The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2010 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ デヴィッド・クラーク

2013-03-31 22:44:27 | ワイン
さて数日前のワインになりますが、このワインについては書かないわけにはイカンでしょう。

なぜかと言いますと、そのドメーヌがF1のウィリアムズのエンジニア出身という、
話題性があるからではなく、このアペラシオンですら、実に見事な出来映え・・・



それは、凝縮感や力感に優れているというのではなく、
薫り高く、旨味も多く、上品で、内実が備わっている・・・

すなわち、ここ最近ワタクシのカラダが欲するスタイルなんだわさ♪

漏れ聞く話では、リュット・レゾネで醸造も極めてナチュラルなスタイル!

それにしても短い期間で、よくぞこの造りにまで、ドメーヌを押し上げたものだな、
と感心しているしだい。

その日は『季節の野菜のアーリオ・オーリオ・ペペロンティーノ』『トマトとアヴォガドのサラダ』
『ミネストローネ』に合わせたってわけ。





もちろん、美味しくいただきました。

で、ここで思ったのは、このワイン!
マリアージュも確かにイイけれど、ソレだけ飲んでいても満足できうる代物だっていうこと!

一番上のクラスが『ヴォーヌ・ロマネ』だって言うから、驚きだ!
おそらく、ここの造り手のグラン・クリュ、プルミエ・クリュを飲んでみたい、
と思うのはワタクシだけではないでしょう。

『パパの会』なる暑い夜!

2013-03-29 23:09:51 | ワイン
ワタクシから見れば『オテル・ド・ヤマダ』の同窓会、
でも現状は66’67’68’生まれの中堅パパ、
そこに、ほぼパパが終わったワタクシが加わっての異業種交流会になったんですわ・・・

持ち寄ったワインはこの流れ↓



さて、どんな会話がなされたのか?

それはヒ・ミ・ツ♪

ワタクシが抱えて持っていったワインは、
『05’シャンボール・ミュジニ レ・コンブ・ドルヴォー ブリュノ・クラヴリエ』

05’のシャンボール・プルミエはさすがに強かった!
但し本流のシャンボールではありました。

皆さん元気でワタクシも刺激をいただきました。

アリガトー!

『想いZけ』さんで『12’ソレイユ クラシック 白』

2013-03-28 16:59:00 | ワイン
その日は遅くに外飲みを決め、20時半過ぎにお店に到着し、
とりあえず、先付け3種をビールで流し込み、まずは一段落。



そうこうしているうちに、『竹の子とアヴォガドの醤油漬け』が登場し、
何か白ワインを・・・と照井さんにお願いしたところ、表題のワインが出てきたんですね♪



『ソレイユ クラシック 白』!
山梨県産の甲州100%で造られる、『旭洋酒』さんの甲州種のベースラインですが、
この12年ものは特にも素晴しい!

いつもながらの品良い香りに、穏やかで滋味溢れる味わいと、
心地の良い酸味がが楽しめます。

こう来れば、『ソレイユ 甲州』『天屋原』『千野 甲州』の12年ものは、
いやがおうにも期待が高まります。

さて、続いて出てきた『御造り』『クロイソの煮付け』にも、見事な相性を見せ、
その日はニッポンワインの美味しさの原点回帰をタイカン!



何気にこんな感じで楽しめるジブンが怖いか・・・

2007 バッカロッサ ポッジョ・レ・ヴォルピ ラッツィオ IGT

2013-03-25 22:14:27 | ワイン
旅から帰っての最初の日曜日、朝は長男の引越しでツレも忙しそう。

午後からビデオ店で『アルゴ』を借りてきて、
帰ってきてひたすらLPレコードを聴きまくる!
その日はナゼかスパニッシュ・ロックで、しかも70年代のもの♪

『トリアナ』『アラメダ』などの売れ筋はともかくとして、
その日は久しぶりに『グラナダ』を聴いてビックリ!



ジャズロックの範疇ですが、途中でバグパイプも登場する物凄い代物なんですね・・・

そうこうしているうちに、キッチンでは『ミネストローネ』の仕込みに入った!



じゃあってことで、表題のワインをセラーから取り出して飲みました。

このワインが凄かった!



ラッツィオ州の地場品種『ネーロヴォーノ』100%の濃厚系のワイン!
タンニンタップリでも味わいはシルキーで優しい舌触り・・・

香りは野趣もアルケレド、基本ブラッキーな果実と焙煎とスパイスが絡んだもの!
07’は大成功しておりました。

実に美味しい♪

ここだけの話、このワインは、その当時ラッツィオ在住の高校の同級生氏からのお土産だったんです。
ですから、本場直送つうやつ・・・

その所為かどうかはともかくとして、物凄くおいしかった♪

イタリアーノ、角に置けません!ハイ!

2009 ガヴィ ルガララ テヌータ・ディ・ジュステエィニアーナ

2013-03-24 14:23:08 | ワイン
東京⇒安房鴨川の2日間の旅行から帰ってきて、最初の食事で、
このワインを開けました。

もちろんマリアージュ重視のセレクトで、料理はこの通り↓
『青森県産ベビー帆立のミルク&ワイン蒸し』




『砂肝のコンフィ、プティヴェールと髭根つきニンニクを添えて』でありました。



ソレに『イタリアンサラダ』と『白菜の酢漬け』などなど・・・



まずはともかく最高の相性を見せてくれまして、美味しかった♪



このガヴィはガンベロロッソ誌でトレ・ヴィッキエーリを獲得する凄腕のガヴィですが、
特にも『ルガララ』の地区の物は、石灰岩質系で爽やかな青林檎の香りを楽しめます。

しかも香りは繊細ながらも、永続的で、品も良い代物・・・

味わいは穏やかな酸度で、果実も充実し、濃密なエキスを持っているんですね・・・

こう来れば、それらの料理とのマリアージュを見せてくれることは、火を見るより明らかでして、
実に気持ちの良いディナーを楽しめたわけ・・・

ガヴィって、本当に美味しくなったんだわ!
マタマタ感心しております。