The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

大晦日の朝、Rチャン雪中行軍!

2007-12-31 21:28:13 | ライフ
とうとう大晦日に冬将軍がやってきました。
犬は元気に庭駈け回り、猫はコタツで丸くなる・・・

我が家の金髪メス犬Rチャンは朝からやる気満々!
そこら中を走り回っています!
犬年零で65歳ですよ・・・

当方雪かきで体力消耗しつつも、Rチャンの視線を無視できず、
自転車道路の雪中行軍敢行です!
ああしんど・・・

さて家に戻ってみますと、テレビでは1990年のイタリアでの3大テナーの競演です!
ルチアーノ・サンドローネ?違った・・・
ルチアーノ・パヴァロッティの勇姿に暫し注目!
十八番の『トゥーランドット 誰も寝てはならぬ』を歌っておりました!

やはり、生前最後のトリノ・オリンピックのオープニング・セレモニーの時とは、
随分違います!

さて大晦日・・・今日は誰も寝てはならぬ!ですぞ!!

平成19年ラスト・ミッドナイト・クルーズ!

2007-12-30 17:38:06 | ライフ
雪もなく、寒さもほどほどに、
そして師走の賑わいもない・・・
いったい、盛岡の人々は何所へ消えたのでしょうか?

そんな平成19年12月29日の一こまであります。

その日は、年末恒例の盛岡I高バスケ部の同窓会の総会があり、
その後にも、イタリア帰りの旧友Yチャコ氏とIT銀行Mヤッペ氏との飲みという、
豪華ラインナップが控えておりました。
本当は47’同窓会のお誘いもあったのですが、
その会にたどり着く確率はほぼ0に近いようです・・・連絡のM君ごめんね!

さて、大手先の『東Y』でバスケ総会がありまして、
校歌で〆たのがほぼ21時ころでしょうか?

それから、バスケ関係の2次会を欠席し、急ぎ足でY&M氏と合流!
Yチャコ氏のイタリア四方山話を聞きました。

ラッツィオ州のローマで4年間の勤務との事・・・
本人は嬉しそうにも、憂鬱そうにも見えるが、
私から見れば、非常に羨ましい!
できればワタクシ変りたい所なんですが・・・

漏れ聞く所では、スーパータスカン中心にワインを買い込んでいるようですが、
それはそれとして、今のイタリアのキーワードは『地場』そして『コスパ』でしょうか?
値段がアッパーで、評判の高いイタリアほど美味しくなくなる・・・
これは、チョット言い過ぎでしょうか?
デモそんな傾向も散見されます。

すぐ開けて、楽しめる、陽気なイタリアワインもいっぱいあります!
4年後に日本に帰ってきて、ちょうど美味しくなっているくらいのストロークのワインじゃあいかがでしょうか?

ところで、オジャマをしたお馴染み『Mジェイ』で開けたハーフボトルが美味しかった!
それは98年物のシャトー・ラ・ポワント(ポムロール)なんですが、
軽めに熟成の領域に踏み込んだ、
イイ意味でのポムロールらしい逸品でした。

甘いガトーの香りとセミドライのプラムとカラントのアローマです。
ふっくらとした、シルクタッチのフルーツは伸びやかで余韻も満足できます。
果実の瑞々しさも残しつつ、微かなタンニンの重さがボルドーのシリアスさを実感!

こりゃ、良いポムロールでしょう!
欲しかった所でしたが、T商店では終っていました。

そんなこんなで07年も後2日・・・
新年は嵐の幕開けとの予報ですが、それも一興!
ワタクシ八方塞の2007年を這い這いしながら乗り切って、
来年は嵐と共に駈け回ります!ハイ!!

これって、希望的観測でしょうか?


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最安値のT商店、これしか残っていません!



いけてます!シチリアのネロ・ダヴォーラ!

