〈チューリップの会〉による「発達しょうがいの理解と支援 ~ チューリップの会お仕事体験サポーター養成講座 ~」がありました。いつもながら、丁寧な企画・運営で、会の皆さんの想いがよく伝わってきます。
講師は、井上菜穂さん(鳥取大学医学部脳神経科/臨床心理士)。
私は途中からの参加でしたが、発達障がいの子どもの様子や支援について、具体的な話を聞きました。たぶん、保護者をはじめ、子どもと一緒にいる方々には、日常生活での参考になったり、前向きな気持ちになったり、したのではないでしょうか。
サポーターの方々の話も、「ともにある」大切さと実感が伝わってきて、よかったです。
* * *
岡山市教育センターで行われている「教科書展示会」に行きました。検定に合格し、来春から小学校などで使用される新しい学習指導要領に基づいた教科書が展示され、アンケートがとられていました。「ゆとり教育」から一転、ページ数は主要4教科平均で前回検定時よりも27.6%増え、内容も詳しくなっています。
たくさんの教科書のなかで、日本の歴史を学ぶ「小学校6年生・上」において、アジア太平洋戦争と被差別民衆史について比較をしてみました。教科書は5点ありましたが、表記やとらまえ方が大きく異なる点があります。史実に基づいた、正しい歴史観を育んでほしい。
8月末までに教科書を採択するそうです。教科書は子どもの礎を育むものですから、どの教科書を使うのかは重要で、選定のあり様が問われます。この「展示会」も、来場者が少ないように見受けられました。積極的な広報が必要だと思います。
.