波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

吾亦紅を描く

2022年09月20日 | 図工・調理

今みたいな台風の秋でなく、少し夏らしさ残っていた頃に描いた吾亦紅(われもこう)。飾ったり描いたりするために咲いてくれるのかと思う枝の張り方、花の咲き方。細いけれど直線の枝を巧みに使って空間を支配している。花でも、葉でもなく、最初から抽象画のような描線で何も無いはずの空間を「ほらこんなふうにあるんだよ」っていう感じで教えてくれる。知人からいただいて3年目、うちの土に馴染み根付いてくれた。


波風工房(波風食堂はこんなこともする場所)で電動彫刻刀を入れる箱を作った。佃煮が入っていた木箱を2つに切り分け底と蓋に。雨の日もこうやって遊ぶ 椎名誠著『遺言未満』読んでいる。家にあるはずの同著者『ぼくいま、死について思うこと』が見つからず発注。後から出てきてもいいや。『死』を普通の生活者の感覚で言葉にできる作家は得がたい晴れてきたので木片でニワトリを作り始めようかな。

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