The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

友あり、遠方よりご祝儀の知らせあり・・・

2008-07-30 23:45:22 | ライフ
オテル・ド・ヤマダも早113回を向かえましたが、
その中でいろんな方に参加していただきました!

仕事柄、とうとう盛岡を離れ99回を境にご無沙汰となったS藤氏から一通の葉書が届きました!
最後にお会いしたのは、あの『東京マクシヴァン行脚』でしょうか?

それがなんと!Congratulation!!
ご結婚の報告でありましたのですよ♪

まあ、それにしてもS藤さんには沢山のワイン会に参加して頂きました。
そういえば、一見さんお断りのイタリアン『ヴィーニ・ディAライ』をご紹介いただいたのもSさんでしたよね・・・

お相手は何処で知り合ったのでしょうか?
ワインかな?ボーリングかな?それとも・・・・

何はともあれ、おめでとうございます!

ねじれ国会でも、されかまないで頑張りましょう!!
いつかまた東京で・・・よろしく!

ジブリオットはどうなってるの?

2008-07-29 20:09:25 | ワイン
2002年に華々しくデヴューしたネゴシアン、それもあのクロード・デュガの係わりとくれば、注目度も相当な物・・・でした・・・

でもそれも、日本限定販売の02’だけだったでしょうか?

詳しくはクロード・デュガの息子のベルトランと娘のレティアンの立ち上げたネゴスなのですが、なぜか線香花火で終わったようです・・・

例えば、02’のジュブレイ・シャンベルタンはドメーヌ・デュガとジブリオットの物では全く似て非なる物ですよね・・・

濃密に甘く凝縮したフルーツはジブリオットには見られません!
むしろ味わいはミディアムにまとまり、
風味はダークチェリーにカシスの青紫のフルーツのニュアンスを感じます!
6年の待ちで、エッジはアンバーを帯び、アジアンな香辛料のフレーヴァーも感じ取れる早熟さなんですね・・・

ある意味、明解・・・でも神秘性に欠ける?
先が見えてしまうっていうのでしょうか・・・

そこが、ワインヒートの琴線をくすぐるほどのオーラには不十分なのでしょうか?
(じゃあ、コスパはどうなの?と聞かれれば微妙・・・)

ドメーヌでは3万何ぼでも直ぐに完売するシャルムが、ジブリオットでは1万チョッキリでも一本も売れないこの現実・・・

ここに『日本のワインヒートの窮まったお宅文化』の縮図を垣間見る思いを感じるのは、ワタクシだけでしょうか?

とにかく、そんな人たちとお相手するのは大変ですモ~~!

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04’シャルムでこの値段、でもこれって以外に買いなのかもよ↓


なんちゃって純米酒のこの酒名は?

2008-07-28 22:05:00 | ライフ
酒飲みの性として、顕著なパターンは『一箇所では帰らない』という事がありますよね・・・

もし一箇所だけで帰るバヤイがあるとすれば、相当酒の連荘で具合が悪いとか、
何かの理由で家族からの信用を失っている時節柄などのケースに限定されるわけでして・・・

更に加えて、酒飲みは出来れば毎日でも飲みたいのが常!
『いや~!無理に誘われちゃった・・・山田先生に・・・』
などと、あたかも迷惑そうに自己弁護などをしても、困った顔は家を出るまでで、
出てしまえば恵比須顔に豹変するパターンが殆んどでしょう・・・

そんなもんです、酒飲みって!
もちろんワタクシも含めてであります・・・

てことは、当然飲む頻度が多くなるわけですから、
腹の中ではどのようにして安く飲むのか?が一つの命題!

もちろん、世紀のワインを前にして、その価値を判らずに頓珍漢な事を言うのはどうかと思いますが、、やはりコスパは大事です!

だから、結局同じような場所に集まってしまうわけだ!

