The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

さあ2013年も、今日で最後となりました!

2013-12-31 07:27:49 | ライフ
年末の慌しさの中でも、ちょくちょくワインで一服!

昨晩はとうとう次男と次女が帰省し、全員が揃いました。

今年は長男の嫁さんも一緒ですので、総勢7人の年越しとなり、
さぞや賑やかになることでしょう!

で、昨晩はこのようなラインナップを飲みました!



その中でも『農楽蔵』さんの『ラロ・スプマンテ アロマティコ ロゼ』は実に旨かった!

北海道産のキャンベル100%とのことですが、
キャンベルを思わせない、品と余韻を持っている。

クイクイ飲んで、あっと言う間の完飲でした!

さて、今日の大晦日ですが、何本のワインが開くことやら、
アレとコレとコノワインを開けるつもり♪

後ほどご報告いたします!
では、年賀状書かなくっちゃ(汗)

2002 シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン マルゴー

2013-12-28 23:12:59 | ワイン
さて、帰省組第一陣が帰ってきて、家食の中味もチト変わる・・・
ゲッティにするつもりであったが、チゲ鍋に変わってしまった!

で、急遽ワインは新着の『13’ローズ 赤 四恩醸造』に変更したのですが、
コレが見事な相性を見せて、まずは一件落着だったんですな!



ところが、その日はナゼか朝から無性にボルドーを飲みたくて、
それを飲むために、何を夜食にしていただくのか?などと、
作戦を練っていたのですが、ムスメ到着で、全てが変わってしまった!というわけ・・・

で、食事が終わって、久しぶりの帰省で、弾む話の合間に、
まるで手品のように、神出鬼没の様相で、登場させたワインが、
この表題のワインだったんですね!

『シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン』!



マルゴー村の1855年のメドック格付け第2級、
嘗てはカベルネが80%を越える、タンニンバランスのグラン・クリュ・クラッセでした。

2002年のヴィンテージですが、11年の熟成期間で、どう飲めたのか?

コレが実に、美味しく飲めました!
まあ正確に言いますと、抜栓2日目が特段見事でした。

タンニンの解けきらない、バランスの悪さは開放され、
滋味が多く、実に旨味が乗っている!

ミディアムだけれど、余韻があって、本格的なメドックの香気も楽しめるんですね♪

このヴィンテージは、正しく値ごろ感があって、
もし買いおいていたら、イイ買い物をした!と言えるでしょう。

そうゆうことができる時代、懐かしく思います(笑)
ホントーに・・・


聖夜にカンパイ、濃密シャンパーニュ!

2013-12-26 22:03:28 | ワイン
イヴにこのシャンパーニュを選びました。

『NV シャンパーニュ グランクリュ キュベ・ジュリー アンリ・ビリオ』♪
以前マコTにて御相伴に与った、濃密シャンパーニュです!





アンボネイのグランクリュのみ使った、『アンリ・ビリオ』のプレステージですが、
アンボネイと言えばピノ・ノワールですので、
当然このワインもセパージュはピノに偏っていると思われます。

色合いもこの通り濃密そのもの、味わいも果実に重みがあるときて、
その香りも赤いニュアンスを備えているわけだ・・・

聖夜のシャンパーニュは、我が家においてはお決まりのパターンではないのだけれど、
久しぶりの家シャン(シャンプーではなくてシャンパーニュ)は、
実に気持ちがリッチになって、お顔も緩みがちになるんですね・・・

それにしても『キュベ・ジュリー』、孫の顔のキャップシールは孫バカ丸出しだけど、
それだけに気合十分はヒシヒシと感じます。

クリュッグもアンボネイで、どえらいワイン造っているけれど、
このワインも、味わいのリッチさと濃密ぶりは引けを取らず、
この手の好き者が、大枚の札を叩かなくとも、
それなりのアンボネイを飲むチャンスは、このワインを見つけることなのかな?

などと、密かに思っているけれど、またしゃべってしまった!(笑)
好みはともかくとして、飲んでみては?

それにしても、もう聖夜か・・・
もう直ぐ年明けなんだわさ!

そんなこと思いながら今日も夜が更けますか・・・
では!

2012 フジクレール メルロ 隼山

2013-12-24 20:14:55 | ワイン
『想いざけ』さんでのプティ・ワイン会の最後に、ヒョッコリと差し出されたワイン!
まずはエティケットも見たことが無く、はてコレはナンでしょ?
と覗き込んで、やっと『フジクレール』の表記を見つけ、
なるほど『フジッコワイナリー』さんのものだ!とわかったんですね・・・



まずもって、何の情報も無く、飲んでみまして、
実に濃厚で、メルロらしく、これは旨いと思ったんですね♪

漏れ聞く話では、2013年の国産ワインコンクール欧州品種赤、銀賞受賞ワインとのこと!
まあ受賞暦はともかくとして、このワインは、本格的なアッチ系メルロの王道を行き、
真面目な愛媛のみかんのように、外さない旨さを持っている・・・

今を時めく、ユルユルのアッチ系ではないわけだ!

ワタクシ脱いでも凄いんです、と言いかねない、
見事な筋肉をも持ち、その香気も保守本流を行っている!

待ってみても、イイかもよ!てな調子♪

まずは追い求めよ!と言い切っても大丈夫!
素敵なニッポン・メルロです。

2012 ノラ・ブラン 農楽蔵

2013-12-23 08:09:25 | ワイン
初めてこのワインを開けました。

シャルドネ100%だとは思うのですが、トップの印象はアロマティック!

ミネラルが効いて、白い花があって、
どちらかと言えば柑橘系のシャープなアロマが中心を支配しておりまする。

味わいは、何といってもナチュラル路線をひた走るものの、
それは始めからそれを意識しての造りではないのでしょう・・・



いつものように、自然酵母による自然発酵、無清澄、無濾過を踏襲し、
出来たワインがこのようになった!という、気負いも無い優しさが伝わってくるんですわ♪

スッと口腔を満たし、全身に染み渡ります!
そこには壮麗な酸味の下支えがあって、それを補って余りある滋味がある。
おそらくや、コレを1年でも待っていれば、もっと良くなる、正気に帰る(笑)

そうすべきでしょう!
さすれば、一段と調和の極みを見せるはず・・・

残りは、このままこのまま・・・
焦るでない!と心にきめました。

ある意味、ニッポンシャルドネの新たな船出、見届けました!