不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

失言のバックボーン

2008年09月29日 20時58分02秒 | 雑感
中山国交相が辞任へ、「ごね得」発言で引責(読売新聞) - goo ニュース

この人だけでなく、政治家ってものは、失言、放言、暴言、そして引責辞任、てんこ盛りです。
過去事例を挙げたらきりがない。

任命責任を問われている麻生新総理も同様です。

『いつも寸止めで踏みとどまってきた。』などと言ってますね。

でも寸止めできたからいいというわけではない。

そう思ってること自体が問題じゃないですか。

ということは、思っていても、言ったらやばい場所で言わなきゃいい。

人間として、本音としての本質的な意見、考え、理念なんかどうでもいい。

公式の場所で、そういう行動、発言をうまくできていればそれでいい。

そう言ってますよ、あんたは。

-----------------------------------------------------
政調会長だった'03年、「野中のような出身者を日本の総理にはできないわなあ」と発言したとされている。

福田首相の嘆願を受けて幹事長に就任したばかりの8月4日に、「民主党は政権を取るつもりがあるのか。ナチス・ドイツも『1回やらせろ』と言ってああなったこともある」

登壇して開口一番、固唾を呑んで見守る支援者たちに『下々しもじもの皆さん』と言ったのです。みんなひっくり返りましたね。(地元後援者)

選挙で当選が決まり、「将来の総理大臣ですね」とマスコミにおだてられた時には、こう答えた。「年寄り代議士が何人か死ねばね」

政調会長を務めていた'03年5月には、「(創氏改名は)朝鮮の人たちが『名字をくれ』と言ったのがそもそもの始まり」と発言し、国際問題に発展。

安倍内閣の外相だった'07年7月には日中の米の価格差について、「どっちが高いか、アルツハイマーの人でも分かる」と暴言を吐いた。

福田首相電撃辞任の翌日には早速、「(総裁を)受ける資格があるのかなというところだ」と早々の立候補宣言。

そして後日、「(認証式のために)陛下の日程をあけておけ」とすでに首相気分で、宮内庁に指示を出したという。
---------------------------------------

まあ、こんなんだけではないでしょうし、まだまだあるんでしょう。

総理になったのだから、発言に気をつけて、と周囲も本人も気をつけてるのでしょうけど、寸止めも含め、うまく立ち振る舞えるかどうかが問題ではないはずです。

建前だけの、形だけの、発言や行動では意味がない。

そんな役割をこなすなら、誰だってできるわけで、そうじゃなくて、麻生さんじゃなきゃできないこと、麻生さんだからできること、麻生さんが心底やりたいと思っている事、それをやりとげたいと本音で真剣に強烈に思っている事をやってもらわないと意味がない。

どのような日本にしたいのですか?
どのような国民生活を目指しているんですか?

失言、暴言って言うのは、本音をついついしゃべっちゃったってこと。

もうそんなシビアなこと言わないからさ、責めたりなんかしないからさ、
(『あっ、そう。』、としか言わないからさ。)

総理としての公式の立場でなく、建前の所信表明でなく、
一個人として、
全部本音でこれからの日本をどうしたいのか、何をしたいのか、どう思ってるのか、
思ってること全部、バシっと言ってみてくれませんか?

話は関係ないけど、
こんなサイト、あるんですね。知らなかったです。

麻生太郎をこれでも本気で総理にしたいと願うコーナー
麻生太郎を総理にするゲーム
コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« そんなバナナヽ(´―`)ノ | トップ | モンスター来場者 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます (風屋)
2008-09-30 12:30:03
なんか近頃、ネタのタイミングがばっちり合ってますね(笑)
まぁ麻生さんにはたくさん言いたいことがあるので
1回では終わらないかもしれませんが(^^;
返信する
世襲という悪習 (たまたままたんご)
2008-10-01 21:27:52
やはり本来民主主義というものは、立候補者の演説を吟味し投票するだけの能力と、自分で選んだという責任を負う気概を多くの国民が持った上でなければ、年月と共に民主主義の理念は形骸化し政治は腐敗するようにできている、のだろう。
現在のように国民が危機感を抱いていればともかく、生活に不安がなくなれば政治家なんて誰がやっても、同じ、くらいの雰圍氣になる。
だから公約なんて守るわけがないという議員が出たり、日本人は単一民族だ、とナイーブな話題を不用心に口にしたりする者がでる。
民族自体何処でラインを引いたらよいかわからないくらい入り交じり、アイヌや琉球などの悲惨な過去があったにも関わらず、民族問題を意識せずにいられる幸運な国である程度には認識していなければならないのを、単一民族だと口を滑らせてしまう教養の低さは嘆かわしい。
三国志の英雄に諸葛亮がいる。
日本では演義をもとにした吉川三国志、それを更に現代日本人の好みに脚色した光栄のゲームシリーズの影響が強く、諸葛亮といえば戦争の大天才で天候まで操るスーパースターのイメージがあるが、本来は戦のスタイルはオーソドックスで、奇策を弄するなら鳳雛が勝ったと言う、諸葛亮が優れていたのはより大きな視点で長期的プランを立てることで、その最大の成果が天下三分だった。
また劉備の死後は宰相として実質的に蜀を治めていたのだが、その基本は信賞必罰だった。あまりにも徹底していて不満もあったらしいが、公私混同することなく自分にも厳しかったので文句を言うわけにもいかなかったといいます。
こんな人物が欲しいですね
返信する
あっ、そう (振られ飛車)
2008-10-02 22:29:18
言っちゃならねえところであえて言うんですよ。
そういうところで本音をぶつける、あ、これは私の生き様か。
返信する
いや~、はっはっ! (ssay)
2008-10-02 23:52:08
諸葛孔明が出てきてしまいましたか!
こういう話になると、ちょびっと血が騒ぐssayです。
もっとさかのぼって、古の項羽と劉邦の時代でもいいですよ。
蕭何は偉大な宰相でした!

