NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

方法ではなくて習慣が大事ですね、子どもも大人も。

2008年04月17日 23時25分16秒 | About Nagahama
効果的な勉強方法って?とよく聞かれます。
単語を覚えたり、数学の公式や定理を理解、暗記したりするやり方は
人それぞれに合ったやり方があると思うので一概には言えませんが
共通して言えることは(今さら当たり前すぎる!と言われそうですが)

勉強をする時間を決めてそれをルール化させるということです。

こんな簡単でありきたりな一言ですが、僕はこれにつきると思います。
勉強だけでなく、スポーツでも趣味でも何でもそうです。
何となくやっているからうまくいかないのですよね。

テレビゲームも「目標」があるからそれに向かってやっていくおもしろさが
あるわけで、それを達成してしまったらつまらなくなり
やらなくなってしまうのと同じ事です。


生きている1日の中でいくつ、ルールが持てるか。
できればわかりやすく数値でルール出来ると良いと思います。

例えば、毎日単語を覚える。ではなくて、1日5個ずつ覚える。
という具体的な表現にしていくと良いと思います。


早起きを心がける。 → 毎朝6時に起きる。

少ししかゲームをしない。 → 30分しかしない。
               (夕方7:00から7:30までゲームする)

毎日1時間勉強する。 → 毎日午後10時から11時まで勉強する。 


このように具体的にすることで自分で決めたルールが守りやすくなります。
「ルールを守ること」は普段から気をつけていることですから生活にメリハリが
ついてきます。
時間をうまく使い、頭の切り替えが出来るようになれば学力は自然に
ついてきます。うわべのテクニックだけを磨くのではなく
日頃の生活習慣が実はもっとも重要なのです。もちろん大人もです。

ピグマリオン効果

2008年04月16日 23時30分56秒 | 学習塾経営
今日は朝からずっとご来客。
夕方から授業で、ようやく今です。
ですがテンションは↑のながはまです。


みなさんはピグマリオン効果というのをご存じでしょうか?
期待効果とも呼ばれるものなのですが、相手に何かを指導する際に
「君は絶対に出来るからね!」と想いながら指導するのと
「君にはちょっとむずかしいかもなぁ~」と想いながら指導するのとでは
同じ人に指導したとしても全く異なった結果になるのだそうです。
もちろん前者のように期待して指導した方が好結果になります。


学校の先生はもちろん塾の講師もこのことは肝に銘じておきたいところです。
子どもたちの成績が上がらないのは必ず何かやり方がまずいのであって、
その子の学力ではないと思った方が次回につながります。
もちろん反省すべきは反省しなくてはいけませんが、子どもたちを
もっと信じて期待してあげればあげるほど好結果を出してくると思います。
(過度な期待は重荷になるので程々にしないといけませんが・・・)


教室よりお知らせ**************************

本日、学校法人 日本航空高等学校 普通科 通信制課程のサポート校として
正式に認定が降りて、契約をさせていただくことができました。
今後、本教室で高等学校卒業資格を取得することが可能になります。
卒業資格は「高等学校普通科」です。

詳細は後日お伝えいたします。

限界越え

2008年04月15日 22時42分05秒 | 学習塾経営
高校1年生になりたての生徒たちにベリタスの数学をがんばってもらっています。
今日来た生徒が帰りに「めっちゃ難しかった!」と言うので何が難しかった?
基本的なこと(教科書に載っているような因数分解の公式を利用したようなもの)
がわからなかったの?と尋ねたら
それは「楽勝!」だったのだけれどそのあとの応用がかなり難しかった!
と言っていました。

一筋縄でいくような問題ばかりやっていても学力は向上しないという
作成者の内海先生の想いが授業に詰まっていますので見事に
それがはまっていました。


ここで大事なのは、
「基本的なこと(公式を利用したりする程度のこと)が楽勝!」に感じるところ
です。つまり教科書に載っているレベルのことは特に問題ない。ということです。
MAXを教科書レベルに設定してしまうとそれ以上は絶対に体得できません。
教科書レベルでは残念ながら入試には到底追いつけません。

実力をつけようと思ったら今の自分のキャパを大きくしなくてはいけません。
今まで5kmしか走れなかった体力を10km、15kmと走れる体にして行くには
無理矢理でもがんばって距離を伸ばして行かなくては走れるようにはなりません。

キャパを大きくするためには、限界を超えないといけません。
理系の生徒なら数学は限界越えをがんばってもらいたいと思っています。



人に支えられて生きている

2008年04月14日 23時06分48秒 | 学習塾経営
普段の指導を講師と生徒完全マンツーマン状態の1対1でやっていると
難問が出てきたときや、ケアレスミスで簡単な問題を間違ったときなどに
すごく険悪な感じになったりします。
家庭教師も然りで、険悪な雰囲気になったときにはかなり手こずってしまいます。

特に小学生は素直で、負けず嫌いな子が多いのでたいへんです(笑)。
すぐにカッ~となってしまう子もたくさんいます。

よく保護者の方から「短気なのでどうしましょうか・・・」とご相談を
うけますが、僕は全く問題ないと思っています。
むしろ、冷めた態度で「別に間違ってもいいわ~」と開き直って
しまわれる方が対応に困ってしまいます。

