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ファミコン世代の一呼吸(ひとこきゅう):一息で、バタンだけど。


コロナ過とは言え、一時期より、飲食店が利用しやすくなったもの。
相変わらず、日常生活での圧迫感を意識させられている。
そんなこともあり、ここ半年ほどは、コンピュータゲームに熱中している。
近年の家庭用ゲーム機は、インターネットに接続できる環境にあれば、
友人同士での協力プレイなどもできるものとなっており。
このゲーム機器のコントローラーは…、
2つのコントロールレバー(アナログスティック)と、十字キー、
十字キーとは反対側の位置に4つの操作ボタンがあり、
さらに前面にある4つの操作ボタンとで構成されており。
それを、すべて操作することで、複雑な動作や状況に応じた、
アクションが行えるものとなっている。



リニューアルするように、家庭用のゲーム機器を買い換えてはきたもの。
熱中していたのは、もう20年ほど前の話。
当時、楽しんだものには、カプコンの「バイオハザード3」があり。
このゲームは、主人公である特殊部隊の女性隊員、ジル・バレンタインを、
(T‐ウイルス)に汚染された街、ラクーンシティから脱出させるゲーム。
このゲームでの物語(設定)にも関わる、T‐ウイルスは、
人々や生き物を、ゾンビのような怪物に変えるものであり。
主人公は、様々な敵キャラクターや障害を乗り越えていくものとなっていた。
※コロナ過では、このような物語の設定を説明するのにも、
ちょっと気まずいものがあるけれど。

このゲームでは、街(ラクーンシティ)や建物を移動していくとき、
視点が切り替わっていくものとなっており。
状況や場面によっては、ローアングルの視点にもなる。
主人公、(プレイヤーが操作するキャラクター)が、
ミニスカート姿の女性だったこともあり。
あるゲームの解説書には…、
「彼女のスカートの中を、見る(覗く)ことはできません」
「何故なら、その画像は制作(つくって)していないからです」
…という趣旨のコメントが、ゲームメーカーであるカプコンからあり。
思わず、笑ってしまったことがある。
しかし、考えさせられる内容でもあった。
これは説教臭い、倫理観の話ではなく。
現在のコンピュータゲーム機器は、
質感のあるCGキャラクターを、高速で処理することが可能であり。
身長や体格、肌の色から、顔の輪郭、髪質、目の色…。
それにゲームキャラクターに必要とされる、
運動能力や技能、耐性などの複数のパラメーターを、
細かく設定することが可能となっている。
それらの人物像や世界観を構成するデザインやシステムの制作や設定には、
多くの人員と、膨大な時間を必要とし、巨額な費用になる。
物質的には存在しない架空の世界の人物、
(フィクションのキャラクター)であっても、
“実在”していないとは言い切れないレベルにあり。
ある意味、この女性キャラクターへのハラスメントは、パテントにも関わり。
現実の人間以上にデリケートな存在とも言える。

SF映画やアニメの主人公のように、
宇宙船(スペースシップ)やロボット兵器の操作もできれば、
魔法やドラゴンが存在するファンタージな世界で、英雄となり。
(老若男女問わず)アイドルにもなれる(?)。
そんな体験を、よりリアルに感じられる時代とはなったけど…。

日々の生活と離れた、パラレルワールド上でのバカンスに過ぎない。
さっさと、(ゲームデータの)セーブをしないと、
お気に入りのインドカレー店が閉店時間となってしまう。
…というところだったけど。
「あぁっ!!」
巨大なドラゴンの、業火のごとき火炎によって、
主人公(プレイヤー)のパラメーターは、容赦なく下がり。
バッタリと倒れ伏した!!
憎き宿敵は、画面狭しと、暴れまわり、炎を吐き続けている。
そのまま、画面が切り替わったかと思うと、
大八車に乗せられた、主人公が、スタート地点へと投げ出されていく。
(今、やっているゲームは、本当に、こういう演出なのです!)



自身の分身とも言えるキャラクターが、
大八車に乗せられて、放り出される…のは、かなり情けなく。
“むぅーう、オノレェ!!”とは思ったもの、

仕方がなかった。
パラレルワールド上でのバカンスどころか?
パラレルワールドでのトラウマによって、
こっちでのビール量が増えそうなところである。
とほほ(ダメじゃん!!)…。


(こちらは過去の画像)
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