岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月20日 決算委員会病院事業会計

2009-10-20 | 議会

 現在は、決算委員会の最中。決算委員会は適正に執行されているのか、会計的にも中身的にも行政全般をチェックする大切な委員会ですが、正直なところ、私にはまだまだ数字と向き合いながら「勉強」という要素が強いです。
 議員一年目は一般会計、二年目は特別会計、そして三年目の今年は企業会計で、一通りすることになります。企業会計は、水道・工業用水事業、病院事業、市場事業があり、16日の水道事業に続き、今日は病院事業の委員会がありました。水道はライフライン、病院はセーフティーネット。どちらも生命とつながっている大切な事業です。
 水道事業。もっとも独立した企業としての色彩が強いということでしょうか、空気が異なるように感じました。岡山市が今進めている水道事業の総合計画(アクアプラン2007)などを改めて学び、水道事業の尊さを感じました。気になったのは、鴨越浄水場の老朽化により、この4月からはこの浄水場を休止し、その分量分を岡山県広域水道企業団から受水しているということです。これは苫田ダムからの水を多く含むもので高い。今、ダム問題がクローズアップされており、私は不要のものだと思っていますが、今後の水道料金への懸念があります。
 病院事業会計では、公的病院の市民病院を今後どうしていくのかが、大きな議論として出されました。旭川より東側の病院が少ないので、そういうことも考えるべきではないのかと。病院としては前年度比較で患者数が減っており、医業収支は2006年度以降各年度とも損失を生じています。病院をとりまく状況には厳しいものがありますが、2008年度の減は、私には医師・看護士不足の影響が強いように思います。
 経済状況が厳しいなか、公的病院に誰もが安心して受診できるよう、持続可能な運営の検討が求められますが、野宿生活者や外国人にとっても更に体制の充実をさせていかなくてはならないと思います。



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