岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

1月9日 岡山市、中東和平の実現を願って要請文を送付

2009-01-09 | 平和

 多くの方が、年末からのイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に心を痛めておられると思います。岡山市が1月7日付で、中東プロジェクト開催自治体(5市)の一つとして名前を連ね、駐日イスラエル大使に和平を願って要請文を出していることを知りました。岡山市が平和のために行動したことがとても嬉しいです。
 中東和平プロジェクトとは、テロや紛争で肉親を失ったイスラエルとパレスチナの子どもたちを日本に招き、ホームステイなどを行いながら、ともに未来を見つめようというプロジェクトで、これまで5市が行っています(岡山市は2004年)。
 とても素晴らしいことです。要請文を岡山市のホームページなどで掲載し、市民の皆さんに知っていただけるといいですね。
 
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駐日イスラエル大使
ニッシム・ベンシトリット閣下

中東和平の実現を願って

 日本は、第2次世界大戦の反省に立ち、国際紛争を解決する手段としては、二度と戦争を行わないこと、一切の武力を行使しないことを『国是』として戦後60余年を歩んできました。中でも尾崎行雄氏や湯川秀樹・スミ夫妻、賀川豊彦氏など各界各層の先人が英知を結集され、世界連邦の実現を訴え活動が行われてきました。この結果、2005年8月に『世界連邦実現への道の探求』との国会決議がなされ、世界連邦思想は国民の総意となりました。
 これらの取り組みとともに、中東和平こそ世界の恒久平和実現の契機となるとの信念のもと、テロや紛争で肉親を失ったイスラエルとパレスチナの子どもたちを日本に招き、交流と対話を目的とした中東和平プロジェクトを2003年京都府綾部市が開催しました。このプロジェクトは、岡山市、徳島市、亀岡市へと引き継がれ、昨年夏には小金井市が開催。中東和平の実現に向け、希望の種を蒔き続けてきたところです。
 しかし残念なことに、昨年12月末からガザ地区を巡る情勢が悪化したことが新聞やテレビなどのメディアによって報じられました。報道によればイスラエル・パレスチナ双方に、多数の死傷者が出ていること。そして犠牲者の中には多くの子どもたちを含む民間人が含まれていること。これらの現実に、私たちは心を痛めています。
 中東和平の実現を願いプロジェクトを開催してきた自治体の長として、また世界連邦宣言自治体全国協議会としても、極めて残念であります。武力行使を即座に停止し、話し合いによる問題解決の道を選択され、和平実現に向かわれるよう心から願ってやみません。

2009年1月7日
          世界連邦宣言自治体全国協議会
          中東和平プロジェクト開催自治体
           綾部市長   四 方 八洲男
           岡山市長   髙 谷 茂 男
           徳島市長   原  秀 樹
           亀岡市長   栗 山 正 隆
            小金井市長   稲 葉 孝 彦


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1月6日 野宿生活者支援の会、岡山市と懇談会

2009-01-06 | いのち・人権

 岡山市は昨日が仕事始めだったのですが、「百年に一度の大不況」という厳しい状況のなか、今日早速、関係課に、岡山・野宿生活者支援の会との懇談会をもっていただきました。両者に感謝しています。
 会では、年末年始の8日間、炊出しをしました。私もその実情を知りたいとできるだけ参加をしました。その間、野宿生活者の皆さんに聞き取り調査を行いましたので、岡山市へ、実態とともにその内容をお伝えしました。ここ数ヶ月の雇いどめによる野宿生活者(炊出しに来られている)の皆さんはまだ少ないが、今後、深刻な事態が予想されること。そして、自立をしていくためには、まず住居の確保、その後のサポートが必要であり、そのために互いに何ができるのか。その中には、これから支給が予測される「定額給付金」への対応もあります。
 「定額給付金」。私は廃止するべき、2兆円を有効な事業にと思いますが、それでも支給されるようになったら、本当に給付金が必要な、しかも住民票がない人たちへの給付をどうするのかが問題となります。今日は基本的なことについての意見交換。それにしてもこのヒドい制度、今の政権の有り様を如実に示すものだと思います。自治体もかないませんね。
 これから更に厳しい状況が予測されます。保健福祉局だけでなく、経済局、市民局、都市整備局なども含めて、全庁的な対応が求められます。

 
 

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1月5日 岡山市中央卸売市場・初市、初セリ

2009-01-05 | おにき日記



 朝4時から、岡山市中央卸売り市場の初市・初セリ。水産、青果、花きと順番に行われていきました。見どころは、ご祝儀でマグロでしょうか。でも、年々その数は少なくなっているんだそうです。見かけたなかでは、国内産は1匹だけ。あとはスリランカなど外国産。お花もどの国の字かわからない新聞紙に包まれたものもありました。
 岡山市中央卸売市場のあり方については検討中。“食”は暮らしの柱ですから、私もしっかり勉強していきます。

 

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1月4日 妹作のお節料理

2009-01-04 | おにき日記



 ボクサーの妹は料理上手。毎年3段のお節料理を作り、写真は今年のお節です。もちろん手料理です。写真だけで私は食べたわけではないのですが、お見事…。私はといえば、夫と私の実家のお節料理を楽しむばかり。
 私たちが子どもの頃、母は大晦日が近づくと準備を始めました。そして別途にお重をつくり、ご縁のある一人暮らしのおじいちゃんに持っていくのも大晦日恒例のことでした。裕福な家庭ではありませんでしたから、写真のような豪華な食材ではありませんが、それでも母は工夫をして料理を作り、私たちきょうだいは手伝うのを楽しみにしていました。
 母の思い出の料理といえば、以前に妹2人と話していたら…。誕生日に、私には私の好物のプリンを大きなボールで、ボクサーの妹には、チラシ寿司のすし飯(ニンジンやゴボウが入った)で雪ウサギを、一番下の妹には、サンドウィッチでお家をとのこと。弟には好物のカレーでした。暮らしの基本は「食」、安心できる食材・調味料をさがし、アイディアと知恵が+αされた手作り料理を楽しんで作る、もちろん美味しい。ステキな母親に育てられたものです。
 妹のお節の写真に、子どもの頃をふと思い出しました。

 
 
 
 

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謹賀新年

2009-01-03 | おにき日記

 明けましておめでとうございます。
 私の2009年は野宿生活者支援の炊出しでスタートしました。元旦のメニューはおでん。前の晩から煮込んでありましたから、味がしっかりしみ込んでいます。おいしい、おいしいと皆さん、食べておられました。アットホームな岡山の支援活動。支援の皆さんの愛情もしっかり入っていますものね。
 年末からこの炊出しに来ている野宿生活者のお一人が、私と同じ誕生日でした。こんな話からうちとけて、これまでの状況やいろんな想いを話してくださいます。一つひとつの出会いを大切に、誰もが健やかに暮らしていくことができるよう、皆さんの想いを市政に反映していきたいと思います。
 元旦の炊出しの後は、夫の実家の鏡野町に向かい、2日は夫の両親と過ごしました。働きものの両親は正月から何かしら農作業をしています。朗らかな両親たちとの温かな時間に心安らぎます。この一年もみんなで元気に過ごしたいです。
 3日はご挨拶周りと炊出し支援。夫が炊出しに初参加しましたが、サポーターは37名と今までで一番多かったのです。岡山港の方にも多くの野宿者がおられることを知りました。
 互いに支え合う輪が大きく広がっていく2009年でありますように。





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