熊野古道 その４

　神社の境内や民家の庭にはシャガの花が咲き競っていた。
シャガはアヤメの仲間としては小型だが、白地に紫色と橙色の斑紋が入り、なかなか粋な花。この写真ではその特長が写っていなくて残念。

20年ほど前、京都の亀山公園でシャガを求めてきて、庭に植えた。
株はどんどん増えたが、花が咲いたのは10年も経ってからだった。我が家のシャガが咲くのは５月になる。

熊野古道 その３

　観光協会の“語り部ガイドさん”がいっしょに歩いてくれました。お二人の語り部さんが面白く解説してくれ、古道歩きの雰囲気を盛り上げてくださいました。歴史や文化に疎い私はその何分の一も理解していなかったかもしれない。

古道沿いに所々に歌碑がありました。この歌碑には紀伊の国の歌人の歌
「虎杖（いたどり）のおどろか下をゆく水の　たぎつ早瀬をむすびてのみつ」

（あららぎ派の）斉藤茂吉や土屋文明もこの道を歩いたという。
斉藤茂吉が詠んだ歌
「紀伊のくに　大雲取の峰こえる　一足ごとにわが汗はおつ」

世界遺産＜熊野古道＞を歩く その２

　初日に訪れた那智勝浦では那智大社、青岸渡寺、那智の大滝をめぐりました。
満開の桜を前景にして那智の大滝の遠景を写しました。