万成病院のひまわりサロンに参加をしました。
国立療養所愛生園の盲人会が中心になって1953年に結成されたハーモニカバンドが「青い鳥楽団」です。楽団が解散した後も、楽長の近藤宏一さんは「ひとりだけの青い鳥楽団」の活動を続け、ハンセン病や偏見によって苦しむ多くの国の人々に希望の光を与え続けました。近藤さんは、ハンセン病を克服して社会に感動を与えた人をたたえる英国の「ウェルズリー・ベイリー賞」を2007年に受賞されています。
今日のリコーダー奏者/神谷徹さんとのコンサートに向けて、意欲的に闘病生活を送っておられましたが、10月5日に逝去。遺影が舞台に飾ってありました。
「青い鳥楽団」の足跡をたどるDVDを見ながら、私も勇気をいただきました。〈知る〉ことと〈出会う〉ことは、偏見をなくしていくだけでなく、私たちの生きるエネルギーになります。
神谷さんは、ストローを使ってリコーダーを作られます。ストローは細いので、写真ではよくわかりませんね。ちくわ笛はお馴染みになってきましたが、ストローも奥が深くて、びっくりしました。愉快な舞台に釘付けでした。
ひまわりサロンも67回目。地道な活動に感謝です。
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この週末は、私が暮らす津島福居の秋祭り。地域の皆さんのご尽力で、今年はさらに盛況でした。沿道で地域の皆さんが、地車が来るのを楽しみに待たれていました。