冷静になれないことで試験本番の時などは若干、不利かもしれませんが
そこは追々時間をかけてコントロールできるようにしていけばよいわけで
今は目の前の事に夢中になっていることを大いに褒めてあげるべきだと考えます。


ところで当教室の中学受験準備コースはあえて2,3人を同時に指導しています。
同じレベルの場合は一斉指導をしますし、そうでないときは
一瞬で個人別指導に切り替えたり・・・とかなり上級テクニック(?)
を駆使して指導しています(笑)。

なぜ、2,3人の指導にしているのかと言いますと最初に書きました
気まずい雰囲気になってしまったときに空気を変えられるからです。
講師ではなくて生徒が雰囲気を変えてくれるのです。

これは家庭教師や個室でのマンツーマン指導では絶対に出来ません。
うちでは随所でこういう場面を作ろうとしています。
小学生だけに限らず、来年大学受験を控えた高3生にも適用しています。


前にブログにも書きましたが、受験当日は1人1人の個人戦ですが
それまでは団体戦です。チーム戦です。
励まし合って乗り越えていくという要素が絶対に不可欠です。

人は1人では生きていけません。必ず誰かに支えられ、助けられて
生きていける生き物です。僕はそう思っています。

やる気

2008年04月13日 23時55分47秒 | About Nagahama
僕は何か新しい事業を興そうとするときには必ずまず「やる」と言い聞かせます。
自分自身にです。有言実行というやつです。
追い込むというと響きが悪いですけれど。。。

それからすぐに行動に出ます。行動せずにはいられない状態にします。
とにかく悩んでいる時間が一番無駄だと思いますので
「無理かな?」と思うこと以外はとにかくまずやるようにしています。
その時点でやるかやらないかが最終決断となります。

そこで最終の「やる!」の決断となったとすれば、粘り強く
最後までやりきるようにしています。

子どもの生活の基本は「家庭」にあります

2008年04月12日 23時08分36秒 | 学習塾経営
小学校低学年からの塾通いについて、よく質問されることがあります。
本当に必要なのですか?などという質問です。
小さい頃は思いっきり外を走り回って汗を流して遊べばよい!
というご意見もあれば、
小さい頃からきちんと「やるときはやる」ということをしつけるためにも
塾に通って勉強してもらいたい。もちろん、スポーツ(教室みたいなもの)も
がんばって欲しい。
というご意見もあります。

僕はどちらかというと、正直、どちらでも良いと思います。
どちらも正論だと思います。

ただ、1つだけ言えることは
外で思いっきり遊ばせるにせよ、塾できちんと勉強する習慣をつけさせるにせよ
大事なことは「親が親らしくある」と言うことだと思います。

子どもは親を見て育ちます。
親ががんばっている姿を見れば子どもは「がんばるのが普通だ」と学習します。

親が帰って来るなりダラダラとした事ばかりやっていては
「家ではダラダラしても良いんだ」とか、
「会社以外で人の目に付かないところでは別にどうでも良いんだな」
と学習します。

また、一番良くないのは
「あれ?この前と言ってることが違うぞ!」などと子どもに不信感を持たせて
しまうことです。
「この前は良いと言ってたのに・・・」
「お父さんやお母さんもやれてないじゃないか!」
など、子どもは見ていないようでしっかり見ています。


話を戻しますが。
子どもが低学年の頃から塾へ行っていたから賢いのではありません。
子どもが低学年の頃に外で汗をかいて思いっきり遊んでいれば
人間関係をきちんと学んでくれるわけでもありません。

すべて生活の基本は「家庭」にあります。
それを僕も親になってからしみじみと感じています。
子育ては本当に難しいですね。

今日は息子の誕生日だったのでそんなことを考えていました。

勉強とは本来、楽しいものです

2008年04月11日 23時21分24秒 | 学習塾経営
小学生の受験コース組の子どもたち、すごくがんばっています。
いえ、「がんばっている」という表現は間違っていて
「楽しんで」勉強しています。と言わなくちゃいけないくらいなのです。

大好きな教科になると、目をキラキラ輝かせながら学んでいます。
こうなってくると教師側としては特に何かを教えるというわけではなく
バックアップしてあげる事の方が重要になってきます。

「塾」というとなんだかたくさんの問題を教わらなくちゃ損!
みたいな感じを持ってられる方もいるとお思いますが、実は教わる
ばかりではダメなのです。勉強と同じくらい、「勉強の仕方」や
「勉強の意味」などを教えてあげなくてはいけないと思い接しています。


小学生の好奇心旺盛な時期にたくさんの知識をみずから吸収しようと
しているその姿は本当に感心させられます。

岐阜県にペガサスが開校します!

