The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

練れ白飲んで思うこと・・・今年最後のツブヤキです!

2008-12-31 17:48:20 | ライフ
1956年もののアーサー・バロレについて、書き込みをしていたところ、
かつて、伝説のワイン会で何度かご相伴に預かった、1974年 モンラッシェ DRCを思い出しました。

もちろん、56’シャサーニュ・モンラッシェ レ・シュニュボットは,
迫力、気高さ、複雑性、余韻・・・どれをとっても、比べようもないわけですが、
その時はそれを飲んで、流石は練れ白♪と感じた次第!
てことは『練れ白礼賛=誘発因子』が微妙に作動したということでしょう・・・

さてその当時、1974年物のモンラッシェは偶然目に入ったドラマに登場し、
ワタクシの中でも、それに対する思い入れがマスマス増長し、
それ以降の80年代、90年代の、どのモンラッシェ DRC をしても、
それ以上の感動を得ることは叶いませんでした。

そのドラマが、松本K四郎主演の『王様のレストラン』でして、
かつて支配人として働いていた、由緒あるレストランが、
今や閉店の憂き目にさらされているという設定なんですね・・・

そこに伝説の名支配人=松本が長い旅を終えて、そのレストランに辿り着きます!

テーブルに着席し、おもむろに頼んだワインが74’モンラッシェ DRCだったわけなんですね!
そして、主人公=松本は前菜からデザートまで、それ一本で通したわけです・・・

『いくら取られたんだろうか?』なんて、下世話な話ではなくて、
そこで思ったのは、そのやり方、格好イイ~~ぜ♪
(ディケムで最初から最後まで通すのは、モット格好いいけど・・・)

で、何が言いたいのか?という事になりますが・・・

つまり、何百本ワインを飲みこんでも、記憶に残るワインというのは、
相当美味しかったか?もしくは、別な話題性の絡みがあったか?
そしてどんな雰囲気(楽しいお相手♪)で飲めたのか?ということになるわけです・・・

ただそれが、言いたかっただけ・・・
(チョット酔ってます!大晦日は夕方から飲んでイイのだ!)

さあイキナリ話は変わって、気が付けば2008年が暮れようとしています!

全てのワイン・ヒートの皆さんに、今年一年お付き合いいただき、
心より感謝を申し上げる次第であります。!

来年もまた、素敵なワインをかたわらに、
カッコのいいワインライフを送りたいものです・・・

では、皆さん!!よいお年を!!

さて、紅白見よ~~と!



2008年 記憶に残ったワイン達 全ての白ワイン♪

2008-12-31 11:54:30 | ワイン
いや、今日は何でこんなに車が少ないの?
どうして、スーパーだけ混んでるの・・・

ありゃ?今日は大晦日だったんだわ~~~

てな感じであります!

何がなんだか、分からないうちに、今日を迎えました!

何かやり忘れはなかったか?
それも心配・・・でもいいか!
この国の首相は、いつのことからか分かりませんが、
年越しではなく、3月が年度末と言う様になりました。
(確かに法人はそうでしょうが、個人はいかがでしょうか?)

さて、この企画も最後になりますが、今年飲みました白ワインの中で、
記憶に残ったものをいくつかご披露いたしましょう!

1998 Le Montrachet Bouchard Pere & Fis

1997 Batard Montrachet Etienne Sauzet

1997 Chevalier Montrachet Leflaive

1956 Chassagne Montrachet Les Chenevottes Arthur Barollet

1998 Meursault Les Rougeot Coche Dury

2000 Meursault Clos de la Barre Comtes Lafon

1998 Chevalier Montrachet Leflaive

1999 Bienvenue Batard Montrachet Leflaive

1994 Meursault Clos de la Barre Comtes Lafon

1994 Silex Didier Dagueneau

2001 Silex Didier Dagueneau

1998 Ch. D'Yquem

こんなところでしょうか・・・
比較的若めの凝縮したシャルドネが多かったように思われます!

そんな中でも注目は、56’アーサー・バロレのシュニュボットでした!
これは、危険な位の熟成の極み♪
『甘く危険な香り・・・』とは、正にこの事・・・

白の危険なワイン、欲する今日この頃です・・・

2008年 記憶に残ったワイン達 ブルゴーニュ編♪行脚編

2008-12-30 19:41:09 | ワイン
さて、29日はワタクシにとっての年末の一つのピーク、
バスケの集まりや、47卒会などがありましたが、
各地のチュルドレンが帰省できるのは、この日だけ・・・

