岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

11月21日 地域から運動のネットワークを創ろう

2009-11-21 | おにき日記

 “労働”とは人間の尊厳。でも、今、“労働”を取り巻く状況はとても厳しい。条件は悪くても失業すれば暮らしていけないのは非正規の人たちばかりではない。地域から運動のネットワークを創ろうと、“労働”の現場でがんばっている筋金入りの面々(写真)から報告がありました。
 郵政現場で働く人から、郵政民営化で分社化され、非正規雇用が6割にと増加。格差が広がった現実を、直接的には、はじめて聞きました。非正規の人たちは、6ヶ月更新ということもあり、労働組合には入らない。横田さんは、誰とどこと何を目的にどんな風につながるのかと問題提起。
 労働条件が整えられている職場で働いたことのない=“労働とは何か”、何が問題なのか分からない若者が増えています。労働基本法が守られていない状況があちこちにあります。労働運動は非正規職員の組織化が必要だと思いますが、地域に、暮らしのなかに、ネットワークを張り巡らせて、そんな人々をとらえ、サポートしなければと思うのです。ほんとは、行政もすべきこと。どこに相談にいけばいいのかわからない人たちがいるのです。
 広島電鉄が全契約社員(非正規)を正規雇用とした話がだされました。契約社員の待遇は改善されますが、ベテラン社員には「賃下げ」となった人たちもいます。同一労働同一賃金、ワークシェアリングと、言葉は聞かれるようになりましたが、今の日本ではなかなか進まないなかでの画期的な実施。大きな課題です。



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