The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

Excellentでも結構です!

2008-10-31 21:40:20 | ワイン
ロバート・パーカー氏の選んだ、いわゆる『傑出している(Outstanding)』のブルゴーニュの赤ワインは、記載の通りですが、いくつかの当然入って然るべきドメーヌが抜けている?のに気づきます。

例えば、熟成後のテロワの発揚から発する色気?十分の造り手♪
まあ、どうでしょう・・・
ブルピノのエロ旨系とでも言いましょうか?
そんな造り手が幾つか存在するわけです!

その中でも、デュジャック、アルマン・ルソー、エマニュエル・ルジェ、ジョルジュ・ルーミエなどが、ヴォルネイのジャン・ボワイヨ、マルキ・ダンジェルヴィーユ、ミッシェル・ラファルジュの下位に来るというのも、やはり後者がパーカー氏の好み?ということになるのでしょうか?

まあ確かに、ルソーなどは、たまにですが『へのツッパリ』にもならない『クロ・ド・ラ・ロッシュ』を造りますし、ルジェの硫黄臭い『ヴォーヌ・ロマネ』を見かける事もありますよね・・・

デモですよ、両者はこの世の物とは思えないような、見事な『クロ・サン・ジャック』や『クロ・パラントゥー』を世に出してもいるわけです!

だから、一つのご意見なんですよね!

さて、ワタクシはExcellentでも十分結構・・・
むしろ、日常的に味わいとコスパのOutstandingを捜し求めています!

ブルゴーニュ白のOutstanding!

2008-10-31 00:06:16 | ワイン
じゃあブルゴーニュの白はどうなってるの?
と眺めましたところ、こんな感じでありました・・・

第6版の『傑出している』造り手は・・・

ドメーヌ・ドヴネー、ダニエル・バロー、ジャンボワイヨ、アンリ・ボワイヨ、ジャン・テヴネ、コシュデュリ、コルディエ・エ・フィス、ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ、ギュファンス・エナン、コント・ラフォン、ドメーヌ・ルフレーヴ、ドメーヌ・ルロワ、ベルナール・モレイ、ミッシェル・ニーヨン、ジャン・マリー・ラヴノー、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、エティエンヌ・ソゼ
の17の造り手だそうです・・・

今回の第7版では、ダニエル・バロー、アンリ・ボワイヨ、エティエンヌ・ソゼの三つの造り手が落選し、新たにウィリアム・フェーヴル、ボノー・ド・マルトレイが加えられたとの事です・・・

ん~~ん、なるほどね!
相変わらず、難しいですよね・・・

疲れたから、寝間ひょ!

ワイン・バイヤーズ・ガイド第7版

2008-10-30 22:40:16 | ワイン
なんやかんや言いながら、ワインの評価本は気になるもので、
まあここまで来ますと、自分の座標軸を狂わす物ではないのですが、
将来ワイン価格に、それが少なくならず影響を与えると言う意味で、
見ておく必要があるでしょう!

更には、逆パーカリゼイションの利用によって、
程よく熟成した、コスパのよいワインを調達するのに、押さえておくべきでしょう!

そのパーカー本の期間まとめの『ワイン・バイヤーズ・ガイド』の第7版が出版されたとの事・・・

そこで、手元にある第6版でブルゴーニュの赤を眺めて見ますと・・・
確かに『傑出している』いわゆる『Outstanding』には、そうそうたる造り手が並んでいます!
マルキ・ダンジェルヴィーユ、ドメーヌ・ドヴネー、ジャン・ボワイヨ、クロード・デュガ、デュガ・ピィ、ロベール・グロフィエ、ドメーヌ・ジョブロ、コント・ラフォン、ドメーヌ・ルロワ、ユベール・リニエ、ドニ・モルテ、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、クリスチャン・セラファン、ヴォギュエ
の15の造り手なんですね・・・

第7版では、クロード・デュガ、ロベール・グロフィエ、ドニ・モルテが落選し、
ポンソ、クロ・ド・タール、クリストフ・ペロ・ミノが新たに加えられました!

ふぅ~~む?
なるほどね・・・・

いろいろ有りますよね、まあこれ以上は言いません!

ではまた・・・

一挙に冬到来でしょうか?

2008-10-29 23:59:48 | ワイン
盛岡の明日の朝は、3度Cだそうです!
ひょっとしたら、岩手山の初冠雪ってことにも、なりかねませんよね・・・

冬の準備もままならないうちに、冬到来でしょうか?

さて今日は、久しぶりに家でゆっくりとしてます!
今週末の『キュイジーヌの会』のラインナップなどをシタタメテおります!
この会も、37回目にして大賑わい♪
まあ冬直前のこの時期に、連休前のゆったりとした週末を、濃密なワインリストで、皆さんと一緒に楽しみたいところであります。

ところで今日は、濃厚な衛星ボルドーを抜栓致しました!

それは『コート・ド・ブール』という、難しげなアペラシオンにして、
かのテルトル・ロートブッフのミジャビルの遺産!

濃密で、ひとたび熟成すれば、正しく寒露・・・
十数年の待ちで、独特の漢方の風味を醸し出すこのワイン!

1996年物の『ロック・ド・コム』を開けました!

確かに、61シャトーの品格のそれとは違います・・・
飲み終わった後の、優雅な余韻もない!
目の詰まった、細かい、極上のフルーツでもありません!

でも、このワインに備わった、他にはないある種のオーラって言うのでしょうか?
ここのアペラシオンを完全に飛び越える、何かが見え隠れします!

見つける事の出来なかった何か・・・
12年の歳月で、今ここに発露して来たという事でしょうか!

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ところでその11.1の『キュイジーヌの会』!
スタートのウェルカムはマグナムのシャンパーニュで、
その後白二品、ピノは10年とびのニュイ・サン・ジョルジュを・・・
NSGの至宝シュヴィヨンも出ますです!
ボルドーはペサックレオニャンの二品!
最後を飾る、晩秋にふさわしい風味を醸すこのワインは・・・
そうです!ワタクシ大好きなラ・ミッション・オー・ブリオン、となるわけです!
もちろん、眩暈のするよなブラインド用意しております!

てことで、また・・・

収穫祭のワインリストは?

2008-10-27 22:50:44 | ワイン
雪のUさんの畑でとれた作物を、『忘B』のN塚さんにお願いし、
美味しい料理が並びました。

参加者はどうも毎年多くなっているようです!
それもそのはずですよね・・・
料理も美味しけりゃ、並ぶワインもまた凄い!

まずはリストをご覧下さい↓

NV Cremant de Bourgogne Brut Maison Ambroise

2004 Chablis 1er Cru Mont de Milieu La Chablissienne

2005 Meursault La Limousin Domaine Michelot

2000 Vosne Romanee 1er Cru Aux Chaum Domaine Jean Grivot

これに菅Wコレクションから

2006 Vire Clesse L'Epinet Domaine Sainte Barbe

2005 Vosne Romanee Aurerien Verdet

の二本!これに黒Dコレクションから

NV Champagne Brut Moutard

そして、ワタクシが・・・

2005 Vosne Romanee Aux Brulee Bruno Clavelier

を持って、馳せ参じたってわけです!
いかがでしょうか?
後はなかったかな?間違ってたら、勘弁です!

企画、演出、マネージメントの菊Tご夫妻、
そして主宰の雪のUさんに感謝申し上げます

では!