右の柿渋染ショルダーバッグを、コットン古都夢さんで買いました。左はマレーシアのバッグ。私は、布製のいわゆるお坊さんバッグが好きで、幾つかもっていて、夏には愛用します。
この柿渋染ショルダーバッグは、柿渋染ということにもひかれたのですが、ネパール製のフェアトレード製品です。私は「渋染一揆」にまつわって、青い渋柿から柿渋を自分で作ったりしたものですが、柿渋染の風合いが好きです。日本では、染織家の手による芸術性が高い作品が多く(柿渋染は手間もかかります)、当然ながらそれに見合った価格で、私は小物しか手がでません。ところが…。
ネパールの農村部には渋柿の木が昔からたくさんあり、JICAの青年海外協力隊の活動の一環として、日本の技術を活かして、その渋柿を利用し、農民の収入向上を目指した柿渋作りが行われているとのこと。ネパリ・バザーロでは、柿渋の洋服・日傘などもそろえておられます。
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「NPO法人まちづくり推進機構岡山」の総会がありました。必要とされるニーズを的確につかみ、まちづくりに向けてのセンスのよさが光るNPO法人で、いつも勉強になります。
どの活動も素晴らしいのですが、活動報告を聞きながら気になったのは、「中山間地域恊働支援センター」と「おかやま緑のネットワーク」。前者は、人材育成とネットワークづくりでの支援、後者は、おかやまの木を使った家づくり・住まいづくり、森林保全・地球温暖化防止をめざしておられます。