The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

第59回 ワインとキュイジーヌの夕べ

2010-09-26 21:12:58 | ワイン
59回を数えた『キュイジーヌの会』に、10名のワインヒートが集まってくれました!


季節は秋めいてきましたが、今回もピノ・ノワールの流れ!


ヴォーヌ・ロマネの3本が表のラインナップでして、


隠しアイテムは、ドイツのバーデンのシュペート・ブルグンダーとソノマのピノ♪


特にもバーデンのシュペート・ブルグンダーが面白かったんですね・・・


ドイツのピノもココまで来たんですね、って感じでしょうか。


僅かに底アジにドライ感は残るものの、バランスは全く持ってOK!


美味しくいただきました!


ウェルカム・シャンパーニュを2本用意しまして、ワインは9種類、


ですから、一人一本換算のワイン会!


予想にたがわず大盛り上がりで、楽しみましたワインとキュイジーヌ!


まずはワインリストをご覧下さい↓


1.NV Champagne Brut Blanc de Blancs Pierres Gimonet & Fis


2.2008 Chassagne Montrachet Michel Niellon


3.2004 Rodano Tua Rita Toscana bianco Italy-Blind-


4.2008 Schlossgut Ebringen Pinot Noir Trocken Baden -Blind-


5.2007 Vosne Romanee Christophe Chevaux


6.2004 Barham Mendelsohn Pinot Noir Jim Clendenen Russian River Valley Sonoma-B-


7.2007 Vosne Romanee Vielles Vigne Cecile Tremblay


8.2005 Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees Bruno Claverier


9.2004 Geoff Merill Shiraz Reserve Mclaren Vale Australia-Blind-


という事で、個別のコメントは後ほど!


今日は今日とて、酔ってますのでまた明日!


では・・・

ワイン会の当日にウォーキングですか?

2010-09-25 18:37:53 | ライフ
夕刻4時半には仕事を終え、大急ぎでバスに乗り、


歩いては乗り継ぎ、また歩く・・・


悠長と言われつつも、7時半のワイン会までワタクシ出番もなし!


『あるでしょ!色々・・・暇だったら、手伝って!!』の声が、


聞こえそうでもあったのですが、歩くと言ったら、歩くんじゃい!


とまるで、三歳児並みの自己中を発揮し、そんなことで帰って参りました!


でも、変なことすると、変なこと起こると言いますが、


見たんです、UFO・・・津志田のバス停のところで、


『ピンクレディ』復活にでも、あわせての『UFO』なのでしょうか?


雲の切れ間の、白い発光体がそれ・・・


いずれ、今日のワイン会ソッチノケで、悠長すぎますよね・・・

2008 シャンボール・ミュジニ クロ・デ・ロルム ジャック・カシュー

2010-09-24 22:51:01 | ワイン
ヴォーヌ・ロマネの雄、ドメーヌ・ジャック・カシューに、


シャンボール・ミュジニの地所があるとは、気がつきませんでした!


先日の『雪のU収穫祭』で、『クロ・デ・ロルム』というヴィラージュ物の08’産を、


ご相伴に預かったのですが、コレが、ヒジョーに興味深い代物だったんですね・・・


何が興味深いかと言いますと、同じ『ジャック・カシュー』でも、


シャンボール・ミュジニは、ヴォーヌ・ロマネとはスタイルが全く違うわけです!


それはテロワールの違いだけではなく、もっとネッコの所での違い・・・


ドンだけ違うか?と言いますと・・・


端的にいえば、ヴォーヌ・ロマネの黒に対して、シャンボール・ミュジニの赤!


シリアスなニュアンスに対して、開けっぴろげなニュアンス!


08’シャンボール・ミュジニ クロ・デ・ロルムは、


まるで、炎天下のもとで、木に生った完熟の赤いフルーツを、


そのままもいで頬ばったかのような、瑞々しい感触といいますか・・・


そんな、ある種の開放感を感じるわけです!


いずれ、こんなワインは何年か待ってみたら、一体どうなるのでしょう?


そんな、不思議なポテンシャルのシャンボール・・・


面白く頂きました!


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08’はココで↓


1989 ヴォルネイ シャンパン マルキ・ダンジェルヴィーユ

2010-09-23 10:45:55 | ワイン
業界のワインヒートのプティ会に、ワタクシが持ち込んだワインはコレなんですね・・・


1989年という、ブルピノにとっては、今世紀一ニを争う当たり年、


加えて、ヴォルネイの名手ダンジェルヴィーユと来て、


そしてリューディーは、ヴォルネイ中最強の『シャンパン』と来るわけです!


繊細かつ優美なヴォルネイを、ウリにしているダンジェルヴィーユも、


1989物は、思いの他凝縮しており、大物に仕上がっているようです!


特にもシャンパンは、そこのテロワに忠実で、


粘土質土壌からくる、力強さとヴォリューム感、


そして一部の石灰岩土壌からくる、強いミネラル感と繊細さを、


併せ持っているゴージャスぶりなんですね・・・


実はこのスタイルこそ、ヴォルネイらしいキャラクターとも言えるわけですが・・・


で、21年に及ぶ、ピノにおいては、イササカ長すぎる熟成期間ですが、


待ったが故の、ある種の艶やかさ、妖しさ、神秘性などが垣間見られ、


ある意味ダンジェルヴィーユのメタモぶりに、驚かされた次第!


その香りと来たら、ジビエやらシャンピニオンやらのニュアンス満載で、


味わいは濃密極まりない、ジュクジュク果実が口腔を満たしてくれます!


ニュイのスタイル感は望めませんが、


地方貴族の脈々と続く品格の香りは、そこかしこに見出す事ができるワケなんですね♪


自分のワインは、メッコシ可愛く、そんな感じでご相伴致したわけです!

お寒うございます!

2010-09-23 00:25:40 | ライフ
今日は中秋の名月なのですが、我が家の屋根の向こうに見える今宵の月は、この通り!


なんか、急に寒空の不吉な雲の、オオカミオトコでも出そうな雰囲気の月でした!


『収穫祭』のダメージも夕刻には霧散し、ワタクシ既に戦闘状態!


こんなに、お寒うございますですが、カラダはビールを欲しております!


『収穫祭』の余韻も消えぬ内ですが、今週末は『キュイジーヌの会』なんですね・・・


実はこの会も、今回で第59回を数えます!


さてさて、凡そのライン・ナップなのですが、


やはり今回もピノ中心で行きたいと思っております!


そのピノのメインを張る造り手は、『ブリュノ・クラヴリエ』と『セシル・トランブレイ』


なんですね・・・


そのヴォーヌ・ロマネのヴィラージュとプルミエに加えまして、


ブラインド含めて、5本のピノらしきワインが並びます!


スタートに泡、白2本で1本はブラインド、そして最後に1本濃厚系・・・


そんな流れになる予定なんですね・・・


という事で、いつものように、参加御仁はご油断無きように頼みます!