孫子市に続き、元気をいただきました。 

 


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