蜀の国力は魏のそれに比べ圧倒的に弱小でしたが、それ以上に、劉備の亡き後、暗愚な二世の劉禅を君主にせざるを得なかったが、滅亡を早めた要因でもあるのですが。
もっとも、劉備の遺言にもかかわらず、自分が表に立とうとはぜず、あくまでもバカ息子に仕えたその愚直さが、孔明のよさであり、多くの人々に慕われた要因でもあるのですがね。

人間は、政治は難しい!
(他人のブログのコメント欄で遊んでしまい、すみません。)
返信する
コメント、ありがとうございました。 (nanapon)
2008-10-06 19:05:01
★風屋さん、こんばんは。

>なんか近頃、ネタのタイミングがばっちり合ってますね(笑)

はい、不気味でもあり、やっぱりね、というのもあり、です。(笑)

>まぁ麻生さんにはたくさん言いたいことがあるので1回では終わらないかもしれませんが(^^;

はい、同感。また同じ日に偶然書きましょう。

★たまたままたんごさん、こんばんは。

>やはり本来民主主義というものは、立候補者の演説を吟味し投票するだけの能力と、自分で選んだという責任を負う気概を多くの国民が持った上でなければ、年月と共に民主主義の理念は形骸化し政治は腐敗するようにできている、のだろう。

そうですねえ。自分で選んだ責任というのがどっか行っちゃってる気がします。
失言大臣に投票した人は、期待を裏切られたって文句言うだけでなく、真摯に反省したり次の投票はもっと真剣に考えなきゃと思わないと。

>また劉備の死後は宰相として実質的に蜀を治めていたのだが、その基本は信賞必罰だった。あまりにも徹底していて不満もあったらしいが、公私混同することなく自分にも厳しかったので文句を言うわけにもいかなかったといいます。こんな人物が欲しいですね

優れたいい人でも政界に入ると筋が通らない人に成り下がっちゃう傾向があります。まあ、いい人材がいないよなあ、なんて言ってること自体、他人事なわけで、究極的に言えば、それこそ自分が出るとか、優れた知り合いに出て欲しいと頼むなど、しないといけないんでしょうけどね。

★振られ飛車さん、こんばんは。

>言っちゃならねえところであえて言うんですよ。
そういうところで本音をぶつける、あ、これは私の生き様か。

はは。振られ飛車さん、面白いです。
自虐ネタ?
乗り突っ込み、じゃないか。
はよ、誰か突っ込んでくれへん?そりゃ、お前のことやないか、ちゅーて。

ssayさんが、下記のように言ってますけど、
-----------------------------
※ふ・振られ飛車さん(大笑)!

意外とお茶目なんだから(笑)!
辛口はあちら(nanapon師匠のとこ)でお願いし、こちらではこのキャラで行きましょう。
------------------------------
あちこちで、こういうキャラでお願いしますね。(笑)

★ssayさん、こんばんは。

↑ということで、飛車を振らずに辛口振られ飛車さんをこっちに振るんじゃないよ。(笑)

>諸葛孔明が出てきてしまいましたか!
こういう話になると、ちょびっと血が騒ぐssayです。

うーん、そうでしたか。騒いじゃったんですね。
このネタは、場所を変えて、入魂独立記事でお願いします。
ここでじゃ、中途半端になってしまいますので。

>(他人のブログのコメント欄で遊んでしまい、すみません。)

それはかまわないですよ。どんどん遊んでいただいて。
返信する

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事