2007-12-28 23:39:30 | ワイン
昨晩は、『わかB』で魚を食べ、カズクン・バーでワインを飲みましょ!
ということで、かなりの飲めや歌えや状態で、
アルコール血中濃度も相当上がったようです。

その結果、酔ったままでブログに書き込みまして、
なんとカラオケの曲まで披露してしまった顛末・・・

朝起きて、なんちゅうこと書いとるんだ!ワイは!!
と暫し呆然とするも、後の祭でありました。
不細工な物みせてしまって、ハンセイ、ハンセイ・・・

さて、アト幾つ寝るとお正月でしょうか?
師走はあっという間と言いますけれど、本当にあっという間ですよね!

明日が今年最後の行脚になるのでしょうか

最近2度にわたって同じシチリアを飲みました。
それは、03’ネロサンロレ ネロ・ダヴォーラ グルフィ!

ネロ・ダヴォーラはタンニン豊かな、果実味の力強い、シチリアの地場品種であります。
むしろ、その特徴を生かし添加用に使われることが多いとのこと・・・
でもこのシチリアのアジェンダのグルフィは100%ネロ・ダヴォーラで有名なんですね・・・

ネロブファレッフィはその主用ワインでしたが、
03’からこのネロサンロレが加わりました。

ブルゴーニュとボルドーの間にはさんでもぜんぜん違和感ありません!
てことは、ある意味フィネスに近い調和を持ち合わせている・・・
と言う事でしょうか?

凄い地場が出てきたものです・・・

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タケサワにありました!
これは本当に凄いシチリアです!一本押えるべし↓



猿さんチーム、熊さんチーム!

2007-12-27 23:38:01 | ライフ
ただ今、カズクン・バーから帰ってまいりました。
ジョルジュ・シコトのブルゴーニュ・ルージュを飲みながらのカラオケ三昧・・・

何曲歌ったでしょうか?
まずは、矢沢EI吉の『東京』でしょ、帰す刀でT京JAPの『摩天楼ブルース』でしょ、しばらくは猿さんチームにマイクを渡しつつ・・・

その間にも、曲カタログには三本くらい、指入っています♪

続いて、サザンの『真夏の果実』・・・
冬なのに歌っちゃいました!ワインって果実味大事ですよね!

それから、ジェームズ・テイラーの『You've Got A Friend』でしょ!
最後は、世紀のオカマ?エルトン・ジョンの『Your Song』

いつものパターンであります。
それにしても、03’でしたがジョルジュ・シコト・・・
チョット甘いですが、美味しかった!
いかにも03’のオーラ出ています。
ACブルとしては合格点ではないでしょうか?

さて今年最後のカウント・ダウン始まります!

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タケサワで売ってました!
03’でこの値段ですから・・・値ごろ感は抜群ですよね!


お口をすぼめてクレリコのドルチェット!

2007-12-27 00:44:24 | ワイン
始めから硬いの分ってました。
ピエモンテの優良年の01’だし、ドルチェットの名手クレリコだし・・・

まあ、頼みの綱はバローロボーイズであること・・・
小さなバリックでの樽熟成で、ひょっとしたら最初からイケルカ?
でも、それはやはり無理でした!

閉じ切ったピエモンテを短時間で解けさせるのは至難の技!
ドルチェットは特に根っからの食中酒なわけでして、
これを何もなしで、ちびちびやるのは難しいことであります!

濃厚なガーネットの色調で照りも見事です!
ミネラリーなニュアンスと若いマオタイ酒のようなトップノーズ!
プルーンのエキスとブラックチェリーのジャムのアローマが立ち昇ります。
甘味を僅かに抑えた、生気のあるフルーツ!
97’などに垣間見れる妖気のごとくのデカダンは封印されたまま・・・
でも、隠しようにも隠せないのは素性の良さでしょう!

もしあなたが5年の待ちの忍耐力を持ち合わせる御仁なら、
このドルチェはワインのみでも、極上のメタモルフォーゼ!
一方、あなたが忍耐力のない御仁なら、牛頬肉の煮込みかなんかと飲んじゃえばイイ・・・

何もなければ、お口をすぼめて飲む事になるでしょう・・・

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05’ではこの値段です↓