The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

エイミー・ワインハウスのライヴの功罪は?

2008-03-31 22:09:01 | ミュージック
日曜日の深夜12時半から約1時間、エイミー・ワインハウスのライヴの放送が有ると言うので、昼に仮眠をとってそれに備えていました。

いざテレビの中で繰り広げられた彼女のライヴの顛末は、
片手に酒入りのポリカップを呷っては足元に置き、
挑発的な眼差しで、電気クラゲのようなダンスでリズムを取りつつ、
ちょっとラリッたネーチャンの自堕落なトークを投げかけるという・・・

そんな奇妙奇天烈なライヴでありました!

もちろん、ソウルの歌唱力は白人女性でありながら一級品!
そして、なんとも言えない微妙なムードが会場を支配しているんですね・・・

見ているとうのワタクシも、ある種の緊張感でドキドキしている訳でして、
それが何所から?と言われれば・・・

この娘!本当に最後までやってくれるのだろうか?
という感覚に陥ってしまうワケです!

2時間半も開場を遅らせた「X-Japan」の演出?
のそれと似た緊張感でしょうか?

いずれ、功罪はともかくとして、
何かを持っているエイミーではありますな~!

D.R.C.の慈善事業

2008-03-30 22:22:16 | ワイン
説明するまでもなく、D.R.C.の白ワインはかの『跪いて飲むべし』と言わしめた、
『ル・モンラッシェ』(現在は跪いても飲めない値段ですが・・・)だけしかありませんでした。

その後、1998年に初めて世に出たD.R.C.の白ワイン!
それが「Bourgogne Cotes De Nuit Blancs Cave Auge」なんですね・・・

これの2002年物が先日の『O様ワイン会』に出されました。

このシャルドネは鮮度のイイ刺身を食する時にあればと思う事が間々あります!

軽めのイエローで、輝きのある液面は正しくピュアーそのもの!
始め注ぎたてはミネラリーにしまったノーズですが、
グラスをステアーする度に、カキーンとしたナッティーな香気や、
熟したイエローフルーツのアローマが立ち始めます。
とにかくエレガントで品格があるんですね・・・
そして味わいは辛口にグッドバランスで隙がない♪

和食とのマリアージュは我に任せろと言わんばかりです!

但しこのコスパじゃあイケマセン!
5人くらいのワイヒートの仲間で開けるべきでしょう・・・

この『カーヴ・オージェ』のエティケットには、その売上金をかの『サンヴィヴァン修道院』の修復、更にはその地の文化財の保護の目的に使用される事が明記されています。

現在では『カーヴ・オージェ』の他に『ラヴィーニャ』も出されていますが、
両者ともパリの酒販店の名称なんですね・・・

オーヴェル・ド・ヴィレーヌも粋な事をしてくれますな~~!
この話・・・どっかの国の、イッキノミの連中に聞かせてあげたいところですよね!

カルガモ軍団、カキツバタ園を占拠す!

2008-03-30 11:28:47 | ライフ
最近歩くテンポが速くなってきました。
土曜日の帰りの歩きは恒例となりましたが、たまには趣向を変えて、
いきなり『深草』前から河川敷に降りてみました。

雪解けのためでしょうか?
中津川の水流もいつもより激しさを増し、川面を覗きましたが、
川魚の泳ぐ様子を見つける事ができません!

よのじ橋の下をくぐり、更に上の橋をくぐりますとカキツバタの群生地が見えてきます。
ここも、川の水の氾濫で、そこらじゅうが水浸しになっていました。

マダマダ冷たさを感じる春の風を受けながら、目を凝らして見ますと、
暗闇の中に何かが蠢いています!

なんとそれは、白鳥さんに置き去りにされたカルガモ軍団ではありませんか!
総勢50匹はいたでしょうか?

6月になれば、そこは一面カキツバタで覆われます!
まさかこれって、自然の惠の害虫駆除隊ですか?

そうだとすれば、カキツバタにっとてはカルガモ軍団に改めてサンキューでしょう!


スシバー!ヌッフの尻尾プレオープン!

2008-03-29 22:19:05 | ワイン
ヌッフ・デュ・パプの奥の間に密かに着工し、
何時の間にか完成の運びになりました!

