岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月20日 市民参画を進めるために・静岡市へ視察

2008-08-20 | 平和


 今日は朝街宣のあと、静岡市に日帰りで視察に行きました。写真は、スペイン風洋式で設計された静岡市役所本館。1934年(昭和9)に建設された国・登録有形文化財です。外装だけでなく、天井が高く内装もステンドグラスなどが施され、風格があります。
 静岡市は政令市移行とともに自治基本条例を制定。この条例のもとに、2007年4月に「市民参画の推進に関する条例」と「市民活動の促進に関する条例」が策定されました。説明の最初に、小学生にも分かるようにと作成された市民参画に関するDVDを見せていただきました(20分)。まちづくりの主人公は市民という認識のもと、そのためのシステムを作り、それを促すために担当職員の皆さんが試行錯誤をしておられました。中学校の副読本にも、自治基本条例やどのようにまちづくりに参加をするのかが掲載され、実際に中学生による陳情が条例になった場合もあるそうです。
 多文化共生についてもヒアリング。静岡市国際交流協会で相談体制をとり、外国人の皆さんが相談に足を運びやすいよう親しみやすい雰囲気作りをしているとのこと。確かにいい空気(^^)。日本語を母語としない子と親のための高校進学ガイダンスなど、相談業務を通じて明らかになった課題に対する施策は参考になりました。
 政令市移行にあたって、住民サービスを低下させない、どの区にも均質のサービスをと小区役所制をとった静岡市。移行とともに自治基本条例を制定するという姿勢に、まちづくりへの意気込みを感じました。視察は好きですね。直接訪れると思いがけない収穫があり、刺激をたくさん受けて元気になります。


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