即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

究極の存在意義

2009年03月02日 19時32分11秒 | 雑感
週末は忙しかった。

趣味が高じて某マイナースポーツの協会(カテゴリーを見ればわかりますね。)の(知らないうちに)かなり中枢のような立場になってしまっている。

その理事会、総会が日曜日にあったので、土曜日は一日そのための資料作り。

この不況で、マイナースポーツなんてものは、すべからく皆危機的状況にある。

企業の協賛は無い、施設は減る一方、当然競技人口も減る。
協会は財政難でやっていけない。
存続の危機。
さあ、どうする。
資金集め、経費削減、その他、いろいろ手は尽くした。
かなりの人が、ボランティア、手弁当、あるいは自腹を切り、寄付をしつつ、なんとか成り立っている。

さあ、これからどうしていくのか。
いっそのこと解散してしまうか。
明るい将来像は描けるのかどうか。

そういう議論をするための資料を、パワーポイントで15枚、苦労しつつなんとか作りました。

要は、そのスポーツ、協会の存在意義。
あるいは、価値の再定義。

そのスポーツは、協会は、我々にとって、本当に存在する意味はあるのだろうか?
価値のあるものなのだろうか?
協会は、何をするのか?
最低限しなければいけないことは何か?
誰にとって必要なのか?
もしなくなったら、誰がどう困るのか?
なくては本当にだめなのか?

そして、将来展望、長期構想はどうなっているのか?
衰退の一途の現状から、きちんと存続させ、上昇曲線のシナリオをどう描くのか?
理念、ミッションは、どういうことなのか?

ほんと、最近はこういうことばかり考えている気がします。

自分の会社も然り。
うちの会社の根本的な存在意義は何なのか?理念は明確か?
それに基づいて、3年後の具体的なあるべき姿が明示されているかどうか?

クライアント企業とか、いろんな商品・サービスとか、
すべてのものの価値を再度見直す。

この企業は、社会にとって、生活者にとって、どういう存在意義があるのか?
この商品は、誰にとってどういう価値があり、どうしても必要なものなのかどうか?

なんとなく必要だろうと思っていたけれど、
こういうことだったから、こうなのだろう、と思っていたけれど、
本当にそうなのか。間違いないのか。
それを突き詰めていく作業。

今までの流れ、習慣、固定観念で来てしまったことを、
一度ご破算にして、ゼロベースで考える。

この前はテレビのことを書いたけど
新聞は必要なのか。
広告は?携帯は?ネットは?
それぞれの本質的な存在意義、価値は何なのか。

さあ、では、将棋は?
将棋連盟は?

その究極の存在意義は?
使命は?価値は?


当事者の方々も、我々ファンも、皆で考えてみたいです。
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