スシバー『Qeue del Nuef』が4.1にプレオープンとの事であります。
これまでは、チャリバーの寿司の日に腕を振るっていた板前『コーチャン』が、
厳選ネタで皆さんをお出迎え!

ネタは寝ずの番で朝一で市場から調達してきたもの!

とにかく素晴らしかった!美味しかった!!
ホヤの冷製ジュレに始まり、お造り、そしてニギリまで・・・
いわゆる寿司の保守本流!変なイジリは要りません!
このままイってちょうだいな!って感じでしょうか?

ビールに冷酒を少々・・・
その後に傍らに控える冷え冷えのジョゼ・ミッシェルのシャンパーニュをおねだりです!
これは見事なレコルタン・マニュピュランでありました。
タッチの良い泡の舌触りに、濃密な味わい、
適度な爽快感とある程度の余韻を楽しめます!

仕上げの赤ワインは大ぶりのヴィノム・ブルゴーニュでサービスされました。
濃厚なガーネットに、エッジはアンバーなニュアンスです。
注がれて直ぐに、ボリューム感のあるブケが立ち昇ります!
土の風味に、豪勢な熟したプラムとカラントのアローマ!
僅かに見せるマーマレードの風味に陳皮なオリエンタルなアクセント!
味わいは濃密で、底味も十分!でも最後のグリップに欠ける・・・

おそらく10年は経過した、軽めのヴィンテージとみました!

タンニンの当たりと、重厚な味わいに、
酸味の支えの強さでアペラシオンはジュブレイを選択!

なんとそのワイン!

1997 Gevrey Chambertin Le Poissenot Geantet Pansiot

ちょうど熟成の高原部を駈け上がるところ!
なにしろ風味の豪勢さと、味わいの色気にじっくり飲みたくなるワイン!

久しぶりのジャンテ・パンシオ・・・
こんなに美味しいワインでしたっけ?
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01’でこの値段↓



花見の季節はもうすぐです!

2008-03-27 21:54:23 | ミュージック
ヤフーのトップページにも『花見客で賑わう上野公園・・・』なんてのが出ていました。
盛岡では遅れる事どのくらいでしょうか?
まあ、1ヶ月てことはないでしょうから、今年は例年より早い花見になりそうです!

さて我が家のように、ある意味自営業家族にはこの季節に新年度はないんですね・・・
ですから、ここのところの大通りの賑わいを見るにつけ、
この季節感も他人事のようでしたが・・・

本日我が家にとっても、ささやかですが、新年度っぽいイイ出来事がありまして、
4月からの新しいスタートに、チョットですがハートを熱くしております!

皆さん!張り切って行きましょう!!
(なぜかワタクシだけハイテンション!)

今日も芋洗坂・・・とか言うピン芸人のダンスを見て笑いが止まりません!

そうそう、先日はBSで『ドリーム・ガールズ』を見ました。

これは昨年のアカデミー賞で助演女優賞と撮影賞のオスカーを獲得した作品なのですが、
オスカー云々というよりは、ワタクシが中学セイの頃の(もうチョット前か?)
モータウン・レーベルの裏事情が題材で興味深く見入ったわけです。

主役の『ドリームズ』は御存知『シュープリームス』の設定で、
ダイアナ・ロスの役をヴィオンセ・ノウルズが演じます。
助演のオスカーを獲得したジェニファー・ハドソンは
32歳でアル中でなくなったシュープリームスのメンバーがいたのですが、
そのメンバーを好演!実はその人がダイアナ・ロスより歌が上手かったらしいのです!
その辺の事情って謎めいてますよね・・・
そしてジェイミー・フォックス演ずる車のディーラーがかの『モータウン』の創設者、
という設定なんですね・・・

『モータウン』はソウルミュージックの伝説的なレーベルでありまして、
ウィルソン・ピケットやジェームズ・ブラウン、それにオーティス・レディング、サム&デイブ、そして少年時代のマイケル・ジャクソンのジャクソン・ファイヴなども在籍していたわけです!

いずれ60年代後半から70年代にかけて、
ワタクシ洋楽ばかり聞いていたんですよね・・・

なにしろ十五の心ですから、良く憶えているわけです・・・
それにしてもジェニファー・ハドソンのパンチは凄かった!
まずは一度見てください!
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DVDはここで↓