メルロという品種は、もちろん世に言うボルドー品種ではあるけれど、イタリアでもトスカーナやフリウリなどで良いものが出来る。
イタリア人に言わせれば、もともとイタリアに在った品種だったけれど、ガリア遠征の折にカエサルがフランスに持ち込んだのだ、ということなのだ。
だからイタリアで良いメルロが出来るのは当然と言うことらしい。
で、今回のように、これくらいのヴィンテージのメルロ、特にも『ラディコン』作ともなれば、並みのボルドー右岸を持ってきても、なかなか太刀打ちできないということになる。
ジッサイご相伴にあずかってみると、これが凄いメルロだったのだ。
それはもちろん、御出汁の薫風よろしく、一方では張り詰めた果実にはミネラルどころか、塩気まである。
そして30分ほどの待ちで、コンセントレーションに僅かな解けが生じ、スタイリッシュさとエレガンスで驚きを禁じえないのだ。
その日は『梅山豚の赤ワイン煮込み』に抜群の相性を見せてくれた。
ガストロノミックでもある、このメルロ!
500mlでも充分に満足できる代物なのだ。
イタリア人に言わせれば、もともとイタリアに在った品種だったけれど、ガリア遠征の折にカエサルがフランスに持ち込んだのだ、ということなのだ。
だからイタリアで良いメルロが出来るのは当然と言うことらしい。
で、今回のように、これくらいのヴィンテージのメルロ、特にも『ラディコン』作ともなれば、並みのボルドー右岸を持ってきても、なかなか太刀打ちできないということになる。
ジッサイご相伴にあずかってみると、これが凄いメルロだったのだ。
それはもちろん、御出汁の薫風よろしく、一方では張り詰めた果実にはミネラルどころか、塩気まである。
そして30分ほどの待ちで、コンセントレーションに僅かな解けが生じ、スタイリッシュさとエレガンスで驚きを禁じえないのだ。
その日は『梅山豚の赤ワイン煮込み』に抜群の相性を見せてくれた。
ガストロノミックでもある、このメルロ!
500mlでも充分に満足できる代物なのだ。