さて、先日も値ごろ感抜群の和食やさんで一献!
刺身のお造り、ホッキ貝のあぶり、前沢牛とジャガイモの旨煮、奴ときて、
冷酒を頼みました。

で、そこの御主人が『これ、重くて昔の酒みたいですよ!』と差し出した純米酒なんですが・・・写真がその酒名であります!

『タクシードライバー』だと・・・
下のほうにはデ・ニーロのご尊顔まで刷り込んでいます!

北上の酒蔵の物のようですが、その重さが『あぶりホッキ貝』との相性が抜群で、結構進みました。

最近の日本酒の流れからすれば、辛口端麗の味わいとは正に対峙するものですが、
これも一興!楽しく頂きました!

コスパが良ければ、明日も飲める!でしょうか?

ジュヴレイ・シャンベルタンの次に来るもの・・・

2008-07-27 17:17:46 | ワイン
ジャンテ・パンシオのパストゥーグランの見事さを紹介しながら、
随分前のことになりますが、ヌッフ・ブラインド行脚のおりに、
95’のジュヴレイ・シャンベルタン・ル・ポワスノをご相伴に預かったのを思い出しました。

なんと言っても、特筆はその芳香で、あまやかなプラムの香気の中に、
熟したマンダリン・オレンジや特徴的な八角のニュアンスを見つけたわけです!

味わいは、相対的なバランスのよさに、いかにもジュブレイっぽい大地のニュアンスがあり、堅牢にしてゴツイ骨組み・・・

冴えた、スタイリッシュさの鋭敏なブルピノではありませんが、
待って何ぼの将来を見据えた買いには好材料と言えるでしょう!

当主ヴァンサン・ジャンテは1955年にドメーヌを創業し、
1988年から自家瓶詰めを始めた、正しく新興系の旗頭なんですね・・・

フラッグシップのシャルム・シャンベルタンを筆頭にジュヴレイ・プルミエはポワスノとアン・シャン、そして村名のVV、シャンボール・プルミエはフスロットで、村名のVVがあるようです。
その他マルサネにACのルージュとブラン、それに例のパストゥーグランと来るわけです。
さ~て、何かぬけていないかな?
以上13ヘクタールの所有とのこと、まあこんなところでしょうか?

まあここだけの話、ワインをわかった人はスタイルの好みはアルにせよ、
ここのドメーヌのワインの質の良さはその内に気づくはず・・・

とにかく、値段の急上昇だけは避けたいところであります!

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03’シャルムの最安値、これは買いでしょう!


驚きのパストゥーグラン♪

2008-07-26 23:54:21 | ワイン
只今週末のライヴから帰ってまいりました。
仕事場近くのジャズ喫茶『Nンク・トンK』での、地元ミュージシャンのカルテットだったのですが・・・
これがどうして、なかなかのスイングぶりでした!

やはり、どんなに超テクでも、ジャズはスイングしなきゃだめ・・・
自然に体が動かないと、ジャズじゃあありませんよね・・・

さてスズメバチの飛行も影を潜め、我が家の庭先にも平和が戻ってきたようです!

夕刻ともなれば、はるか向こうから『さんさ』の太鼓の音が聞こえてきます。
それこそ来週は『さんさ踊り』ですよね・・・
気がつけば、宵の口にはひんやりした風をほほに感じ、
先日梅雨明けか?と思ったところですが、夏の終わりもそう遠くのことではないようです。

そういえば、先日K・Kで面白いパストゥーグランに出くわしました!
それはジャンテ・パンシオの造り、
エティケットに『ガメイ』の表記があり、おそらくガメイ主体の物と考えられます。

でも、凄いんですこのパストゥーグラン!
チョット濃い目の、しなだれ系のピノって感じでしょうか?
酸度が微妙ですが、バランスイイんですね!
香りもブラッキーなフルーツのアロマに香辛料のアクセント!
そして何よりお品がよろしく、ワインだけでも楽しめます。

こんなワイン仕掛けたのは、おそらく月光氏しかいないでしょ!