岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月8日 明石市への視察、子どもを核としたまちづくり

2018-08-08 | おにき日記



 「子どもを核としたまちづくり」にとりくむ明石市に視察にいきました。絶景の明石海峡を臨むことができる委員会室です。
 一つは、里親施策。2017.1から「あかし里親100%プロジェクト」にとりくんでいます。子ども施策に力をいれるため、2019年4月から児童相談所を設置しますが(中核市は任意)、先立っての取り組みです。
 児相のなかには社会的養護係を作り、里親開拓・マッチング・フォローをていねいに行う予定とのこと。今年度予算は1,190万円。あらゆることを地道にコツコツととりくむと、例えば、昨年度の里親月間には、広報誌にタブロイド版5ページに里親特集です。

 もう一つは、待機児童対策です。今年度、待機児童数571人で全国1位、2位が岡山市です。とはいえ、認可保育園未入園児童をみると+約200人で約770人、岡山市は1,447人もいます。
 明石市の待機児童数の増加は、明石市の積極的な子育て支援施策が功を奏しての転入で、子育て世代人口が増えていることの現れとみることもできます。
 認可保育園。今年度は2,000人、来年度は600人と拡充予定です。また、市立幼稚園の空き教室も最大限活用して、3歳児保育・預かり保育も実施。来年10月の3歳児からの幼児教育無償化にむけての準備に入っています。
 保育士確保にむけての私立保育園への独自予算は大きく、岡山市とは比較になりません。

 どちらとも他にも施策はいろいろ。どこに税金を使い、人を配置するのか。まさに、「子どもを核」としています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする