NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

わかるまで何度でもやる

2008年09月21日 23時58分32秒 | 学習塾経営
今日は坂木先生にお越しいただき単元を絞った演習授業を行ってもらいました。
「理解すること」と「できるようになること」とは全く別です。
それを今日はわかってもらえたと思います。

この仕組みですが当然、理解することが先でその後にできるようになる
と思いこんでしまいがちですが、実は何度も何度もやることによって
「気がつけばなんか、できるようになっている」
と言う感触が出てきてそのあとに
「あぁ~なんだぁ、そういうことか!」と
理解ができることが多々あります。

大人の方はそれを実感されています。
例えば小学生の頃の算数で習った割合の問題です。
小学生だった頃、当時は完全に理解して解いていなかったのでは
ないかと思いますが(僕は理解していませんでした・・・笑)
大人になり、生活で必要になってきたときに初めて
「20%引きって、こういう事なのか!」と、割合を
初めて理解されたのではないかと思います。


要は鍛錬することから理解に変わることも往々にしてあるということで
理解ができない、しにくいところはとにかく鍛錬してみることです。

5回やってみてできなかったら6回やる、それでもだめなら7回、8回と
繰り返すこと。そうすれば「何となくできるようになってきた!」から
「そうか!そういうことか!」という感触に変わってくるのです。

終了後、坂木先生は「あともう少し、やってあげたかったなぁ・・・」と
仰っていました。時間が4時間ほどしかなかったのでもう少し
「わかる!」段階まで完全に行き着けなかったようです。

ですが、僕の今日の目的は授業の内容よりも上に書いたことを
子どもたちに伝えたかった、感じてほしかったので、その目的は
ほぼ達成できたと思います。

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