毎週日曜日の夜は、野宿生活者の皆さんへの炊出しです。来られた野宿の皆さんは50人。メニューは豚汁とおにぎりです。昼間に訪れた家で暖かな服をいただいたので、そのまま持っていきましたが、出したとたんに野宿生活者の皆さんの手に。何枚お洋服を重ねられても寒いのです。新しい顔ぶれが増えていますね。
この間、野宿の会に手紙が3通届いていました。2通は明日への希望がないときに野宿の会のスタッフに出会い、スタッフの励ましに大きな勇気を得て、一歩を踏み出した方(お二人)からでした。新天地で前向きにがんばっておられるという感謝の手紙でした。もう1通は野宿の方を受け入れた企業の方から。嬉しい近況報告の手紙でした。個々人へのこうしたきめ細やかなケアが実りを結ぶのでしょう。スタッフの皆さんの活動は素晴らしいです。野宿の皆さんのなかには、自立の気持ちいっぱいの方がおられます。自立支援住宅のような中間施設の必要性をいつも感じます。
今日も食料の差し入れがいっぱいでした。皆さん、ありがとうございます。家で眠っているインスタント・コーヒーやお砂糖があったら、こちらもご寄付をよろしくお願いします。