2008年04月10日 02時34分32秒 | 学習塾経営
僕が教室を開校してからずっと一貫して続けていることがあります。
それは「子どもたちが勉強をする」というスタンスを持つことです。
何を当たり前のことを今さら・・・といった感じですが実は勘違いしている
塾の講師さんがいっぱいいると思います。

塾講師はがんばってわかりやすく教えようとします。
当然ですね。

ですが、どうすれば力がつくのか?ということを考えられていないのです。
いえ、考えているつもりなのですが結局は教えることに
自分の責任を持ってきてしまいがちなのです。

真剣に生徒のことを考えるが故に陥りがちな間違いなので
まじめな講師さんほどこの手の間違いに陥りやすいと思います。

「子どもたちが勉強する」ということは、つまり子どもたちが自ら鉛筆を
走らせられるように鍛えてあげられるのがベストです。

自動車の教習を受けられた方はわかると思いますが、いくら教官の模範運転を
助手席で観察していても運転はできるようになりません。
また教習所の敷地内を何度運転していても、実際の路上を走らなければ
日常、乗れるようになりませんよね。
そんなイメージだと思います。


さて、明日10日(もう今日ですね)、岐阜県で学習塾ペガサスを開校されます。
10日から第一期生を募集されるそうで、もしかするとチラシを見て
このブログを読んでられるご近所の方もいるかもしれませんね。

オーナーの高橋さんとは開校前から何度もお会いしていろいろ相談を受けました。
熱い思いを持ってられる方です。

高橋さんには上記のことも含め学力などについていろいろお話させていただいて
感じましたのは僕と考え方がかなり一致している方だということです。

間違いなく責任を持ってお子さんをお預かりされる方だと思いますので
もしお近くの方はお気軽に教室の方へお問い合わせされると良いと思います。

高橋オーナーは何といっても勤勉です。
ご提供するものについてとことん真剣に考えられる方なので僕はお勧めします。
優秀なスタッフもすでに採用して研修も終えられたとのこと。
その勤勉さには本当に関心させられます。

滋賀県まですでに何度も足を運ばれて、運営について、そして授業の研究にと
熱心に動き回られて勉強されています。
きっとすばらしい教室になると思います。

自立学習

2008年04月08日 22時32分14秒 | 学習塾経営
今日は入学式でしたが安曇川教室の高校1年生たちはがんばって来てくれました。
ベリタスの講義テキストを使用しながらの授業なので非常に集中して
がんばってくれていました。
少し難しい問題もありましたが今からこのレベルまで学んでおくことで
近い将来、必ず「やってて良かった」と思うことだと思います。

スタッフも管理に集中できますので、かなり効率の良い授業になっています。
今後は新高3生のように自宅でも予復習ができるように進めていきます。
そうすれば自宅でもきちんと自主学習が出来るようになると思います。

このように対象が高校生であっても僕が開校した当初から掲げている
「自立学習の確立」という大目標は変わりません。
自立学習を早期の段階で確立させることが一番効果的だからです。
勉強だけでなく、生きていくことに関して効果的だからです。


高校生くらいになると、ペガサスで学んだことがいよいよ頭角を現してきます。
よく高校の先生は教え方が・・・なんて偉そうなことを言う子がいますが
教わろうとする心構えの時点で問題アリだと思います。

素直に教わることは大切です。それにプラス自分で考え、処理をする
クセがついた人は根っこがしっかりしていますから、
たとえ雑な教え方をされたとしても少々のことではへこたれません。

素直で勉強好きであることが幸せな人生を送るポイントだと思います。



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学習塾のオーナー様対象の勉強会行います!
5月11日(日)を予定しています。
場所は京都か大阪の駅近辺で。
5人以上、集まりそうなので必ず行います。
ご参加検討中の方もメール、またはコメント欄から
お問い合わせください。

内容は(参加者間でのブレインストーミング、情報交換会)
・教材について
・生徒面談、保護者面談
・具体的な運営相談
など。特にテーマはありません。日頃の業務に関することであれば。

みなさんにお会いできることを楽しみにしています!

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2008年度が始まりました

2008年04月07日 23時41分27秒 | 学習塾経営
教室は本日から新年度としてスタートをしました。
新中学1年生が夕方時間から夜時間に変更し始めています。
眠たくならないか少し心配していましたがどうやら大丈夫そうです。
体力がついてくるまでが勝負です。がんばってください!

1年生自身も新鮮ですが、新1年生が教室にいることが教室全体を
新鮮にしてくれています。新しい1年の始まりを感じる一瞬です。

今までイマイチだった成績を気分一新にして挽回するチャンスです。
1学期はどの学年もそんなに難しくありませんからなおさらチャンスです。
やる気にも満ちていて春・新芽の出る季節にピッタリです。




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学習塾のオーナー様対象の勉強会行います!
5月11日(日)を予定しています。
場所は京都か大阪の駅近辺で。
5人以上、集まりそうなので必ず行います。
ご参加検討中の方もメール、またはコメント欄から
お問い合わせください。

内容は(参加者間でのブレインストーミング、情報交換会)
・教材について
・生徒面談、保護者面談
・具体的な運営相談
など。特にテーマはありません。日頃の業務に関することであれば。

みなさんにお会いできることを楽しみにしています!

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