即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

OKライン・その2

2014年08月17日 14時20分33秒 | 雑感

メンタルトレーニングのセミナーに行ってOKラインという記事を昨日書きましたがその続編です。

セミナーの内容というよりも自分なりに咀嚼した内容を備忘録の意味で書いておきます。

とりあえず先日の記事の復習。
5つのポイントです。

1.自分の感情に気づけるようになる。
2.感情を評価しない。
3.緊張したまま行動する。
4.自分に何ができて何ができないかを正確に把握する。
5.自分が確実にできることにOKラインを設定する。


さて、誰にでもある、試合、プレゼン、試験、発表会、結婚式の挨拶、その他自分に取って大事な場面。

メンタルが弱い。本番に弱い。プレッシャーに押しつぶされる。
緊張して本来の力が出ない。

僕もそうだけど、誰しも緊張はするものです。
必死にしないように心掛けても無駄。

緊張を怖がらないこと。
プレッシャーをはねのけようとしないこと。

これはもう仕方ない。どうにもならない。
緊張やプレッシャーを無くしてしまうことは誰だってできやしない。
あきらめて、割り切って、開き直って、しっかり受け止めるしかない。
緊張してる自分を見つめて付き合うしかない。

病気、難病とも似ている。
昔、そう簡単には治らないと言われた病気になったことがある。
早く治そうと焦ってみてもどうにもならないので、一生付き合う気持ちで、病気と仲良くする。
友達になる。
うまく日々の様子を見ながら病気と会話をして、なんとかうまくやりくりして行けるようにしていく。

つまり前提を変える。
緊張時(病気時)を平時にする。
緊張しててもこれくらいならできる。
病気でもこんな感じなら生活できる。
これくらいであればそれほど苦でもなく、平常心でできる。
これくらいならできた、なんとかなった、というラインを把握して、それを徐々に上積みしていく。
できたという自信をベースに自分のOKラインをマネージメントしていく。

こんな風であればできそうに思える。
意志の弱い、プレッシャーに弱い自分でも何とかできそうな気がする。

本番の試合の前の練習試合で、
本番の試験の前の模擬試験で、
大事なプレゼンの前の予行社内プレゼンで、

どのように自分の感情が動いて、どのようなパフォーマンスができるのか。

要はやはり1.の『自分の感情に気づけるようになる』ことが難しいと思うし、キーだと思う。

曖昧で抽象的で判別しにくい心の機微をどううまく把握して救い出して言語化できるのか。
感情を言語化する。
毎日どんな感情で暮らしているのか。

自分と対話する。
自分と付き合う。

こんな記事も参考になる。
やる気を出すための一番かんたんな方法(研究結果)

「お前ならできる!」あるいは、「あなたならできる!」

気持ちを奮い立たせたい時は、自分に対してそう声をかけよう。そのほうが、「私はできる!」よりも効果があるのだという。
何らかの行動を起こすときには、自分に「あなた」や「お前」と呼びかけ、アドバイスを与えたりやる気を出させようとしたりしたほうが、「私」や「自分」を使って言い聞かせるよりもパフォーマンスが向上することが、最新の研究から明らかになった。


つまり自分と向き合う時、自分は今どうなのか、自分の感情はどうなってるのか、と考えるよりも、お前はどうなのか、あなたの感情は今どうなってるのか、と問いかけた方が高いパフォーマンスになる、というお話。

確かにそうかもしれない。

自分との対話を、お前は元気なのか?あなたはちゃんとできるのか?と問いかけてみよう。

日々のメンタルを強くして、暑いけど楽しく夏を過ごして行きましょう!
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