The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1998 ヴァン・ド・アルザス ピノ・ブラン ジェラール・シュレール

2010-08-31 20:03:52 | ワイン
ワインの並びはどうだったのか、どこで飲んだのか、どのような状態だったのか・・・


そんな条件の違いで、同じワインが、全く違う印象に感じる事が、間々あります!


アルザスのビオの巨匠、ジェラール・シュレールの1998年物のピノ・ブランを、


以前、小人町の『Bルヴィル』で、ご相伴に預かりました!


で今回、同じワインを『キュイジーヌの会』の白ワインの最後に、出したんですね・・・


ところが、今回は以前飲んだのと、チョット違った印象に感じたわけです!


その印象は、ビオの巨匠らしく、シャルドネの同属らしく、


キレがあり、よりスタイリッシュ・・・


『Bルヴィル』での、濃厚な重厚感には、到底及びませんが、


この姿もまた一興、充分に楽しめました!


マッタリとした、麦わら色の色合いで、


黄桃にカリン、更には食用ホウズキのアロマを感じます!


ピュアーで素直な果実には、濃密なミネラル感と酸味のキレ!


そして、そこにはある種の繊細さと気品が伴います。


派手に立ち回ることなく、あくまでも主役のキュイジーヌを引き立てる・・・


ジェラール・シュレールの真骨頂を、見た思いが致しました!




第126回 オテルの事など・・・

2010-08-30 23:44:29 | ワイン
ただ今、大通り方面から帰ってまいりました!


月曜日の月末です!この辺でお開きにしないと、タイヘンな事になりますので、


気をつけませんと・・・ハイ!


さてさて、今週末じゃない、来週の初めの日曜日、9.5は、オテルの開催です!


テーマは『麗しのヴォーヌ・ロマネ』♪


村名、プルミエ、グラン・クリュと、


出来る限り、本流のワインを取り揃えて、お待ちしております・・・


登録の御仁は、ご油断無きように、ヨロシクお願いいたします!


群馬の安中Sもダイジョウブかな?


ところで、本日最後のワインは96’ブルゴーニュ・ルージュ ミッシェル・ゴーヌー


だったんですね・・・


M・ジェイで頂きました!


まあ、クラシックな造りとは、こうゆう事なんですね!


14年熟成のACブルゴーニュ!美味しくいただきました!


グングン良くなる、正気に帰る、てな調子です!


さて、明日はホンマモンの月末、頑張りましょう・・・

2001 シャトーヌフ・デュ・パプ キュベ・ジェネラシオン ガルディーヌ

2010-08-29 23:07:33 | ワイン
前回の『キュイジーヌの会』の最後に、


2001年物の『シャトーヌフ・デュ・パプ・レ・カイユー アンドレ・ブリュネル』


を出しまして、で今回は、


同じく2001年物の『シャトーヌフ・デュ・パプ・キュベ・ジェネラシオン


シャトー・ド・ラ・ガルディーヌ』を出しました!


この二つの造り手は、同じヴィンテージの『シャトーヌフ・・・』ですが、


飲んでみますと、その味わいは対極にあるものなんですね・・・


アンドレ・ブリュネルの2001年物は、既に和らぎの熟成感を示しつつ、


心地よい調和を持って、ブルピノを思わせるフィネスを感じ取れる代物・・・


一方ガルディーヌの2001年物は、所謂『シャトーヌフ・・・』の見本みたいに、


濃厚で、土っぽく、幾分野暮・・・


しかしながら、底アジは甘く、妖しの絡みつきが、くせになるタイプと言えるでしょう♪


いずれ、どちらも素敵な『シャトーヌフ・・』には違いなく、


食べ物と、その場の雰囲気と、お客様の好みで選択が決まるのでしょう・・・


またまた、ワタクシ言葉で言わせてもらいますと、


この『シャトーヌフ・・・』は、エレガンス系と土着系が、


クンズホグレツの群雄割拠でして、ソッチ系がお好きなワイン・ヒートにとりましては、


目の離されないアペラシオンと、なっておるようです!