てことで、全てのイベントをキャンセルし、家族6人が大集合♪
と相成ったわけであります。

本当に本年も押し迫りましたが、何はさておき最後に思い出すのは、
ブルゴーニュ・ピノ・ノワールですよね・・・

そこで、記憶に残ったモノを、並べてみますと・・・

1997 Gevrey Chambertin Le Poissenot Geante Pansiot

1999 Gevrey Chambertin VV Hubert Lignier

2000 Musigny VV Comtes de Vogue

1995 Clos de Tard

1995 Chambertin Clos de Baze Almand Rousseau

2005 Chambertin Clos de Baze Almand Rousseau

2005 Chambertin Almand Rousseau

1997 Clos St Denis Dujac

2001 Gevrey Chambertin Clos St Jaques Almand Rousseau

2001 Chambertin Almand Rousseau

2003 Clos St Denis George Lignier

1993 Nuit St George Le Caillou Alain Michelot

1995 Romanee St Viven D R C

2001 Chapelle Chambertin Claude Dugat

2001 Charme Chambertin Claude Dugat

こんな感じでしょうか・・・

最優秀に評したい物、いろいろありますが、
アルマン・ルソーのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズの世紀のヴィンテージ、
2005年を飲めただけではなく、一緒に1995年との飲み比べも出来、更には2005年のシャンベルタンをも飲めた、あの月光氏企画のラック会・・・

それをひとまとめにして、最優秀殊勲ワイン賞に評しましょう!

とにかく凄かった、の一言でした!

それから、話題賞は1995年のロマネ・サン・ヴィヴァン DRC!
目隠しでも、ビビビとブルゴーニュ魂を刺激する、エレガンスの波状攻撃・・・

これはルソーのクロ・サン・ジャックか?デュジャックのクロ・サン・ドニか?・・・なんとそれは、予想を遥かにクロス・オーヴァーしたロマネ・サン・ヴィヴァン♪だったんですね・・・驚きました!

そして、意外にも1997年が妖しの表情を・・・
程よくこなれて、迫り来る『エロティカ・セヴン』と言いますか・・・
デュジャックのクロ・サン・ドニで心も濡れた!
このにワインに今年度の敢闘賞を差し上げたいと思います。

皆さんは如何でしたでしょうか・・・

2008年 記憶に残ったワイン達 シャンパーニュ♪行脚編

2008-12-29 00:20:01 | ワイン
さて、うっとうしい日常が続く中で、一服の清涼剤になりうる飲み物・・・
それがシャンパーニュですよね!

今年も美味しいシャンパーニュ、いろんなところでご相伴に預かりました♪

記憶に残ったシャンパーニュは以下の通りです↓

1982 Champagne Sir Winston Churchill

1996 Salon

1999 Bollinger Vielles Vigne Francaise Blanc de Noir

1990 Champagne Le Mesnil Reserve Alain Robert

1990 Champagne Le Mesnil Tradition Alain Robert

NV Champagne Grande Cuvee Krug

この中で、最優秀殊勲のシャンパーニュは、
90’メニル・トラディッション アラン・ロベールでしょうか!

泡のタッチ、風味、エレガンス、そして品格・・・
このドメーヌの性根の入り方感じ入ります。

話題賞はボランジェ・ヴィエ・ヴィーニュ・フランセィーズ♪
濃密さと厚み、その中にも垣間見せる品格のダイナミズム!
見事でした・・・

それから、果てしない将来性をミセツケテクレタ96’サロンには大拍手!
このヴィンテージの希少性を考えるに付け、
二本並べて飲ませてくれたT氏に御礼を・・・

ということで、思い出のシャンパーニュでした・・・

2008年 記憶に残ったワイン達 ボルドー♪行脚編

2008-12-28 17:59:35 | ワイン
さて今年も、いろいろなワイン会に参加させていただきました!
それぞれの主宰の皆様には、この場を借りて、御礼を申し上げます。

いずれ、続いているワイン会は,主宰の日々努力があってのことです!
もちろん、えんの下の力持ちである月光氏の存在を抜きには語れないわけですが・・・

まずは、記憶に残った今年のボルドー以下の通りです↓

1982 Ch. Haut Brion Pessac Leognan

1990 Ch. Gruaud Larose Saint Julien

1985 Ch. La Fleur de Gay Pomrol

1976 Ch. Palmer Margaux

1954 Ch. Haut Brion Pessac Leognan

1987 Ch. Petrus Pomrol

1978 Ch. Pape Clemant Pessac Leognan

1978 Vieux Chateau Certan Pomrol

1982 Ch. Margaux Margaux

1982 Ch. Pape Clemant Pessac Leognan

1973 Ch. Haut Brion Pessac Leognan

どうでしょう、今年の傾向は、意外にもぺサック・レオニャンの美味しいところを、たくさんの機会にご相伴に預かったところでしょうか!

特にも、オー・ブリオンは82’54’73’の豪華ライン・ナップ!
奇跡に近い54’は、誕生月の絶妙のタイミングでのワイフのヴィンテージ♪
とにもかくにも、粋な計らいの月光氏にサンキューです!

ポムロールの豊満さと旨みを、存分に発揮してくれたのは、
85’ラ・フルール・ド・ゲイ!
このワインに最高殊勲ワイン賞を・・・

この時期に、このタイミングで、シャープな味わいの一面を見せつけてくれた、
87’シャトー・ペトリュースに話題賞を・・・

シリアスなメドックの香気をふんだんに楽しませてくれた、
76’シャトー・パルメに、敢闘賞を授与して、ボルドー編を終わりたいと思います!

まずは、飲んだ飲んだ・・・

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これが、750mlオー・ブリオンの最安値!
02’ですが・・・