即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

失敗は協力者

2008年02月12日 20時58分00秒 | 
先日の雪が降っても自分の責任の続きです。

浜口 隆則さんの本とセミナーの話です。

戦わない経営
浜口 隆則
かんき出版

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仕事は味方
浜口 隆則
かんき出版

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雪が降っても自分の責任、というように考えると、失敗だらけの人生になる。
すべての失敗を、自分事として、いかに受容するのか?
失敗をどう捉え、どう生かしていくのか?

下記の図。
右に行ったら成功、左に行けば失敗。
これが陥りやすい図。
              失敗←   現在    →成功
-----------------------+-------------------------    

でも失敗の位置づけはそうではない。
何もしないのが、一番の失敗。

失敗は成功の母、とあるけれど、失敗を積み重ねることが、成功に向かって一歩一歩前進していくこと、という図です。
もちろん、反省や総括をして、次に生かす手をちゃんと考え、打たなければ意味はない。          
              失敗1   失敗2   失敗3   失敗4  
何もしない--------+---------+--------+---------+---------成功                                                    
   
構想力 (角川oneテーマ21 C 138)
谷川 浩司
角川書店

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この本の中で、谷川九段も言ってます。

『今まで、600回以上も、「負けました。」と頭を下げてきた。
それは本当に辛い。
だがそれだけ負けたからこそ、私は強くなれた。
なぜなら敗因を分析し、反省し、次はどうすれば勝てるのか創意工夫し続けてきたから。
反省のないところに前進は生まれない。』と。
                 
加藤九段の1000敗というのも、1000回もどんどん進化した、ということ。
負けを糧に、高みへ向かって、さらに崇高で聖なる領域にどんどん近づいて行っている証とも言える。

こういうことではなく、  
                 負け←   現在    →勝ち
三流棋士---------------------+----------------------- 一流棋士   

こういうことである。                    
                                                                          
             100敗  200敗 300敗  400敗
プロ入り------+-------+-------+-------+-------超一流棋士                                 

失敗は結果じゃない。
失敗は、「成功」と「何もしないこと」の間にある。

失敗はいつも教えてくれている。
より良くなるために鍛えてくれている。

失敗すればするだけ強くなる。

失敗をして、WHYを積み重ねていけば、より本質が見えてくる。
より本当の自分がわかる。

うーん・・・・・。             
コメント (2)
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