NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

人に支えられて生きている

2008年04月14日 23時06分48秒 | 学習塾経営
普段の指導を講師と生徒完全マンツーマン状態の1対1でやっていると
難問が出てきたときや、ケアレスミスで簡単な問題を間違ったときなどに
すごく険悪な感じになったりします。
家庭教師も然りで、険悪な雰囲気になったときにはかなり手こずってしまいます。

特に小学生は素直で、負けず嫌いな子が多いのでたいへんです(笑)。
すぐにカッ~となってしまう子もたくさんいます。

よく保護者の方から「短気なのでどうしましょうか・・・」とご相談を
うけますが、僕は全く問題ないと思っています。
むしろ、冷めた態度で「別に間違ってもいいわ~」と開き直って
しまわれる方が対応に困ってしまいます。

冷静になれないことで試験本番の時などは若干、不利かもしれませんが
そこは追々時間をかけてコントロールできるようにしていけばよいわけで
今は目の前の事に夢中になっていることを大いに褒めてあげるべきだと考えます。


ところで当教室の中学受験準備コースはあえて2,3人を同時に指導しています。
同じレベルの場合は一斉指導をしますし、そうでないときは
一瞬で個人別指導に切り替えたり・・・とかなり上級テクニック(?)
を駆使して指導しています(笑)。

なぜ、2,3人の指導にしているのかと言いますと最初に書きました
気まずい雰囲気になってしまったときに空気を変えられるからです。
講師ではなくて生徒が雰囲気を変えてくれるのです。

これは家庭教師や個室でのマンツーマン指導では絶対に出来ません。
うちでは随所でこういう場面を作ろうとしています。
小学生だけに限らず、来年大学受験を控えた高3生にも適用しています。


前にブログにも書きましたが、受験当日は1人1人の個人戦ですが
それまでは団体戦です。チーム戦です。
励まし合って乗り越えていくという要素が絶対に不可欠です。

人は1人では生きていけません。必ず誰かに支えられ、助けられて
生きていける生き物です。僕はそう思っています。