今年になってはじめて、御津・五条村の朝市が開かれました。車を走らせて近づくとウキウキします。「また、大きくなったんじゃない?」だけでなく、市政のことについて、いろんなことをハッキリと言ってくださる皆さんがいて、ここはありがたいです。そして、料理もおいしい。
それから西谷自治会新年総会に。ていねいに地域の課題について話をしていらっしゃいました。お話をたくさんしたい人たちがいて、体が幾つもほしいです。
そして、岡山地区労働組合協議会の新春旗びらきに。先立って、日本航空原告団の長澤利一さんのご講演「日航労働者の闘いの現状 ~ JAL・真の再生をねがって ~」がありました。2010年の大晦日に165名の「整理解雇」が強行され、148名が解雇撤回を求めて裁判を行っておられます。労働組合の存在=「物言える関係」は、安全な職場(事故のない職場)をつくっていたという言葉が印象深く残っています。労働は人間の尊厳そのもの。今年も労働組合の皆さんに多くを学んでいきたいです。
* * *
私の父が生きていたら今年77歳、喜寿を迎えます。父が天国に召されて25年。四半世紀経ちました。思いがけない父の死に心が癒されるのに、20年はかかりました。この夏、父の誕生日頃に父の故郷(佐賀県)にみんなで集まろうと話をしています。父が還暦を迎える年に集まって以来です。姪っ子、甥っ子たちの数も増えて、いやいやその子どもたちもいますね。久しぶりに父方の面々に会うのが今からとても楽しみです。
今思うと、私たちが子どもの頃。財政厳しい家庭事情のなか、毎夏毎夏、遠い父の故郷に私たちきょうだい4人を行かせてくれていたものです。だから、とても親しみいっぱいの父の故郷と親戚たちです。父の実家は海辺にあります。あの入り江はどうなっていることでしょう。
入り江でその姿は見えませんが、玄海原発のすぐ近くです。