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労働賛美:叫

(前回の続き)
さて…。
親会社から、やってきたバカ社員を注意したら、
不貞腐れた態度をとるようになった。
職場のような空間では…。
要職もなければ、特別な業務についている訳でもないものが、
身勝手な行動をとりながら、罰せられないと…。
「あいつに許されているのなら、俺もそうだ!」
…などと思い違いをして、
引き込まれるかのようにバカな行動をとるものが、1人や2人と出てくる。
それでも上司や同僚たちの反応や態度はニブく。
仕方なく…。
“おい、電話が鳴っているぞ!”などと注意することにした。
今までのようにサボれないことから、
ついに、彼は感情的な声で…。
「こんな仕事は、他の人がやってくれるのですから、
やる必要もないでしょう!」

…などと言い出した。
「開き直るな。だったら辞めちまえ!」
「仕事はやる気もないけど、
会社(親会社)から言われて来ているだけです♪」
「やめる気はありませ~ん♪」

さすがに頭にきた!
それでも可能な限り、感情的な言動は抑えて言った。
「(お前のように)やる気もないような者がいれば、
職場の士気は下がるだけに(大)迷惑だ!」
このような事態となり、ギスギスした日々が続くこととなった。

社会人として、”仕事”をする以上は、
対価として給金をいただかないことには、成り立たない。
営利企業の場合、営業職にあたる人物が、
顧客との商談を行い技術職やサービス部門に業務を割り振っていく。
まさに”つかみ取ってきた仕事”であり。
それが、職場の空気として伝わり、
暗黙のうちにマナーやルール、雰囲気が形成していくようになる。
この感覚は、ある程度、大きな会社のエラいさんには無いときもある。
個人や外部の企業などから、自ら仕事を取ってくるような経験もなければ。
まず体面や体裁を取り繕う体質が染み着いているのか?
もしくは、プライド高めな人種の集う一流企業ともなると、
いまさら非常識なアホ(上司や同僚)にマナー指導することはタブーであり、
バカげた振る舞いが、その会社の(もしくは部署)の規範になってもいる。

その後、この人物は体調不良を理由にして、欠勤が続く。
こんな言い争いになったこともあってなのか?
叩き出したように見えたが、
ハッキリ言えば仕事を任せられるような人物ではなかった。
この話は、事実をベースにしているけど、
一部、省略、もしくは脚色が加えられている。
それに、現実はドラマと違って、
小気味良いセリフが出てくるわけでもない。
「僕が仕事をしなくても、別の人がやってくれますから~♪」
こんなことを言われたら、
頭に血が上って言葉が出てこなかったというところ。




追記:
暴力による最大の驚異はなんだと思います?
「正しいこと、真実の隠蔽(弾圧)です」
自由とは、どういうことだと思いますか?
「恐怖を感じず好きなことが言えること」
つまり当時、この職場は不自由な状況であり。

恐怖を感じていたということかな?
生活の中で、仕事は大きなウェイトを占める。
「仕事は、単なる収入源」だと割り切ろうとしても…。
睡眠時間を除けば、
1日の半分近くの時間を割かれるのだから、簡単にはいかない。
(2020年7月、一部訂正:しかも続く⇒)
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