岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月27日 〈旭川源流の碑〉が京山公民館に & 個人質問がありました③(セクハラ対策について)

2009-06-27 | 議会

    

 裏庭菜園のフルーティートマトが熟れ始めました。なんと甘い。ナスビも毎日食べていますが、こちらも甘い。キュウリだけでなく、とびきり美味しい野菜たちを毎日いただいてご機嫌です。
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 旭川流域ネットワークによる〈旭川源流の碑〉が、東山公民館から京山公民館に届きました。今年は真庭市にある源流に建てられる碑です。旭川流域ネットワークは、リヤカーで〈旭川源流の碑〉を運び、流域全体の情報を共有していい川づくりを目指しています。一週間、京山公民館で展示され、次は中央公民館に。碑がリヤカーで建立地に戻るのは、11月とか。通行手形が、京山公民館長に手渡されました。こうして川がつながっていることが実感できるのはいいですね。
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 さて、個人質問ではセクハラ対策についても取り上げました。一昨年に起こった公民館長によるセクハラ事件。ブログにも取り上げてきましたが、被害者Aさんが警察に訴え起訴されていた裁判で、5月に判決(懲役2年、執行猶予3年)がおりた直後の議会だったので、判決の重みを確認し、岡山市のセクハラ対策をより充実したものにしてほしいという想いからです。事件の後、セクハラ専門の相談員が置かれるなどの対応がとられたことは喜ばしいことですが、課題は山積です。責任・担当部署を明確にして、しっかりとセクハラ対策に取り組んでいただかなければなりません。「苦情処理委員会」の名称変更は年内もしくは年度内に行なわれるとのことですが、メンバー検討も含め内容面の充実も必要です。
 そして、今回事件がおきた公民館&福祉交流プラザは、館長の大多数が年長の男性、職員の大多数が年少の女性という性差構造が定着している職場であり、市民の皆さんとの出会いも多いところです。このことを踏まえ、公民館は「セクハラ対応マニュアル」を作成しました。館長の女性比率は、公民館10.8%、プラザはゼロ。今後、女性の参画を進めてほしいという質問に、「男性・女性ということではなく、人物本意・能力重視の視点から優れた人材の確保に努めていきたい」と教育長も人権担当局長も答弁。
 「違うでしょう」。〈人物本位・能力重視〉ではなく男性重視で採用・登用されてきた長~い歴史のなかで、今の格差構造が作られているのです。それを解決していくために、男女共同参画基本法の付帯決議にも、岡山市のさんかく条例にも、「積極的改善措置」が明確に記されているのです。このことを、重要なポストにある方々は押さえておいてもらわないといけません。


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