さて、『インセプション』とは、何ですか?

2010-08-29 13:16:18 | ライフ
ハッキリ言いまして、ココで説明するのは、極めて困難!


じゃあ、止めますか?と言われれば、


尻尾を巻いて、しり込みするのも、イヤですので、


まずは、拙い解説になりますが、お聞きください・・・


コレは、端的に言いますと『産業スパイのプロフェッショナル集団』のお話なのですが、


その手段が、ありえない、絶対不可能なミッションでして、


つまり、『他人の頭の中に侵入して、アイデアを盗む』と言うのが、今までの手法、


コレを、今回は『他人の頭に侵入して、別なアイデアを植えつける』と言うのが、


今回のミッションというわけです!


主人公のコブ(ディカプリオ)は、自分の犯罪歴を消しさり、故郷へ帰る、


と言う報酬と引き換えに、この困難な任務を引き受けるのですが、


その依頼人がサイトー(ケン・ワタナベ)なんですね・・・


サイトーが何者かといいますと、今回のターゲットの大企業のライバル企業の一員、


という設定でして、ではどのようなミッションかといいますと、


ターゲットである大企業の、跡継ぎ目前の御曹司に近づき、夢の中に侵入し、


『父親が築いた巨大企業を潰す』という、アイデアを植えつける、という指令なわけです!


で、とうとうコブは、このミッションのために、6名のメンバーを集めます。


そして、ロス行きの飛行機内で、ターゲットを夢の中へと引きずり込め、


6人も一緒に、その潜在意識へと侵入したからサアタイヘン!


後は、想像を絶する世界が待ち受けていると言う事です!


なにしろ夢の中での出来事ですので・・・


とにかく、あっという間の凄まじい流れ、息も吐かせず、とはこの事でして、


驚きの映画ではありました!


ここまで書きますと、冷徹非情なアクション・サスペンス物かのようですが、


そこには、家族愛もちりばめられておりまして、一大娯楽作品に仕上がっております♪


モシ機会がありましたら、ゼヒいかがでしょうか?

『インセプション』しちゃ、困ります!

2010-08-29 06:28:23 | ライフ
ここ2日、遅くの帰宅で、久しぶりに、連夜に渡って、書き込みをサボってしまいました!


一昨晩は、野暮用で大通方面への行脚です。


まずはKKにて、2004年物の『フェヴレイのマコン・ルージュ』を、


ご相伴に預かったのですが、これが美味しく熟しておりました!


このワイン!格下のアペラシオンは速攻で熟成する事を、


まるで絵に描いて証明してくれる代物でして、その熟成ブリは見事の一言・・・


数ヶ月前に、同じワインの2006年物を頂いておりましたので、


その熟成カーブが、物の見事につまびらかにされたワケなんですね・・・


スパイシーで、漢方を連想させるニュアンスや、軽く熟した赤い果実など、


更には飲んでみれば、調和の取れたフルーツと、適度な酸味の裏打ちがありまして、


しなやかで、思わせぶりなフィニッシュをむかえます!


いずれ、ブルピノ系のデイリーには、記憶の片隅に押えて置くべきワインでしょう!


さて、次は問題の昨晩の動きなのですが・・・


映画館『フォーラム』でのレイトショーで、その日が最後という映画を、


なんとしても見逃してはアカン!という事で、出かけたわけなんです!


その映画こそ、クリストファー・ノーラン監督作品、


『レオナルド・ディカプリオ』主演、日本の『ケン・ワタナベ』も脇を固めた、


『インセプション』だったんですね・・・


皆さんは、既に見たかと思います!


いや~~!ワタクシ、


『インセプション』見て、何かを『インセプション(潜在意識への植え付け)』


されたみたいなんですね・・・シビレル映画でした!


映画もココまで来たんだ~~!と言うのが率直な感想です!


まずは、詳しくは後ほど・・・


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06’マコン・ルージュはココでしょうか?
マコン・ルージュ[2006]/フェヴレ

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