The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

この経済状況とワインとの関わりは?

2009-02-28 08:11:22 | ライフ
カリフォルニアはサンタ・バーバラの超有名ワインショップ&レストラン、
『ワイン・カスク』が閉店となったそうですね・・・

讀賣のワイン・ニュースに寄れば、オー・ボン・クリマのジム・クレンデネン氏も、ここで名を上げたとのこと・・・

リーマン・ショックの悪影響は想像以上のようです。

これだけ経済が疲弊しますと、まず先に抑制がかかるのは嗜好品ということになります!

まあ、赤い液体が嗜好品ではなくて、
体の一部とうそぶいている御仁もいるようですが、
それにしても、サクット飲めるワイン生活・・・そこですよね!

DRCの値段に一喜一憂するようでは、ダメなんでしょう!

不況に左右されないワイン・ライフ!
北の地で展開いたしましょう・・・

第117回目のワイン・フォーラムの事など・・・

2009-02-27 21:09:30 | ワイン
28日で終わる2月は、とにかく早いですよね・・・

まして、受験生を抱える家庭はなおさら!
更に加えて、歳祝いなどに現を抜かしていれば、当然なんですね!

まあ、それにしても今年の「歳祝い」は愉快でした!
余興に出てくる人みんなが、本業は何でしょ?
と疑うほどの力の入れ具合でありました。(物凄いコスプレ♪)

とにかく明日が2月の最終日!
張り切って行きましょう!!

さてここで、3.15の117回目を向かえる、
『オテル・ド・ヤマダ』につきまして少々・・・

お題は既にご紹介の通り『サンジュリアンの三つのレオヴィル』といたします!

メドックのサンジュリアン村には、極めて名の通った、
バランスの良い味わいの、伝統的なシャトーが数多く存在するのは周知の通り!

その中でも、ポーイヤック村に近い、三つのレオヴィルを名乗るシャトー、
すなわちラス・カズ、ポワフェレ、バルトンにスポットライトを当てたわけです。

60年代から現代まで、飲み頃のラス・カズを中心に、
いつものキュイジーヌと共に楽しみます!
(今から涎が出てきた~!)

以前、なぜソムリエがサンジュリアンを好んで出すのか?
を話題にしましたが、そのヒントを見出せるのかどうか・・・

分かるまで、飲んでもらいましょうか?へへ!

参加登録済みの御仁はご油断無きように・・・
気になる方は、連絡を!

では

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67’ラス・カーズの最安値はこれ↓


では実際、ドニ・バシュレはどうなの?

2009-02-26 18:05:26 | ワイン
ヴィンテージが変われば、味わいも変わる・・・
これ、ワインの常識!

04’と05’がぜんぜん違うスタイルでした!
これも、間々ありうること・・・

しかしながら、05’はガチガチのヴァン・ド・ガルド・・・
それに対して04’は妖しげなビオ系ってのも、凄いですよね!

どっちが美味しいのか?って聞かれれば、
その『しちゅえいしょん』で出番も異なる、と答えるでしょう。

これ、最近飲んだドニ・バシュレで感じたことです。
04’はジュブレイ・シャンベルタンをM.ジェイでご相伴にあずかり、
05’はコート・ド・ニュイ・ヴィラージュを自宅であけました。

ドニ・バシュレといえば、『ワインレポート 2009』で、
かのクライヴ・コーツ氏に、最も偉大なブルゴーニュの生産者として選出された、いわばライジング・スターの候補生なんですね・・・

それにしても、05’と04’のニュアンスの違いにビックリです!

クライヴ・コーツ氏はドチラのヴィンテージを押したのでしょう?

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05’ブルゴーニュはここで↓


訃報、ピエモンテのカッペラーノ!

2009-02-25 23:02:54 | ワイン
もしピエモンテのセラルンガでも、テロワールと同意語があるならば、
正しくそこの地所のテロワを正確に抽出する造り手であります。

更には、100年続く伝統的なバローロのアジェンダの4代目!
しかも、相当古くからの、ビオディナミの忠実な実践者としても、有名な醸造家であります。

その人、テオヴァルト・カッペラーノ氏が64歳で亡くなったとのことです!

最近では、あたかもブルゴーニュを飲んでいるかのような、
錯覚を起こしかねない味わいと、品の良い奥ゆかしさを持ち合わせる、
見事なバルベラをご相伴に預かりました。

そのシナヤカで、芳しいバルベラを忘れることができません!

そのアジェンダのフラッグシップは、
『オティン・フィオリン ピエ・フランコ・ミケ』と言いまして、
接ぎ木無しの葡萄の木から造られた、オートクチュールのバローロなんですね・・・

いわゆる、超ヴィエ・ヴィーニュって事でしょうか?

最近は、その対角にある新興勢力バローロ・ボーイズに押されぎみですが、
このアジェンダは、伝統派の中でも、中味のある、素晴らしいバローロを生産する、数少ない造り手の一つでしょう・・・

楽しみだっただけに、とにかく残念!
ただただ合掌です。

年越しヌーヴォーは美味?

2009-02-24 19:49:31 | ワイン
そりゃ~ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの美味しさとは比べようもなく、
そして世に言うガメイ嫌いのワインヒートは、たくさん巷におりますけれど、
ワタクシとしては、ガメイのヌーヴォーを折々に飲むことが楽しみなわけです!

例えば本日、ビールを飲みながら焼きそばを食べ、
さて何を飲もうかと思案した挙句、去年のヌーヴォーをササッと開けました。

コレクション・シュヴァリエのヌーヴォーはレストランVのS君からのご紹介!

08’らしく、軽めの造りですが、
胃の粘膜に蔓延る油を流してくれる、適度な酸味が心地イイわけです!
味わいもガメイガメイしておらず、ビオのムードもありありですが、
底アジのまとまりが、数杯飲み込んでも飽きさせる事がありません!

それだけ飲むのでは、そのうち寂しくもなりますが、
食中酒としては、十分に真価を発揮いたします。

特にも、年を越したヌーヴォーの味わいは、
ヌーヴォー騒ぎの最中の味わいより数段美味しく、
新着のヌーヴォーはそれはそれとして、新嘗祭を楽しむのも一興ですが、
価格の下がった所の船便を、サクッと飲むのもイイわけです!
(まあ実際のところ、もう少しのコストダウンを望みますが・・・)

さて今週で二月も終わります!
三月の第一週と第二週はワイン週間なんですね・・・
3.7は『第41回 ワインとキュイジーヌの夕べ』3.15は『第117回 オテル・ド・ヤマダ』の開催です。

ちなみに、3.7につきましては、いつもどおりのレストラン方式で!
泡⇒白⇒白目隠し⇒モレ一級⇒モレ特級⇒赤目隠し⇒98’ポムロール⇒96’サンテミリオン・グラン・クリュ⇒赤目隠しの流れになります。

ということで、気になる御仁は連絡を・・・

では