岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月11日 私の個人質問でした。①東日本大震災に関わって/障がい者避難支援プラン & 動物愛護の視点から

2013-09-11 | 議会





 「岡山市地域防災計画(修正案)」策定中ということで、今議会も防災にまつわる質問が多いです。私も、今回は、障がい者、そして動物愛護の視点から質問をしました。

 「岡山市災害時要援護者避難支援全体計画」が作られましたが、まだ具体化がされていません。当然、危機管理課(消防局)が中心になって推進されなければなりませんが、高齢者、障がい者、外国人、妊産婦、病気をお持ちの方など、保健福祉局や市民局との連携が必ずしも十分にとれていると感じられません。
 全体計画のベースになる支援台帳は高齢者中心で障がい者の登録は不充分です。私の周りでは、多くの方が???状態です。障がい者は自ら手をあげなければなりませんので、十分な周知が必要。できなければ、岡山市から高齢者と同様にベースの台帳をだすべきです。
 具体的な「避難支援プラン」策定にあたっては、障がいによって、その対応は異なりますので、手引きなり説明書が必要だと思います。もちろん、当事者と支援者の直接の打ち合わせがベースですが、災害時は平時とは違う要素もでてきますので、手引きがあると、双方により安心で効果的だと思うのです。
 周知は進める、手引書は研究・検討ということ。横浜市各区で作られている手引書をごらんください。効果がないとは、とても思えません。 
 
 9月1日に改正・動物愛護法がスタートしました。東日本大震災を経て、8月に政府は、「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を示しています。
 国のガイドラインは、例えば、飼い主の役割として、災害時にペットの同行避難を推進しており、それは動物愛護の観点だけでなく、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点から、必要な措置であるとしています。地域防災計画(修正案)に反映をしていただきたいですし、備蓄、また、具体化をしていただきたいです。
 また、東日本大震災をみますと、体制は整えられていても、飼い主と市町村等の災害担当部署に「ペットとの 同行避難」に関する意識が十分に浸透していなくて、多くの飼い主がペットを置いて避難したために、発災後の対応に苦慮した自治体があったとのこと。わかりやすい啓発をしていただきたいものです。
 どちらにしても、県と連携をして、これからということ。全国をみますと、市としても展開されている自治体があります。より積極姿勢が必要だと思います。

 他の質問には、追々書いていきます。
 今日も、吉備の楠木議員、岡北の田尻議員がイノシシ対策の質問。吉備でも通学路にイノシシが出没しているとのことです。オリの岡山市単独補助、田尻議員は先進的な取り組みをもとにした質問です。岡山市ももう動かなくてはならないでしょう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする