岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月26日 ぜんせいれん全国大会のスピーク・アウト / 私の議会質問Part3(ホームレス支援)

2010-09-26 | おにき日記





 ぜんせいれん全国大会二日目は、誰でも他人に気兼ねせず、自分の思いを率直にぶつける「スピーク・アウト」が行われました。持ち時間4分で、思っていること、悩んでいることを率直に発表する場です。
 「交通機関の運賃の減免をしてほしい」、「生活保護世帯の精神障がい者に、必要なときは車を持つことを許してほしい。公共交通で他人の悪口を言っている言葉が耳に入ってくるとシンドくなる」、「障がいをもったものが、行政窓口で手続きをするのは大変。適切な対応をしてほしい」、「老後について、もっと語り合いたい」、「困っているとき、他人に相談できるようになった」、「今の施設に出会って幸せ」、「行政にいろいろというだけでなく、自分が生き生きと楽しく生きることが大切」、「地域移行支援を、職員とピアがセットになって行っている自治体があると知って勇気がでた」……。一人ひとりの短い本音の言葉が心に積もっていきます。いい形で行政に反映させたいですね。
 このNPO法人全国精神障害者団体連合会は、「ひとりぼっちをなくそう!」をスローガンに、当事者による、当事者のために活動する団体です。昨日の分科会に出たとき、型通りの分科会をイメージして参加をした私は、みんなで本音を語り合って紡いでいく雰囲気づくりや進め方は、新鮮な学びでした。
 写真は、基調講演を行った田淵泰子さんとです。いいお話だったと、あちこちからお声がかかっていました(^^)。
 
   *        *        *

 このブログを書いている、今は、ホームレスさんへの炊き出しの時間。今日は、確かカレーだったなぁと、私もカレーを食べています。今晩は、整理したいことがあり、珍しく早くから家にいます。
 9月議会では、ホームレス自立支援事業についても行いました。現在、岡山市が「岡山・野宿生活者を支える会」に委託をしているこの事業についての評価と、ホームレス支援にあたっての岡山市の考え方を質しました。いろいろと思うところはありましたが(^^)、前向きな答弁でした。ホームレスの皆さんのなんとか変わりたいという気持ちを、絆を育みながら、就職・自立へとつないでいるこの事業。会の皆さん、本当によくがんばっていらっしゃると尊敬してしまいます。
 これからは、啓発・教育にも力を入れていっていただきたいです。
 ちなみに、ボランピオNo.31に、野宿の会の皆さんの対談が載っていました。




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