ユリス・コラン、ブラン・ド・ノワール！

『Ｂルージュ・プリュス』のＴ氏が、ワタクシの生誕祭のミサにと、


持ち込んでくれたシャンパーニュこそ、目を見張るような逸品でして、


それを今回のスタートで、皆さんとお相伴に預かったわけです！


NV　シャンパーニュ　ユリス・コラン　ブラン・ド・ノワール　エクストラ・ブリュット


ユリス・コランの当主、オリヴィエ・コランは、


２００年続く葡萄栽培農家の家業を継承し、しかもワイン造りは、


かの『ジャック・セロス』の元で、修行したとの事・・・


『ジャック・セロス』の弟子と名乗るドメーヌは、それこそ玉石混交で、


本物は『ヴェット・ソルベ』と『プレヴォー』などが挙げられるようですが、


この『ユリス・コラン』は、本物中のホンマモノ・・・


しかも、今までに目にした事のない『ブラン・ド・ノワール』には、


流石に驚かされました！


仄かに桜色に染まった色合いは、はかなさと温かみを演出し、


細やかな泡立ちは、エレガンスを連想させます！


そっとフルート・グラスに顔を近づけますと、ミネラルを意識させ、


淡い花の香気に誘われて、熟したプラムや、壮麗な柑橘のアロマを感じます！


味わいは繊細にして、内実もあり、忘れがたい余韻も満足できうるもの・・・


『オテル・ド・ヤマダ』のこの時期のスペシャリテ、


『季節の野菜と魚貝のゼリー寄せ』との相性も抜群！


第１２７回のスタートに、華を添えてくれました！