The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

寒波襲来!!

2005-11-30 23:37:03 | ワイン
遂にやってきました!本格的な寒波です。いつものパターンでいきますと、11月に少し積もって、その雪は程なく消え、そしてクリスマス頃にどーんと降り始めるわけです。

今年は寒波襲来がちょっと早い様です!

秋口の澄んだ外気には、クール・ビューティー『ジュリア・フォーダム』のハスキーな歌声などがぴったりでしたが、こう寒くなりますと、もっとホットでヘヴィーなミュージックを欲求致します。
朝の通勤はマイルスの60年代のライブ傑作『フォア&モア』の『ソー・ホァット?』なんかがいけてますよね!帰りの夕闇では、最近ある所で見つけた、なんと懐かしい、伝説の超プログレ『ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター』を聞きながら東安庭を疾駆しております。なんといってもVDGGの最高傑作『ゴッドブラフ』!!皆さんも一度聞いてみてください。ちょっとした驚きですよ!

その後カズクン・バーで例の物飲んできました。
抜栓五日目でしたので、直後の醍醐味や風味はありませんでした。その中でも、やはり白の99’クロ・ド・ラ・バレ ラフォンなどは、むしろ美味しくなってきたところ・・・さらに89’グリヴォーのリッシュブールはまずまずでしょうか?63’マルゴーはアイラのモルトやフノリの風味が・・・97’のリッシュブール DRCは瀕死の状態・・・
まあ繊細なワインほど抜栓するともたないという所でしょうか?

でもカズッチャのチャレンジには拍手を送らなきゃ!
ではまた!!

フレデリック・マニャンの白?

2005-11-29 21:45:58 | ワイン
先日カズクン・バーでワインを頼んだところ、濃厚なイエローの白ワインが出てきました。
どこかノーブルなタッチの古酒っぽい香り!黄桃やマンゴーにレモンを一滴・・・でも意外にキュウとした酸味が心地よく、上品な味わいです!なんとこのワイン

2002 Puligny Montrachet Chalumeaux Frederic Magnien

でした。もちろんミッシェル・マニャンのネゴシアン部門です。秀逸なクロ・ド・ラ・ロッシュとクロ・サン・ドニはあまりにも有名ですが、白をわずかに造っている事も小耳に挟んでおりました。でもピュリニー・モンラッシェとは・・・

この造り手『ノース・バークレー・インポート社』のアドヴァイスで、海を渡る期間を考慮し、樽熟成の期間を極端に短くしているとの事・・・濃密で、骨組の堅固なピノ・ノワールはご多分に漏れず!過熟することなく鮮烈な味わいテです。
息子のフレデリックは『赤ワインをシャルドネ的に扱う。つまり肉付きと鮮度を大事にする』と豪語している。なるほど・・・

シャルドネが美味しいわけだ!

見事なシャルドネでした!

03’ルシュノー

2005-11-28 00:34:48 | ワイン
今日は自宅でゆっくりとしております!金曜日は脂汗を流しながら休肝でしたので、午後9時の時報と共に、おもむろにリーデルのヴィノム・ブルゴーニュを取り出しました。
目当ては03’フィリップ・エ・ヴァンサン・ルシュノーのジュブレイであります。

このドメーヌもともとはニュイ・サン・ジョルジュの造り手との事・・・
わたくしも、最初にこのドメーヌにお目にかかったのは、確かニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモードだったはずです。98’という難しいヴィンテージにもかかわらず、美味しく飲めました。
フィリップとヴァンサンの7つ違いの兄弟によるこのドメーヌのフラッグシップは、450本だけ造られる『クロ・ド・ラ・ロッシュ』であります。
希少性もさることながら、品格のある、繊細な質感は、味にうるさい日本のワインヒートにとっても垂涎のワインなのであります。
T澤酒店の御好意により、我がセラーの奥深く眠っている02’03’ですが、毎日それに手をかける欲求を抑えつけるのに苦労するわけであります。

さて03’ジュブレイ・シャンベルタンですが、とりあえずヴィラージュの域をロール・オーバーしている事は間違いありません!
甘く赤いフルーツのキャンディーのようなトップに始まり、ミネラルや僅かですが微妙に感じるオリエンタルな香気を感じ、うれしくなる訳です!
上手く熟した、甘い濃密なフルーツは、この若さですでにゴージャス!!
今飲んでも美味しく、将来もありそう!
唯一注文をつければ、最後の今一つの伸びでしょうか?
でもこの濃さで、この品は他のドメーヌでは見つける事は大変でしょう!!

美味しく頂きました!
タケトッティー氏にサンキュウ!!

河豚の後に寄りましたが・・・

2005-11-27 07:52:55 | ワイン
昨晩は母校のT北大学同窓会の学術講演会がありまして、その後I医科大の歯学部のS教授を囲んでの懇親会となりました。季節の河豚料理の美味しさも手伝ったのか、また気さくなS教授の話も楽しく、大変盛り上がりまして、その店を出るころには完全に出来あがっておりました。

誰かが『そう言えばボジョレー・ヌーボーとやらを飲んでいないな!』と言ったから、さあ大変!!即座にヌッフへ向かう事に決定したわけであります。

私としてはヌッフは自分のフィールド!ワインの一杯やニ杯、もちろん受けて立つ所ですが、なにしろ飲みすぎマークを付けての参上で・・・

実は何を飲んだか?憶えてないというありさま・・・
初めてのエチィケットのヴィラージュ・ヌーボーと確かシャンボールのフースロットだったような?でも造り手の名前は全然出てきません!
いずれシャンボールなどは、エキゾティックな香気に包まれた、しなやかでいかにもシャンボールらしい、美味しいピノ・ノワールであったはず・・・

帰りぎわに大量の水を飲み、最後に出された03’のグリーリ・ド・テスタマッタの鮮烈な味わいで目が醒めたという事でした。

カズクンバーで、97’リッシュブール DRCや63’シャトー・マルゴーなんて酒も飲める情報もイトウゾ店長から聞きましたが、本日は打ちドメ・・・

山岸のカテドラルへ直行でした!
とにかく河豚は酒が進みます・・・・・
気をつけましょう!ではまた!!

師走ですよね!

2005-11-25 04:05:36 | ワイン
もう一週間を切りました。ワイン会、忘年会がめじろ押しの十二月が控えております。体調を整えないといけませんね~~

12月4日には『オテル・ド・ヤマダ』の「Farewel Party 2005」がございます。登録の御仁は御油断なきように・・・頼みますよ!!

オール・ブラインドのマグナムのラインナップですが、おそらく意外と思われるかもしれません!本当に普通のワインが並びます!!
でも、ヴィンテージや造り手の選択が玄人好み?(自分で言うのも変ですが・・・)
って感じでしょうか・・・

まあ乞う御期待ってところです・・・

今年はあの時以来、ヌーヴォー飲んでいません!
ドメーヌ・ド・シャサーニュやドミニク・ローランはどう変わったのでしょうか?
もしあれば、飲みたいところですが・・・ありますかねイトウゾ店長?

あ、それとオテルの前日に、あのワインの吟遊芸能人「辰MT郎」氏が急遽来盛することが決まった様です!サウスリヴァー地区のワインの雄『ヴァンTンJ』で食味会が挙行される見込みとか・・・・・くわしくはマダムに連絡を・・・

では、朝早く目が醒めた・・・マッサーウオ司教より