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今日は、昨日お亡くなりになられた好並隆司さんのお葬式の日でした。好並さんは岡山大学文学部の教員をしておられ、退官後は、放送大学のセンター長や別府大学で教鞭をとっていらっしゃいました。学生さんからとても人気のある方でした。
私は学部は違ったのですが、親を通じてのつながりや、地域運動に関わって、学生時代からお世話になっていました。息子さんの家庭教師もしていたので、よく家にうかがっていました。
理学部の1Fの研究室で、私が白衣をきて化学実験をしているところに、窓から「お~い」と声がかかり、お昼ご飯を食べにいったものです。以来、多くのことを教えていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。
お葬式に参列したかったのですが、私の個人質問の日と重なりました。私の議会質問のときには、いつも傍聴に来てくださっていました。議会質問のあと落ち込んでいたら、「ようなってきた。あんたらしくすればいい」と。好並さんの脳味噌を分けてほしいというと、「はっ、はっ、はっ(^^)」と笑っておられました。
基本的に女性には甘く、ほめて育てるタイプだったように思います。これから寂しくなりますが、ずっと近くで見守ってくださっているだろうと…。お礼・感謝の言葉がみつかりませんね。
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今回の9月議会質問で、まず取り上げたのはイノシシ対策です。里山だけでなく、私の暮らす住宅地にまで出てきているイノシシ。イノシシが悪いわけではありませんが、なんとか人間とすみ分けないといけません。
イノシシ対策について、岡山市は「最重要課題」とはとらえていないと思います。でも、「学べば学ぶほど」この問題は「奥が深い」課題だと感じています。市政の最重要課題である、少子高齢化、農林業の衰退、地域の崩壊、気候変動などの問題と密接にからみあっています。ということは、対処療法では解決できない。だから、課題解決に真剣に取り組もうとしている自治体は、条例を作ったり、専任の部署を設けるなどの取り組みをしています。
それでも、なかなか解決しない難しい課題、イノシシ。岡山市としても、総合的な対策を立てるべき時に来ているのだと思います。
小さな単位での説明会は前向きに検討してくださる。夏期のイノシシ捕獲補助金や狩猟税への補助については、県に働きかけてくださる。啓発に取り組んでくださる。etc…。私もさらに学びを深めていきたいです。
私の9月議会質問問答をアップしています。クリックして、ご覧ください。