岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月20日 9月議会が終わりました。

2013-09-20 | 議会


 9月議会最終日でした。いつもながら、採決のときには緊張します。9月議会にはかられた議案はすべて採択されました。

 この議会では、職員の給与削減条例(10月~3月)の制定議案がありました。国が、本来自治体が自主的に決めるべきはずの給与について平均7.8%減を要請し、岡山市への地方交付税をあらかじめ15億円削減してきたものです。6月議会には出されていませんでしたが、国の強圧のなかでか、岡山市は、はじめは国の要請通りの案を組合に提案。組合との度重なる交渉のなかで、9月議会開会中に、平均5.3%減(6億円分の削減。若い職員の削減幅を押さえるなどの見直し)で合意したものです。組合交渉の行方が気になるところでした。差額の9億円については、岡山市は今後の行革でカバーとのことですが、市民サービス低下や将来負担へのリスクを高めることと裏腹の措置を国はしているのです。
 全国市町村会でも、全国市議会議長会でも、このような国のあり方は、地方の財政自主権を侵すものであるという姿勢・申入をしています。本質には大きな問題ありですが、組合合意を尊重し、岡山市議会としては、「国と地方の信頼関係を尊重する立場から,地方との十分な協議を経ないまま,地方公務員給与費に係る地方交付税を一方的に削減する今回のような措置は二度と行わないこと」を含む意見書をあげましたので、議案に賛成しました。

 「特別高圧受変電設備による電磁波の健康被害から子どもたちを守る」陳情には賛成をしましたが、残念ながら不採択となりました。設置するオハヨー乳業株式会社は住民に対して十分な説明の場を持ち、情報を公開すべきというごく当然の陳情で、署名も短期間に4295筆も集まり、地元の皆さんの心配・関心は大きいのです。市民ネットとしては高橋議員が説得力ある反対討論を行ないました。

   *        *        *

 とはいえ、議会が終了するとほっとひと息です。行きたかった知人のイラスト展に(^^)。イラストにもお店にも美味しいジュースにも、ほっとひと息です。
 夜には、震災を経て岡山に来られていた方が、いったんは地元に帰られるということで、送別会でした。0歳だった子どもが2歳に。諸事情を抱えていらっしゃるなかで、前向きに選択(^^)。しんどい時に出会った仲間はほんとうにありがたいと。私も出会えてハッピーです。これからも育みあっていきたいです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする