The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

世代間で選曲の溝は埋められますかね?

2008-02-28 22:09:57 | ミュージック
エイミー・ワインハウスを聞いて、どこか懐かしさがこみ上げて来るのは、
ワタクシだけではないでしょう。
どこか60年代や70年代のソウル・ミュージックに共通する感覚があるんですね・・・

ワタクシ中学の頃に買い漁った洋楽のシングルレコードの中に、
サム&デイブの『Hold On I’m Coming!』がありました。
それから加えて、ソウルと言えばもう一つがオーティス・レディングの『Dock Of The Bay』なんですね・・・
まあ、オーティスについて言えば涙物の『Try A Little Tenderness』などがありますが・・・

60~70年代のソウル・ミュージックは、今でも通勤の行き帰りのカーオーディオでの愛聴盤となっています。
そこへ持ってきて、今時のエイミー・ワインハウスの『リハブ』を聞けば、その時代のソウルの味を思い出すわけです。

さて先日、世代間格差の同居人にそのオーティス・レディングの『トライ・ア・リトル・テンダーネス』を聞かせました!

それがどうして、意外や意外!結構反応良かったんですね・・・
まずは、黙って聞いておりました!

それは恐らくエイミー・ワインハウスが上手いこと触媒になったのでしょう!
一人の歌手の出現が選曲の溝を埋める結果になったわけあります。

そんなこんなを考えながら、ただ今96’トロワ・クロワを飲んでいます!
このワインはボルドーの衛星地区のフロンサックのシャトーの物なんですね・・・

95’がファーストヴィンテージで、
造り手は元のムートン・ロートシルトの醸造責任者のパトリック・レオン氏との事・・・
オーパス・ワンやアルマヴィーヴァの仕掛け人としても有名だそうです!ふむふむ・・・

まあ、オーパスやアルマヴィーヴァはともかくとして、
そんな御仁が、なぜに衛星のデイリーを造りだしたのでしょう?
自家消費用?でしょうか・・・

いずれこのワイン、コスパはOK!
でも、開けたてはイケマセン!!
絶対にバッセン早め、できれば上へ下へと複数回のデキャンタージュを敢行し、
グジャグジャにして飲んだほうがイイでしょう!

なにしろ、撫でても叩いてもゼンゼン表情見せてくれませんから!

このワイン、嬉しいのは2日目3日目が美味しく飲める事でしょうか?
そんなワインも必要ですよね・・・

----------------------
99’でもこの値段、ちょっと高めの設定でしょうか?


夜の盛岡名物とは?

2008-02-27 21:17:28 | ライフ
先日の書き込みの通り、ワタクシ1981年に盛岡へ帰りまして、
翌年にはボチボチワインを飲みはじめております。

もちろん、そのころのワインヒートの集合場所は、
大通りの魔のデルタ地帯!通称ドーナッツビルの二階や、
盛Tカバン店の裏手にありました『チャ-R-』系列の御店でした。
 
現在、盛岡のワインシーンは凄い事になっていますよね・・・
犬も歩けば『ワイン会』に当たる?そんな冗談も飛び出しそうな状態です!
まあでも、そのスタート地点がそこにあったわけなんですね・・・

そうですね、確か1989年だったと思いますが、
あの伝説のワイン会がその系列店で始まったわけであります。

第1水曜日にワインを持ち寄る会なので『I水会』・・・
元副総理の金M氏を狙撃した山口組系も『一S会』・・・違うか?

その会は3500円の予算でワインを1本持ってくるのがルールでしたが、
第1回目の事を今でもよく憶えております。
集まったワインヒートは7人、もちろんその系列店のオーナーK氏、門でワイナリーをはじめたG氏、サウスリヴァー・Dのワインバーのオーナー夫妻、H.Aさん、カレー屋さんを始めた御仁、そしてワインなんて何~にもわかんないワタクシでありました。

ワタクシが初めて持っていったワインは87’物のペルナン・ヴェルジュレスの赤!
イズミ・トレーディングのカタログからチョイスした物だったんですね・・・
造り手は憶えていません!何故ソレを持っていったかも分りません!
オタクっぽいチョイスがワタクシらしいですよね・・・

これが、ワタクシのプライベートなワイン会のデビューだったんですね・・・
それ以来約20年、ワインパーティーは盛岡名物?となりましたでしょうか?
その後、盛岡のワインシーンもいろいろ変りつつありますよね・・・

また差し支えなければ、その後の流れ御話します・・・
話題欠乏生の時にでも♪

では!

モンドヴィーノのあの方のヴォルネイ

2008-02-26 19:38:27 | ワイン
カンタベリー一派のプログレが恋しい季節です!

朝はメアリー・ジェイ・ブライジかなんかで、眠気覚ましにソウルを聞き、
トゥワイライト・タイムはキャラヴァンの『ウィンターワイン』で飛ばしたい所・・・
流麗なキーボードにファンタジックなイマジネーションが浮ぶわけでして、
「指輪物語」の中でのストライダー(馳せ男)を思い出さずにはいられません!

さて、夕刻から冷え込みが厳しい毎日です。
こんなことでは、大通り界隈の行脚もなかなかままなりません!

まして、月曜日の会合の後ではなお更・・・ですよね!

でもそこはそれ、ワインヒートの性(さが)なんですね・・・
最後の〆に久しぶりの御仁とP店でワインを一献と相成りました。

そのワイン!最近ある方から見せていただいたDVD『モンドヴィーノ』に登場する、
あたかも『真昼に起き出したフクロウ』・・・と言ったらその御方に失礼か?

そうです、ヴォルネイの名手ユベール・ド・モンティーユの04’物、
アペラシオンはヴォルネイ・プルミエールクリュを御相伴にあずかりました!

ナニシロ、開けたてからピノでありながらのエロ旨系!
妖しげで、エキゾティック、そしてミステリアス・・・
まさかモンティーユってビオじゃあないですよね?
むしろ注いだ瞬間が果実味のピークの激旨状態!!
グラスで待って後からタンニンと酸味が張り出します!

とにかく面白いヴォルネイです!
04’でもオーケイ!十分に楽しめました♪

さて、良いヴィンテージの凝縮したモンティーユはどうなのでしょうか?

-----------------

04’ヴォルネイ・1er Cruここでこの値段です↓


横殴りの雨にビックリ!

2008-02-23 22:14:51 | ライフ
日中は暖かめの天候でしたが、お昼ご飯の頃には急にお部屋が真っ暗!
横殴りの雨が降りだしまして、白百合の丘の向こうにはカミナリも鳴り始めました!

今時の季節に珍しいですよね・・・

我が家の金髪メス犬Rチャンはトリマーから帰ったばかりでしたが、
お部屋に入りたいと自己主張!
このカミナリで、居ても立ってもいられない状況のようです!

本日夕刻から久しぶりに、内臓系焼き肉『Hコ』にお邪魔をしました。
フエ、ミノ、シマチョー、ボンジリ・・・
それと血も滴るような新鮮さのレヴァーを食べながら、
お肌ツルツル系の冷麺で〆ました。

なにしろ元来『放ーるもん』が『ホルモン』なわけでして、
そこはソレ、本来ならソレは大変な場所なわけでして、
ソレをこんな風に食べれるのが、『ハK』の真骨頂なんですね・・・ハイ!
大変美味しく頂きました、またヨロシク!

さて、お家に戻りまして一昨日のメイネイを飲んでいます!
風味的には、大豆を煮込んだような感じ?でしょうか、もちろん開けたてとは違います。
しかし、味わい的には凹んだ感じがないんですね・・・

小難しいワインは置くとダメですね・・・
その意味では、メイネイは大丈夫!凹んでおりません!

振り返ってみれば、お内裏様のお顔が笑ってる様に見えました
今日は早く寝よ-っと!

皆さん、ではまた!

めくれるN.S.G.にこう御期待!

2008-02-22 22:37:25 | ワイン
今日は気分爽快のポカポカ陽気でしたよね・・・
でもこの時期は三寒四温、明日から週始めにかけて寒くなるそうです。

道端の雪も早く消えて欲しいものです!

マウンテンの『想像されたウェスタンのテーマ』を聞きながら、
浄水場の前を走っております。
立ち並んだ桜並木の枝振りもよく、5月の開花も待ちどうしいところ・・・

さて、随分前になりますが、05’ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シェニョ ショーブネ・ショパンを開けました。

ある人は「ユベール・ショーブネはダニエル・ショパンの流れを引き継いでいる」
と言いますが、現時点で果たしてそうでしょうか?

かつてのショパン・グロフィエはピュアーで、よく熟していて、
極めて誘惑的なワインでありました。
そのウェットな舌触りと、果実の純粋さゆえ、小型ジャイエと呼ばれた事もありましたよね・・・

確かにショーブネ・ショパンも悪くないですよ!
健全なフルーツ、品のある芳香、そして味わいにはエレガンスを有しております。

ただ何処かが違うのは確か・・・
どこでしょうか??
強いて言えば、秀逸なピノ・ノワールの持つべきある種の色気でしょうか?

しかしながら、これも恐らく時間が解決してくれるでしょう!
それゆえ、これからのショーブネ・ショパンに期待しております。

ユベールよ、これからが勝負ね???
お後が宜しい様で・・・

----------------------
05’ですが、違う畑でこれ↓