今日の瀬戸内海は「光る海」。高松の知事選挙応援に行ってきました。皆さん、がんばっていますね。「選挙公報」が大きな役割を果たしているのを実感しました。
フィリピン・ネグロス島に出会ってあらためて認識したのが、長い歴史のなかで、“道”とは、陸路より航路なのですよね。ネグロス島西州は、島の中央を南北に走る山を越えた東州とは言葉や風土が違うけど、海をはさんで向かいのパナイ島とは言葉が同じ。
「瀬戸内海にある“道”や島の暮らしを育むことができる知事さんを選んでほしいです。
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市民劇場で、ミュージカル『タン・ビエットの唄』を観ました。のびやかなヴェトナムの農村風景のなか、ハスの花の妖精が舞う場面からスタートします。ヴェトナム戦争が現在にも及ぼす悲劇と未来に向かっての希望を、ヴェトナムの人の視点から描いたものです。
どんな戦争も大きな傷を後々にまでもたらしますが、植民地支配下や民族が分断され行われる戦争は、身近な人同士の関係を堪え難くいびつなものにする。中国やフィリピンでの出来事を現地で知ったときには、それまで持っていた“戦争”観が足元から崩れていくのを感じました。ヴェトナム戦争もそうですよね。
演劇の構成だけでなく、音楽や踊りや大道具・小道具で、ベースにヴェトナムの文化のもつ素晴らしさがながれ、引き込まれていきました。
ところで、写真の植物はなんだかわかりますか? お隣の大家さんが裏の畑に植えておられる「パパイア」です。どんどん大きくなってきました。ベトナムというと、映画『青いパパイヤの香り』を思い出します。