岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月30日 水道管中央幹線敷設工事完成まであと少し/環境消防水道委員会で現地視察でした

2013-09-30 | 議会





 環境消防水道委員会の行政視察がありました。

 水道は私たちの大切なライフライン。老朽化にともない、最も重要な水道管である中央幹線(三野浄水場~番町交叉点/約2.5km。直径1.2m)の敷設工事の真っ最中です。ここから岡山市人口の6割40万人へ送水されます。震度6強の地震に耐え、これから100年間は保障されるというものです。
 番町交叉点から工事が始まり三野浄水場にまであと少し。そういえば、ずっと工事をしていましたよね。
 地下13mまで降りての視察。つなぎ目が耐震へのポイント。工事の安全面も含め最新技術がつまっています(1mに約100万円の工費)。今年度中に完成します。二度とこういう機会はないだろうと、重厚な水道管のなかをしっかり触ってきました。

 写真上から、更新工事中の非常用発電機のディーゼル部分。災害などによる停電に備え、浄水場には非常用発電機が設置されています。現在、左側にある発電機部分が巻線更新工事で、群馬まで行っています。その間、その下の写真の仮設発電機を待機させています。
 その下の写真は、浄水場の心臓部である集中監視制御システム。ここでは、三野浄水場内と市内出先のうち120箇所を24時間体制で監視しています。そして、水質については、タナゴが24時間応援しています。水質の変化に敏感なタナゴのもつ電位を利用して原水をチェック。これは岡山市水道局が特許をもっていて、他自治体でも利用されているということです。以前から見たかったものでした。自然にまさるものはないのでしょうか。水質は気になるところですが、他にどんな有効な方法があるのでしょう。

 やっぱり現場は面白い。水源地の産業廃棄物処分場設置など「水」行政の課題はありますが、安心して市民が「水」を享受できるための熱意と体制を学びました。アチコチに足を運びたいです。

 
 


コメント
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