11月24日の読書交流会の記録。昨年と同じく12月末は忙しいので休み、これが今年最後。来年は1月26日(日)開催予定。5点満点のお勧め度を★マークで。
SN(女) ドキュメンタリー『真冬のタンポポ』(双葉社:近藤恒夫)、筆者は、覚醒剤経験者、薬物依存者のためのリハビリセンター「日本ダルク」代表。日本は先進国で薬物依存の対策が最も遅れていて、病気でなく処罰対象。覚醒剤使用の恐ろしさや苦しみ、生々しい使用実態。薬物依存者にとって孤立が一番だめであり1日3回話し合い寄り添う「ダルク」=全国で66ヶ所あり、国からの支援と同時に介入を避けるため各々独立組織。芸能界と政権の関係が取り沙汰されているがあり得そうだ。今までも犯罪者の心理に関するドキュメンタリーを読んでいるが、やはり自分の知らない世界だから手に取った★5。
『私にありがとう』(ダルク女性ハウス委員会編) 、ダルク女性ハウスの活動記録★4。
写真集『追憶の鉄路』(北海道新聞社:工藤裕之著)、副題「北海道廃止ローカル線写真集」。作者の宗谷線を無くしちゃいけないという思いに共感、昔からの知人★5。
(次回に続く)