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忘れることはなくても、消えていくもの。


ツイッター(現、えっくす)を見ていてところ。
この“アニメ”を知っている人は、
リツイートという投稿が、画像とともにあった。

このアニメ番組「一休さん」は、
日本の禅宗、一休宗純をモデルとしたものであり、
昭和の時代(1975〜1980年)に、テレビ朝◯で放映されていたものになる。
良質なテレビアニメ番組として、印象に残っていたけど…。
この“一休さん”の、番組プロデュース(大スポンサー)は、
国際勝共連合の名誉会長だった笹川良一のもとにある、
日本船舶振興会(現、日本財団)のみになり。
それを知ってからは、この番組への印象が、まったく違うものとなっている。



以前にも記したけれど。

統一教会の創始者、文鮮明が設立した、
政治団体、国際勝共連合の初代会長、笹川良一は、
財団法人、日本船舶振興会の元会長でもあり、右翼の大物だとも聞く。
この日本船舶振興会は、現在の公益財団法人、日本財団であり。
虎ノ門に、大きなビルをもつ団体になる。
名称は違っても、“勝共連合”と“統一教会”は、同一の組織でしかなく。
この日本財団との関係から、テレ〇朝日は、統一教会とモメたくもなく。
同局の報道番組やニュース解説番組は、統一教会への忖度(そんたく)があり。
これまで、統一教会の霊感商法や献金被害、極端な反日性などが、
伝えられることもなかった。
知りようもなく、分からないものから、身を守りようもなく。
多くの人たちが、被害に遭うこととなった要因のひとつでもある。
このアニメ番組が、良質なものであったとしても、
統一教会のプロモーションとなっていた部分はあり。
いまは、イヤなものへと置き換わっている。



さて、単一のスポンサーであっても、オンエア中のCMはあり。
いつも、日本船舶振興会のプロモーションCMが流れていた。

そのCMは、歌にあわせて、1人の男性が、
子供たちに囲まれながら、行進していくものだった。
今、思い出してみると、その男性こそが、笹川良一だったのだろう。
「戸締り用心、火の用心」「世界は一家、人類は、皆兄弟」。
この標語も、どこか“統一教会”を思わせる。


昭和の時代、テレビ番組の話題は外せないものだったけど。
子供の頃、両親の仕事の都合もあって、転校することも多く。
引っ越し先の受信状況もあって、
連続ドラマやプロスポーツの話題では、いつも悩まされていた。
そんな身には、一話完結のテレビアニメがもたらしたものは大きかったけど。
今さら、これまで通りの気持ちで見れるものでもなく。
「知りたくもなかった!」
そんな気分にもなり、子供の頃の思い出が、1つ消えることとなった。



蛇足:
今年の7月、海の日の制定を、強く求めていた人物としても、
笹川良一の名前は聞いている。
笹川良一の運転手であった松井良夫は、維新の松井一郎の父親となり。
現在、維新に属している、元、東京都知事の猪瀬直樹は、
「東京五輪は、金のかからない五輪」といって、
国民を騙し、不正に5000万円の選挙資金を受けて、
都知事を辞任したのに、維新の比例区で参議院議員になり。
国会で、ガムを噛んだり、スマホをいじったりしていた。
その維新が推し進めてきた大阪万博も、グダグダの状況となっている。
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