岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月21日 しょうがいを持つこども達の教育について・懇談会

2008-08-22 | いのち・人権


 たんぽぽネットワーク(しょうがいを持つこども達の教育を考える会)と岡山市との懇談会が持たれました。岡山市からの参加は、教育委員会(指導課・学事課)と保健福祉局(保育課・子ども福祉課)です。
 たんぽぽ代表の増田さんが、「しょうがいを持つ子どもの親がここに参加するのは大変なことで、支えがたくさんあってのこと。私たちの後ろに100人、1万人の親がいることをわかってほしい」と。子どもの“成長”を願う親の想いは切実です。岡山市職員の皆さんも、熱心に話を聞き、話し合ってくださいました。
 「拠点保育園のしょうがい児受け入れ枠を増やし、待機児が出ないようにしてほしい。しょうがい児の保育園入園について、保護者の就労・求職状況などの入園基準を緩和し、優先的に入園できるよう配慮してほしい」という想いから、ご自身で署名を集めて、手渡されるお母さんもおられました。この声は保護者からも、保育現場の保育士の皆さんからもたくさん寄せられているとのことです。
 初めて出された要望の一つとして、心身の発達に遅れがある早生まれのしょうがい児について、保護者の希望があれば、就学猶予(義務教育の始期を1年遅らせる)ができるよう配慮してほしいということがありました。全国的には認められている自治体があり、就学猶予をした結果、楽しく学校生活を過ごし、マイナス面はないという結果が出ているとのこと。
 今後も継続した話し合いが必要ですが、「子どもにとっての最善」に向けて力を合わせて保障していきたいです。



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